No.2134 7月13日（土）：フィットネスビズ兄に訊け！Ｖｏｌ105（通巻296）

※毎週土曜日は「フィットネスビズ兄に訊け」です。

【今回のご相談】　
「先週土曜日のブログにあった『希望退職者』の話は心が痛みます。私のクラブも近い状況にある気がします。希望が持てない状況の中、個人が取るべき行動は何でしょうか？」

【現場たたき上げの遠藤からのアドバイス】
私に言わせてもらえば、そのような「希望のない状況」になるまで、その企業に安住している時点で「この先は厳しい」と思います。

「個人が取るべき行動は何か？」

常日頃、言っているように、

・志を掲げ、
・本物と付き合って、
・そこから学び、
・行動する。

それだけです。

でも、絶対にやらない。

断言します。

組織に安住し、自分は努力もしていない割に、そのくせ「会社に希望がない」とか言っている人は、絶対に何もしない。

が、そういう人達も「ああなりたい」とか「こうなりたい」とかは口にします。

でも、それは「志」ではなく、都合のいい「妄想」です。

で、学びこともせずに、仲間と「群れる」。

で、自宅と会社の往復で、休日はドライブかなんかで適度に楽しんでいる。「プライベートと仕事は別」とか言いながら。

ズバリ、「こんな感じ」だと思います。

もし、真剣に「変わりたい」と思うなら、その会社を辞めて、貯金を投入し、足りない分はアルバイトでもしながら、学校とかビジネススクールに数年間、通ってはどうですか。

要は今の堕落した環境ときっぱり決別しない限り、何も変わらないのです。

でも、これもやらないでしょう。

結局、何もやらない。

やるのは困ってから、似たような会社に転職することだけ。

今の状況を招いたのは「会社のせい」ではない。

「その日暮らし」の生き方をしてきた「あなた自身のせい」なんです。

人間に「優劣」なんかないんですよ。

「差」をつくっているのは「やるかやらないかだけ」です。

今からでも遅くないから、「個人としてどう生きるのか」ということと真剣に向き合ってはどうかと思います。

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