2014年 05月 10日
No.2435 5月10日(土):学長に訊け!Vol129(通巻320) |
※毎週土曜日は「学長に訊け!」です。
【今回のご相談】
「休みも満足に取得できずに、ただただ多忙感しかない慌ただしい毎日を送っています。この仕事がとても好きなので続けていますが、入社10年を境に給料は頭打ちです。他業態で働く同僚と比較しても給料が高いとは思えません。なので、自宅で副業をしようと思っているのですが、この考えをどう思いますか?」
【現場たたき上げの遠藤からのアドバイス】
「副業」で自身の人生観が満たされるのであれば、そうしたらいいと思います。
「副業」で検索すれば「ド素人でも稼げるネット副業」、「自宅に居ながら3万円稼ぐ」、「毎月5万円なら誰でも副業で稼げる」などなど「副業情報」が腐るほど出てきます。
「アフリエイト」やら「せどり」やら・・これらはすべて「情報弱者」を対象とした「情弱ビジネス」です。
たしかに今よりも月3万円、月5万円がプラスになるのであれば、生活の足しにはなるでしょう。
しかし、中途半端な「副業」で月3万円を稼ぐのは簡単ではありません。
「月3万円程度」の金額感が「少し頑張れば達成可能な感じがして、あれば現実的に助かる金額」だから、そこを突かれていいようにコントロールされているだけです。
もっとも、「うまくいくかもしれない」ので、繰り返しですが「やりたい」のならば、やればいいと思います。
その代わり、あなたの人生は死ぬまでそのままです。
「副業」でうまくいかなければ、あなたは「宝くじ」を買ったり、別の「儲かりそうな副業」を探すことでしょう。
こうやって何の「武器」も持たぬまま加齢していくのです。「給料を上げたいなら武器を磨く以外にない」のにです。
「この仕事がとても好きなので10年間続けています」なんて言っている時点で「単なる安月給の人」になっているのです。
「給料が頭打ち」になるのも、普通に生きていればわかることです。
「終身雇用」と「年功序列」が崩壊しているんだから、そうなるのが当たり前です。
つまり、「責任ある立場」になって「結果」を出さない限り、「給料」は上がらないということです。
「役割責任」が止まった瞬間に「給料」も止まるのです。
私は30歳を境に年収300~360万円くらいで「頭打ち」が起こるのが妥当だと思います。
明確な理由が2つあります。
1つはこの年齢くらいまでは「将来」に期待を寄せてもらえること。
もう1つはこの年齢くらいまでは会社が「給料」を「高い」と感じないことです。
したがって、年齢と比例する「30歳、月額25~30万円換算」くらいまでは問題が起こりません。
が、ここを超えると「30歳も過ぎてマネジメントもできないのか」とか、「そんな人材に年収400万円も払ってられるか」と感じ出すわけです。
「副業」になどに時間をつかう暇があるなら、貯金の全額を自己投資に回して「ゼロから出直せ」と思います。
それができないなら「副業と宝くじの一生」も致し方ないと思います。
*****************
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【今回のご相談】
「休みも満足に取得できずに、ただただ多忙感しかない慌ただしい毎日を送っています。この仕事がとても好きなので続けていますが、入社10年を境に給料は頭打ちです。他業態で働く同僚と比較しても給料が高いとは思えません。なので、自宅で副業をしようと思っているのですが、この考えをどう思いますか?」
【現場たたき上げの遠藤からのアドバイス】
「副業」で自身の人生観が満たされるのであれば、そうしたらいいと思います。
「副業」で検索すれば「ド素人でも稼げるネット副業」、「自宅に居ながら3万円稼ぐ」、「毎月5万円なら誰でも副業で稼げる」などなど「副業情報」が腐るほど出てきます。
「アフリエイト」やら「せどり」やら・・これらはすべて「情報弱者」を対象とした「情弱ビジネス」です。
たしかに今よりも月3万円、月5万円がプラスになるのであれば、生活の足しにはなるでしょう。
しかし、中途半端な「副業」で月3万円を稼ぐのは簡単ではありません。
「月3万円程度」の金額感が「少し頑張れば達成可能な感じがして、あれば現実的に助かる金額」だから、そこを突かれていいようにコントロールされているだけです。
もっとも、「うまくいくかもしれない」ので、繰り返しですが「やりたい」のならば、やればいいと思います。
その代わり、あなたの人生は死ぬまでそのままです。
「副業」でうまくいかなければ、あなたは「宝くじ」を買ったり、別の「儲かりそうな副業」を探すことでしょう。
こうやって何の「武器」も持たぬまま加齢していくのです。「給料を上げたいなら武器を磨く以外にない」のにです。
「この仕事がとても好きなので10年間続けています」なんて言っている時点で「単なる安月給の人」になっているのです。
「給料が頭打ち」になるのも、普通に生きていればわかることです。
「終身雇用」と「年功序列」が崩壊しているんだから、そうなるのが当たり前です。
つまり、「責任ある立場」になって「結果」を出さない限り、「給料」は上がらないということです。
「役割責任」が止まった瞬間に「給料」も止まるのです。
私は30歳を境に年収300~360万円くらいで「頭打ち」が起こるのが妥当だと思います。
明確な理由が2つあります。
1つはこの年齢くらいまでは「将来」に期待を寄せてもらえること。
もう1つはこの年齢くらいまでは会社が「給料」を「高い」と感じないことです。
したがって、年齢と比例する「30歳、月額25~30万円換算」くらいまでは問題が起こりません。
が、ここを超えると「30歳も過ぎてマネジメントもできないのか」とか、「そんな人材に年収400万円も払ってられるか」と感じ出すわけです。
「副業」になどに時間をつかう暇があるなら、貯金の全額を自己投資に回して「ゼロから出直せ」と思います。
それができないなら「副業と宝くじの一生」も致し方ないと思います。
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by fitnessbiz-01
| 2014-05-10 20:17