No.2292 12月18日（水）：何が自分の実力を本質的に高めるのか

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こんにちは。遠藤です。伊藤さんに「飛行機で行かないのですか・・」と呆れられながら、陸路で北陸方面へやってきました。

さて、昨日に続き、「魂の経営」からの引用を続けます。

（昨日の内容について）、大手系の方で本ブログをお読みの方は「遠藤がこんなことを言っているぞ！」と経営陣に話してみてください。

おそらく、こういう反応です。

「わかっていないよ（半笑い）」

でも、「わかっていない」のはどっちだって話。

「親会社様」に守られていなければ、スズメの涙程度の営業利益では売却、買収の対象ですからね。

話しを「魂の経営」に戻します。

とにかく、これほどまでに実践的で論理的で熱きマインドが組み込まれた本は滅多にないと思います。

今日は古森社長が「私が人生を通じて常に一番大事と考えてきたこと」と述べていた内容を記します。

それは以下です。

「何が自分の実力を本質的に高めるのか」

それを「基盤となる力」、「本当の実力」と表現しています。

さらに以下のように続けています。

「目先の仕事や成果にとらわれることなく、『どうやったら自分がもっと成長できるか』、『何を学べば基盤となる能力を養えるか』、『どうやったらもっと立派な仕事ができるか』を常に意識しながら仕事をしてきた。このことは今、私の大きな財産になっている」

「格言リスト入り」です。

私はこれまで「基本の大切さ」、「基盤の大切さ」、「自分にとって必要な学びをすること」、「何を学ぶかより誰から学ぶか」といった「成長の考え方」を断片的に披露してきました。

が、それは「何が自分の実力を本質的に高めるのかを考えよ」と言いたかったのです。

私の表現力や言語力もまだまだですね・・。

古森氏も言われているように「目先」はホント、無意味ですからね。

まぁ、その瞬間は効果があるから（何もやっていないところに新しいやり方を入れるわけだから、効果があるのが当たり前）、「無意味」ってことはないですが、いつも言うようにそういう安直なことを繰り返せば、「薄っぺらい顔」、「本物に見透かされる人間性」になっていくってことです。

事例なんて「勉強ごっこ」なわけですよ。

だって、

過去に起こったこと。

他人がやったこと。

ですよ。

（これもいつも言っていますが）、学ぶのは事例ではなく、「何故、そういう考えに至ったのか」という思考プロセスなわけですよ。

でも、新聞も読まない、本も読まないだから、そういった「思考」ができない。

だから、事例をマネするしかない。

浅い！

浅すぎる！

このくだりは本書のＰ１５０に記されています。

年末までに熟読し、「２０１４年は何を学ぶべきか」を考え抜いてください。

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