2014年 04月 05日
No.2400 4月5日(土):学長に訊け!Vol126(通巻317) |
※毎週土曜日は「学長に訊け!」です。
今日は「2400回目」にふさわしい「心の叫び」が届きました。ご本人の許可をいただいた上で掲載させていただきます。ご本人は「遠藤さんのブログに掲載されるのは目標の1つだったので実名でも良い」と嬉しいことを言ってくださいましたが、現状のフィットネス業界に苦言を呈しているので、念のため、無記名にしておきます。FBL大学の皆さまで、かねてから「FBL大学コミュニティ」に参加されている方はわかると思います。
【心の叫び】
少し話しは逸れてしまうのですが、是非遠藤さんに聞いて頂きたい話があります。以下は単に私の歪んだ一面かもしれませんが、どうかお目通しください。私はフィットネスクラブは身体が変わるかどうか、つまり「効果が出たか」が一番重要と考えております。
しかし、フィットネスクラブでのアルバイト~社員時代、会議などで「お客さまの身体がどのくらい変わったのか」についてスタッフが真剣に話し合う場面には一度も出会ったことがなく、その点について質問すると大抵は「運動の楽しさを伝えるのが仕事」、「体を動かしてリフレッシュしてもらう」、「1,000名単位の会員さまの効果を管理するのは無理」、「皆があなたのようにトレーニング好きではない」と言われることが多く、本来、一番の肝であるはずの「効果(成果)」を極めて曖昧にしている不思議な業界という思いを年々強めておりました。
しかし、ここ数年、成果保証業態が注目されると、業界は急に手の平を返したようにお客さまの「成果」「効果」と言い出したように私には感じられ、「なんて流されやすい業界なのか」と悲しく、そして情けなく感じました。そのような思いの中で起業しましたので、会社理念でもあります「効果を約束できる人と場所」を具体的な行動で強く実現していきたいと思います。また、前回のオンラインセミナーで「コーチングビジネスのモデル」を否定された内容は、まさに自分のことだと感じました。(一部省略)。今後ともどうぞよろしくお願い致します。
【遠藤コメント】
まぁ、そういうことです。
今までもずーっと同じ。
「なんとかブートキャンプ」が流行れば、それをやる。
「なんとかダイエット」が流行れば、それをやる。
「ホットヨガ」が流行れば、それをやる。
「サーキットモデル」が流行れば、それをやる。
「加圧トレーニング」が流行れば、それをやる。
「24時間ジム」が流行れば、それをやる。
「そうじゃない」というクラブはそれでいいと思いますが、大半はこんな感じでしょう。
※私達も一部は信念に基づいて実施していますので。
だから、これでいいじゃないですか
放っておけばいいんです。
ごく一部を除いて、同業他社など参考にする必要はまったくない。
そんなことより「独自の価値」を創ることです。
フィットネスビス社でも言っていることですが、各クラブは「旭山動物園」をつくるんですよ。
旭山動物園は「北海道の上の方(旭川)」に「1ヶ所」しかない。
でも、「圧倒的な影響力」を持っている。
「物真似」をされることはあっても、自分達は絶対にしない。
そんなバカなことをすれば、潰れることがわかっているから。
実際、一度潰れかけてますからね。
そう考えると、フィットネス業界企業も潰れないとわからないのかもしれないですね。
いずれにせよ、このような問題意識を持った方が、一定の経験をしたのちに40歳前後で自ら起業するのはとても良いチャレンジです。
私はこういう愚直で、真っ直ぐで、少し不器用な人が大好きなんですよ。
が、初期は苦労もすることでしょう。
私は望まれる限りビジネス面からアドバイスをし、本質にこだわったいつまでも続くジムになるよう心底から支援をしていきたいと思っています。
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今日は「2400回目」にふさわしい「心の叫び」が届きました。ご本人の許可をいただいた上で掲載させていただきます。ご本人は「遠藤さんのブログに掲載されるのは目標の1つだったので実名でも良い」と嬉しいことを言ってくださいましたが、現状のフィットネス業界に苦言を呈しているので、念のため、無記名にしておきます。FBL大学の皆さまで、かねてから「FBL大学コミュニティ」に参加されている方はわかると思います。
【心の叫び】
少し話しは逸れてしまうのですが、是非遠藤さんに聞いて頂きたい話があります。以下は単に私の歪んだ一面かもしれませんが、どうかお目通しください。私はフィットネスクラブは身体が変わるかどうか、つまり「効果が出たか」が一番重要と考えております。
しかし、フィットネスクラブでのアルバイト~社員時代、会議などで「お客さまの身体がどのくらい変わったのか」についてスタッフが真剣に話し合う場面には一度も出会ったことがなく、その点について質問すると大抵は「運動の楽しさを伝えるのが仕事」、「体を動かしてリフレッシュしてもらう」、「1,000名単位の会員さまの効果を管理するのは無理」、「皆があなたのようにトレーニング好きではない」と言われることが多く、本来、一番の肝であるはずの「効果(成果)」を極めて曖昧にしている不思議な業界という思いを年々強めておりました。
しかし、ここ数年、成果保証業態が注目されると、業界は急に手の平を返したようにお客さまの「成果」「効果」と言い出したように私には感じられ、「なんて流されやすい業界なのか」と悲しく、そして情けなく感じました。そのような思いの中で起業しましたので、会社理念でもあります「効果を約束できる人と場所」を具体的な行動で強く実現していきたいと思います。また、前回のオンラインセミナーで「コーチングビジネスのモデル」を否定された内容は、まさに自分のことだと感じました。(一部省略)。今後ともどうぞよろしくお願い致します。
【遠藤コメント】
まぁ、そういうことです。
今までもずーっと同じ。
「なんとかブートキャンプ」が流行れば、それをやる。
「なんとかダイエット」が流行れば、それをやる。
「ホットヨガ」が流行れば、それをやる。
「サーキットモデル」が流行れば、それをやる。
「加圧トレーニング」が流行れば、それをやる。
「24時間ジム」が流行れば、それをやる。
「そうじゃない」というクラブはそれでいいと思いますが、大半はこんな感じでしょう。
※私達も一部は信念に基づいて実施していますので。
だから、これでいいじゃないですか
放っておけばいいんです。
ごく一部を除いて、同業他社など参考にする必要はまったくない。
そんなことより「独自の価値」を創ることです。
フィットネスビス社でも言っていることですが、各クラブは「旭山動物園」をつくるんですよ。
旭山動物園は「北海道の上の方(旭川)」に「1ヶ所」しかない。
でも、「圧倒的な影響力」を持っている。
「物真似」をされることはあっても、自分達は絶対にしない。
そんなバカなことをすれば、潰れることがわかっているから。
実際、一度潰れかけてますからね。
そう考えると、フィットネス業界企業も潰れないとわからないのかもしれないですね。
いずれにせよ、このような問題意識を持った方が、一定の経験をしたのちに40歳前後で自ら起業するのはとても良いチャレンジです。
私はこういう愚直で、真っ直ぐで、少し不器用な人が大好きなんですよ。
が、初期は苦労もすることでしょう。
私は望まれる限りビジネス面からアドバイスをし、本質にこだわったいつまでも続くジムになるよう心底から支援をしていきたいと思っています。
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by fitnessbiz-01
| 2014-04-05 22:30