2014年 06月 21日
No.2477 6月21日(土):学長に訊け!Vol134(通巻325) |
※毎週土曜日は「学長に訊け!」です。
【今回のご相談】
「フィットネスクラブの現場で働いていますが、この先の展望が見えません。会社には申し訳ないのですが、他業種の資格等を取得して、転職に備えようかと考えています」
【現場たたき上げの遠藤からのアドバイス】
私は一貫して言っていますが、「資格」を取ったところで1つ好転しないと思います。
「資格」というのは「その業務を実施するにあたり公的に必要な場合」以外は不要だと思います。
医者に医師免許が必要とか、そういう場合ですね。
あとは、自身の学びの「証し」として挑戦するのは推奨されます。それを経歴に書くのも良いことです。
しかし、「資格を取れば何とかなる」、「資格を取れば箔がつく」などと考えるのは極めて幼稚な発想だと思います。
例えば、「健康運動指導士」で検索すると、(健康運動実践指導者を含めると)3万7000人くらいが登録しています。
では、行政的にインパクトがあるこの資格を持っていると、何らかのプラスがあるのかと言えば、ご存知のように「ほとんどない(まったくないと言ってもいいくらい)」わけです。
最近は「資格発行ビジネス」も脚光を浴びていますからね。
※個人的には「情弱ビジネス」の極みだと思います。
「○○ 資格」で検索すれば、数日で取得できる資格がたくさんでてきます。
試しに「ダイエット 資格」で検索してみてください。
結構、ウケますよ。
私自身を例にとって説明します。
私はFBL大学で「教えること」を仕事にしていますが、「無資格」です。
ビジネスに関する資格、マーケティングに関する資格、セールスに関する資格等は何1つ持っていません。
では、この時、私が有名な資格やコーチングの資格を持っていれば、FBL大学やセミナー等に参加者が殺到するのでしょうか?
多少は増えるのかもしれませんが、それは枝葉の現象です。
そうではなく、私のこれまでの歩み、実績、主張等に一定の共感をいただけることが、参加につながっているのだと思っています。
むしろ、私が「安っぽい資格」をぶら下げていたら、マイナスではないでしょうか。
「資格を取得すれば」と考えている人は、「外面(そとづら)」に依存しているのです。
必要なことは「土台」です。
大半の人において、ここが逆なんですよ。
「土台」もないのに、「手法」、「事例」、「資格」等に頼る。
「転職に備えて資格」などと言う前に、「目の前のことで結果を出してみよ!」というのが私からのアドバイスです。
★2014年7月17日(木)にFBL大学の「成果事例発表会」を開催いたします。本イベントはFBL大学の方、および、そのご紹介者の方に参加を限定させていただいております。FBL大学の方々は是非、「リアルの場」にお越しください!
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▼FBL大学のホームページ
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【今回のご相談】
「フィットネスクラブの現場で働いていますが、この先の展望が見えません。会社には申し訳ないのですが、他業種の資格等を取得して、転職に備えようかと考えています」
【現場たたき上げの遠藤からのアドバイス】
私は一貫して言っていますが、「資格」を取ったところで1つ好転しないと思います。
「資格」というのは「その業務を実施するにあたり公的に必要な場合」以外は不要だと思います。
医者に医師免許が必要とか、そういう場合ですね。
あとは、自身の学びの「証し」として挑戦するのは推奨されます。それを経歴に書くのも良いことです。
しかし、「資格を取れば何とかなる」、「資格を取れば箔がつく」などと考えるのは極めて幼稚な発想だと思います。
例えば、「健康運動指導士」で検索すると、(健康運動実践指導者を含めると)3万7000人くらいが登録しています。
では、行政的にインパクトがあるこの資格を持っていると、何らかのプラスがあるのかと言えば、ご存知のように「ほとんどない(まったくないと言ってもいいくらい)」わけです。
最近は「資格発行ビジネス」も脚光を浴びていますからね。
※個人的には「情弱ビジネス」の極みだと思います。
「○○ 資格」で検索すれば、数日で取得できる資格がたくさんでてきます。
試しに「ダイエット 資格」で検索してみてください。
結構、ウケますよ。
私自身を例にとって説明します。
私はFBL大学で「教えること」を仕事にしていますが、「無資格」です。
ビジネスに関する資格、マーケティングに関する資格、セールスに関する資格等は何1つ持っていません。
では、この時、私が有名な資格やコーチングの資格を持っていれば、FBL大学やセミナー等に参加者が殺到するのでしょうか?
多少は増えるのかもしれませんが、それは枝葉の現象です。
そうではなく、私のこれまでの歩み、実績、主張等に一定の共感をいただけることが、参加につながっているのだと思っています。
むしろ、私が「安っぽい資格」をぶら下げていたら、マイナスではないでしょうか。
「資格を取得すれば」と考えている人は、「外面(そとづら)」に依存しているのです。
必要なことは「土台」です。
大半の人において、ここが逆なんですよ。
「土台」もないのに、「手法」、「事例」、「資格」等に頼る。
「転職に備えて資格」などと言う前に、「目の前のことで結果を出してみよ!」というのが私からのアドバイスです。
★2014年7月17日(木)にFBL大学の「成果事例発表会」を開催いたします。本イベントはFBL大学の方、および、そのご紹介者の方に参加を限定させていただいております。FBL大学の方々は是非、「リアルの場」にお越しください!
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by fitnessbiz-01
| 2014-06-21 23:37