No.2437 5月12日（月）：「消え去る男」の見分け方

こんにちは。遠藤です。本日、思考力強化マガジン「Ｐｏｗｅｒ　ｏｆ　Ｔｈｉｎｋｉｎｇ」等を配信いたしました。

今回のテーマは「低迷クラブを『５ステップ』で再建する方法の第４ステップ（回答）」と、「もし、あなたが自動車教習所の営業責任者だったら？（出題）」です。

さて、そのメルマガ内の「お薦め本コーナー」で「島耕作シリーズ」の著者である弘兼憲史氏の「僕はこう考えて生きてきた」を紹介しました。

本書は「男性目線」の本ですが、是非、女性にも読んでほしいと思います。

何故なら、「いい加減な男」、「偽物の男」を見破る術が記されているからです。

弘兼氏は漫画家になる前に意外にも「松下電器（パナソニック）」でサラリーマン経験をしています。

ゴリゴリの「組織人」です。

そこから「個の極み」である「漫画家」です。

この転身劇からすると「組織なんて飛び出ろ！」という主張が展開されても不思議ではありません。

実際、（漫画家以外の）著名人でそのような主張をしている人もいます。

しかし、弘兼氏は違います。

その主張は「個人の論理」と「組織の論理」が絶妙に調和しています。

ＦＢＬ大学で「組織の中の個」という主張を展開している私は「我が意を得たり」という感じでした。

その弘兼氏が「男の見分け方」を述べています。

それは「友人を観察せよ」というものです。

そして、「女性にはやたら人気があるのに、同じ男からは嫌われる人間がいる。同性から好かれない、相手にされない人間というのは、どこか人間的魅力に欠け、社会的に乏しいことが多い」と続けています。

「まったくその通り」と思いますね。

また、（メルマガにも記しましたが）、弘兼氏は「消え去る価値観」として以下を挙げています。

「非力」、「極端」、「硬直」、「表面的」、「主体性希薄」、「基軸を欠いたもの」、「没論理的」、「付け焼刃」、「一過性」、「要領だけ」、「非調和」、「尊大」、「利己的」

私は「男」ですが、こういう性格の人に関心がありません。

だから、私の回りにはいないし、いたとしても時間軸の中で消えていきます。

残念ながら、フィットネス業界は上記を兼ね備えた人が多くいます。

「表面的」とか「没論理的」とか「付け焼刃」とか「要領だけ」とか「利己的」とか、見事過ぎて思わず笑っちゃいます。

というわけで、女性の皆さまはしっかり相手を見極めないと「消え去る男」をつかむことになりますから注意しましょう。

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