No.2248 11月4日（月）：上原投手の「金言」

こんにちは。遠藤です。本日は祝日なので思考力強化マガジン「Ｐｏｗｅｒ　ｏｆ　Ｔｈｉｎｋｉｎｇ」等を配信は明日でございます。

昨日は失意の夜を過ごしたわけですが、野村監督が言われているように「勝ちに不思議の勝ちなし。負けに不思議の負けなし」です。

この負けを未来につなげられるかどうかがポイントです。

と、力んでいる一方で・・私は子ども達が健康で笑顔であれば最高だと考えています。

勝った負けたではなく、笑ってくれていれば幸せですね。

さて、昨夜、ＴＶをつけていたらレッドソックスの上原投手がインタビューを受けていました。

そこでのコメントは非常に印象深いものでした。

インタビューアー（爆笑問題の田中さん）：「上原投手は怪我等して思うような成績が挙げられず、今年からレッドソックスに移籍したわけですが、昨年と今年で変わったことは何ですか？」

もちろん、ここには解雇同然から見事にカムバックした上原投手の気持ちの変化を聞き出そうという期待があるわけです。

私も上原投手が精神的なことを答えるのではないかと思いました。

すると、上原投手は一言、こう言ったのです。

「環境です」

私は驚きました。

本ブログを読んでいただいている方は、私が大間研一氏の以下の言葉を引用していることをご存知かと思います。

「人間が変わる方法は３つしかない。１番目は時間配分を変える。２番目は住む場所を変える。３番目はつきあう人を変える。この３つの要素でしか人間は変わらない。 最も無意味なのは『決意を新たにすること』だ」

これは「環境を変えよ」と言われているのです。

だとしても、ここで上原投手が「環境」と答えるとは思いませんでした。

もちろん、大前氏と上原投手が言われているニュアンスは多少、異なっていると思います。

それでも「環境」はこれほどまでに人を変えるのです。

いつも言うようにこの前提条件は「自立」です。

「自立」していない人、つまり「依存人」が、いくら「環境」を変えてみたところで何も変わりません。

「自立」×「環境」は化学反応を起こすのです。

現在、ＦＢＬ大学では専用コミュニティで自由闊達な議論が行われています。

参加されている方々は（ＦＢＬ大学の存在は皆さまの一部ではありますが）「環境」を変えたことになります。

そして、その力を感じているはずです。

自他ともに認める「自立」を果たし、「環境の力」で、上原投手に負けることなく「自分の人生」の勝者になって欲しいと思っています。

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