2013年 06月 11日
No.2102 6月11日(火):単なる「箱物ビジネス」 |
こんにちは。遠藤です。本日、「フィットネスビズ書店」を更新しています。今週は「習慣の力 ~The Power of Habit~」です。
「習慣」は「第2の性格」といわれていますが、そこには私達の人生を根本から変える「力」があると思います。まさに「The Power of Habit」です。
以下HPから本をクリックすればアマゾンにつながり、そのままお買い求めいただけます。
※こちらをクリック
今日はこれで移動・・。
既に品川のホームで飲んでました。
さて、昨日、伊藤も書いていましたが、日経MJ誌に「LCC客、出費少なく」という記事がありました。
「Power of Thinking」で取り上げてもいいかなと思っていたんですが、「ネタかぶり」になるので、本ブログで再強調します。
これは「LCC利用者の旅行期間中(訪日中)の支出額が、大手航空会社の支出額に比べて2万円程度少ない」というものです。
まぁ、当たり前といえば、当たり前です。
ここで対比すべきは、フィットネス業界の「低価格会員」です。
これが導入された経緯は「在籍減」です。
会員さんの利用回数を調べたら「4回前後の利用者」が多く、「正会員の8,000円~10,000円は高い」ということで、5,000円前後の「回数会員」を導入したわけです。
当業界は「業界横並び」が特徴ですから、どこからともなく「回数会員で在籍が増えたらしい」という噂を聞きつけた各社は、「何も考えず」に一斉に「回数会員」を導入したのです。
私はこれを知った瞬間から「1秒でも早くやめるべき!」と警告していたわけですが、「中身」を何1つ変えずに「料金」だけいじっても、それは単なる「安売り」にしかなりません。
ほとぼりが冷めれば、「元の状態」に戻るか、「多少、在籍が増えても単価が下がる(売上は変わらないか下がる)」に決まっています。
コンビニ等が高齢者向けに野菜を1/3の大きさにして売っているのとは訳が違うのです。
念のため言っておくと、私は「週1会員」なら検討の余地があると思っています。
運動習慣のない人に「週1回の運動習慣(+自宅での習慣指導)」を提供することは素晴らしいことだからです。
しかし、業界横並びの「回数会員」はそのように設計されていません。
だから「NGだ」というのです。
話を戻すと、「自爆」による「単価減」で目をつけられたのが「会費外収入」です。
「低価格会員導入で下がった会費収入を、会費外種入でカバーする」という図式が出来上がったのです。
ここで参照すべきが「LCC事例」です。
例えばですが、5,000円の月会費の人は、4,000円のパーソナルトレーニングを買いません。基本的に。
※買うやり方もありますが、長くなるので割愛します。
この業界は全体のビジネス設計、収益構造が「滅茶苦茶」なんです。
当業界の現状は「前髪を自分で切っているうちに手の施しようがないくらい変になった・・」というのと似てますね。
これが「経営」と言えるのかと思います。
単なる「箱物ビジネス」で、不動産と与信さえあれば誰にだってできるのではないかと。
明日はこの続きです。
乞うご期待あれ!
※7月の定例勉強会の日程です。
・7月17日(水)大阪
・7月23日(火)東京
・7月26日(金)名古屋
※時間はいずれも18:15~20:45
※詳細のご案内&受付開始は6月19日(水)の予定です。
*****************
★思考力強化マガジン「Power of Thinking」の詳細&ご購読のお申込みはこちらから!
★当社メルマガ「フィットネスビズ通信」の無料登録はこちらから!
※私のフェイスブックはこちらです!
★おすすめコラム!「間違えだらけのフィットネストレーニング(毎週木曜更新)」はこちらから!
※以下の広告は私の意思とはまったく関係なく勝手に表示されております。
「習慣」は「第2の性格」といわれていますが、そこには私達の人生を根本から変える「力」があると思います。まさに「The Power of Habit」です。
以下HPから本をクリックすればアマゾンにつながり、そのままお買い求めいただけます。
※こちらをクリック
今日はこれで移動・・。
既に品川のホームで飲んでました。
さて、昨日、伊藤も書いていましたが、日経MJ誌に「LCC客、出費少なく」という記事がありました。
「Power of Thinking」で取り上げてもいいかなと思っていたんですが、「ネタかぶり」になるので、本ブログで再強調します。
これは「LCC利用者の旅行期間中(訪日中)の支出額が、大手航空会社の支出額に比べて2万円程度少ない」というものです。
まぁ、当たり前といえば、当たり前です。
ここで対比すべきは、フィットネス業界の「低価格会員」です。
これが導入された経緯は「在籍減」です。
会員さんの利用回数を調べたら「4回前後の利用者」が多く、「正会員の8,000円~10,000円は高い」ということで、5,000円前後の「回数会員」を導入したわけです。
当業界は「業界横並び」が特徴ですから、どこからともなく「回数会員で在籍が増えたらしい」という噂を聞きつけた各社は、「何も考えず」に一斉に「回数会員」を導入したのです。
私はこれを知った瞬間から「1秒でも早くやめるべき!」と警告していたわけですが、「中身」を何1つ変えずに「料金」だけいじっても、それは単なる「安売り」にしかなりません。
ほとぼりが冷めれば、「元の状態」に戻るか、「多少、在籍が増えても単価が下がる(売上は変わらないか下がる)」に決まっています。
コンビニ等が高齢者向けに野菜を1/3の大きさにして売っているのとは訳が違うのです。
念のため言っておくと、私は「週1会員」なら検討の余地があると思っています。
運動習慣のない人に「週1回の運動習慣(+自宅での習慣指導)」を提供することは素晴らしいことだからです。
しかし、業界横並びの「回数会員」はそのように設計されていません。
だから「NGだ」というのです。
話を戻すと、「自爆」による「単価減」で目をつけられたのが「会費外収入」です。
「低価格会員導入で下がった会費収入を、会費外種入でカバーする」という図式が出来上がったのです。
ここで参照すべきが「LCC事例」です。
例えばですが、5,000円の月会費の人は、4,000円のパーソナルトレーニングを買いません。基本的に。
※買うやり方もありますが、長くなるので割愛します。
この業界は全体のビジネス設計、収益構造が「滅茶苦茶」なんです。
当業界の現状は「前髪を自分で切っているうちに手の施しようがないくらい変になった・・」というのと似てますね。
これが「経営」と言えるのかと思います。
単なる「箱物ビジネス」で、不動産と与信さえあれば誰にだってできるのではないかと。
明日はこの続きです。
乞うご期待あれ!
※7月の定例勉強会の日程です。
・7月17日(水)大阪
・7月23日(火)東京
・7月26日(金)名古屋
※時間はいずれも18:15~20:45
※詳細のご案内&受付開始は6月19日(水)の予定です。
*****************
★思考力強化マガジン「Power of Thinking」の詳細&ご購読のお申込みはこちらから!
★当社メルマガ「フィットネスビズ通信」の無料登録はこちらから!
※私のフェイスブックはこちらです!
★おすすめコラム!「間違えだらけのフィットネストレーニング(毎週木曜更新)」はこちらから!
※以下の広告は私の意思とはまったく関係なく勝手に表示されております。
by fitnessbiz-01
| 2013-06-11 22:30