2013年 01月 15日
No.1955 1月15日(火):「教育」シリーズ1/4:遊んでいる人間に未来はない |
こんにちは。遠藤です。本日、思考力強化マガジン「Power of Thinking」等を配信いたしました。
今回のテーマは「適切な目標設定のやり方がわからないA君(回答)」と「もし、あなたがビール系飲料メーカーの営業責任者だったら?(出題)」です。思考力を鍛えたい方は本ブログ下段のアドレスよりお申し込みください。
さて、昨日に記した通り、今週は「教育シリーズ」を4回記載します。
そのソースとなっているのは、今週のメルマガの「お薦め本」で紹介した「なぜ、国際教養大学(秋田)で人材は育つのか」です。
※有料メルマガ読者の皆さまにおかれましては、記載内容を変えていますのでご容赦ください。
同大学はこれまでも当社媒体を通じて取り上げてきましたが、念のため説明しますと、2004年に全国的初の公立大学法人として開学した新設大学にもかかわらず、就職難といわれる中、全国から一流といわれる企業がわざわざ秋田のキャンパスまで足を運び、企業説明会を開催し、中にはその場で採用面接まで行うケースもあるという「凄い大学」です。
その理由は「同大学の学生が卓越して優秀だから」に尽きるわけですが、著者である中嶋学長は「その理由」を以下の3項目に集約しています。私もまったくの同感です。
1.開学の理念
2.独自の教育プログラム
3.学生の不断の努力
「教育は理念に基づいて行うもの」であり、「カリキュラムは理念に基づいて決定されるものである」とは、これまで幾度も言ってきたことです。
しかし、大半のフィットネス業界企業は「目先のこと」にしか取り組みません。
「求める人材像」などまったく定義されていないし、定義されていないのにもかかわらず、OJTや、たまに有名ゲストを招くなどで「教育ごっこ」、「研修ごっこ」をやっています。
この状況はフィットネス業界だけに限りませんが、このような取り組みから「卓越したリーダー」が生まれるはずがありません。
「リーダーを育てたい」と言うのであれば、「身勝手」で「井の中の蛙」な考え方を改め、まずは時間をかけて「項目1と2」を熟考すべきでしょう。
最後に3点目の「学生の不断の努力」を強調します。
中嶋学長は本書で「大学で勉強もせず、遊んでいる学生に未来はないことを知るべきだ」と明言しています。
同大学の学生は、一晩で2~3冊の読書は当たり前だし、授業では活発に発言し、鋭い質問がどんどん出るといいます。
これをフィットネス業界の「社員」と比べてみてください。
本も読まない・・、会議では黙ったまま・・、質問も皆無・・。
企業はあらかじめこのような行動を明確に否定した上で、こういう人間に対して「あなたには未来がない」ということを、はっきり伝えるべきだと思います。
多くの会社が甘過ぎますよ。
以前、読んだ本には「人材には4段階ある」として、それぞれの給与が以下のように明示されていました。(※私が少し表現を変えています)
・半人前以下:決められたことができない→年収200万円以下
・半人前:基本的なことができる→年収200~300万円
・一人前:決められたことに基づいて結果を出せる→300万円~500万円
・一流:そこから自分でどんどん成長する→年収の規定なし
これは「実に的確」と思いました。
各社は「遊んでいる社員(未来のない社員)」に、「給与」を払い過ぎています。
そんな社員に報いても「茹でガエル」が生まれるだけです。
成長の基本は2つ。
1つは「各自の不断の努力」です。
もう1つを明日に記します。
★2013年2月6日(水)大阪、15日(金)東京、19日(火)名古屋で開催の定例勉強会の詳細、お申込みは以下をクリック!テーマは「これがわかれば現場の問題はすべて片付く!問題発見・問題解決の方法」です。
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さて、昨日に記した通り、今週は「教育シリーズ」を4回記載します。
そのソースとなっているのは、今週のメルマガの「お薦め本」で紹介した「なぜ、国際教養大学(秋田)で人材は育つのか」です。
※有料メルマガ読者の皆さまにおかれましては、記載内容を変えていますのでご容赦ください。
同大学はこれまでも当社媒体を通じて取り上げてきましたが、念のため説明しますと、2004年に全国的初の公立大学法人として開学した新設大学にもかかわらず、就職難といわれる中、全国から一流といわれる企業がわざわざ秋田のキャンパスまで足を運び、企業説明会を開催し、中にはその場で採用面接まで行うケースもあるという「凄い大学」です。
その理由は「同大学の学生が卓越して優秀だから」に尽きるわけですが、著者である中嶋学長は「その理由」を以下の3項目に集約しています。私もまったくの同感です。
1.開学の理念
2.独自の教育プログラム
3.学生の不断の努力
「教育は理念に基づいて行うもの」であり、「カリキュラムは理念に基づいて決定されるものである」とは、これまで幾度も言ってきたことです。
しかし、大半のフィットネス業界企業は「目先のこと」にしか取り組みません。
「求める人材像」などまったく定義されていないし、定義されていないのにもかかわらず、OJTや、たまに有名ゲストを招くなどで「教育ごっこ」、「研修ごっこ」をやっています。
この状況はフィットネス業界だけに限りませんが、このような取り組みから「卓越したリーダー」が生まれるはずがありません。
「リーダーを育てたい」と言うのであれば、「身勝手」で「井の中の蛙」な考え方を改め、まずは時間をかけて「項目1と2」を熟考すべきでしょう。
最後に3点目の「学生の不断の努力」を強調します。
中嶋学長は本書で「大学で勉強もせず、遊んでいる学生に未来はないことを知るべきだ」と明言しています。
同大学の学生は、一晩で2~3冊の読書は当たり前だし、授業では活発に発言し、鋭い質問がどんどん出るといいます。
これをフィットネス業界の「社員」と比べてみてください。
本も読まない・・、会議では黙ったまま・・、質問も皆無・・。
企業はあらかじめこのような行動を明確に否定した上で、こういう人間に対して「あなたには未来がない」ということを、はっきり伝えるべきだと思います。
多くの会社が甘過ぎますよ。
以前、読んだ本には「人材には4段階ある」として、それぞれの給与が以下のように明示されていました。(※私が少し表現を変えています)
・半人前以下:決められたことができない→年収200万円以下
・半人前:基本的なことができる→年収200~300万円
・一人前:決められたことに基づいて結果を出せる→300万円~500万円
・一流:そこから自分でどんどん成長する→年収の規定なし
これは「実に的確」と思いました。
各社は「遊んでいる社員(未来のない社員)」に、「給与」を払い過ぎています。
そんな社員に報いても「茹でガエル」が生まれるだけです。
成長の基本は2つ。
1つは「各自の不断の努力」です。
もう1つを明日に記します。
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by fitnessbiz-01
| 2013-01-15 23:59