No.2469 6月13日（金）：本物の言葉には「哲学」がある

こんにちは。遠藤です。本日、金曜日はＦＢＬ大学のオンラインセミナー公開日です。

今週は「結果を出すためのお客さまの継続方法（リテンション）」等です。

当業界に存在する「辞めても入ればいい」なんていう考え方を論理的に否定し、難易度の高い「継続」というテーマに対し、自身が行っていることを中心にできる限りのことをお伝えしています。

さて、今朝、またまたボーッとテレビを観ていたら、テリー伊藤さんと高梨沙羅選手のインタビュー（原宿デート）が放映されていました。

高梨選手は穏やかな雰囲気の一方で、もの凄い「言葉力」を持っています。

これはサッカーの本田選手にも同じことを感じます。

両名とも人の心を揺さぶるだけの「言葉力」を持っています。

では、何故、人の心を揺さぶるか？

それは「言葉」の奥底に「哲学」があるからです。

これまでも記したことがありますが、「哲学」とは「物事の何故を明確にすること」です。

「西洋哲学的思考」では「究極の答えを求めて、徹底的に議論すること」を「哲学」と定義しています。

で、「哲学がない人」はどうなるか？

おわかりだと思います。

軸がないから、ぶれます。

本を読むと「ああ、そうか！」と思って、すぐにそれをやろうとする。

人と会うと「それは正しい！」と思って、すかさず感化されてしまう。

だから、発言の方向性もコロコロ変わります。

どれだけいいことを言っても、その土台に「哲学」がなければ「軽いだけ」です。

所詮、「言葉」なんて、誰だって何だって言えるんですよ。

本に書いてあるような名言を、さも自分の言葉かのように言うことなんて簡単です。

振り込め詐欺とかに代表されるような「騙される」ということは、「言葉」に翻弄されているわけじゃないですか。

その「言葉」が嘘か誠かを見破れないから、騙されるわけですよね。

だから、「言葉力」を見破れるようなにならないとダメなんですよ。

その裏にある「哲学」を見る必要があるんです。

この重要性に気づきましょう。

明日は「学長に訊け」を休んで、この続きの重要な観点を記します。

★２０１４年７月１７日（木）にＦＢＬ大学の「成果事例発表会」を開催いたします。本イベントはＦＢＬ大学の方、および、そのご紹介者の方に参加を限定させていただいております。ＦＢＬ大学の方々は是非、「リアルの場」にお越しください！

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