2014年 08月 14日
No.2531 8月14日(木):「個のビジネス」なのか「企業のビジネス」なのか? |
こんにちは。遠藤です。本日はプロフェッショナルトレーナー原田一志さんの「間違いだらけのフィットネストレーニング」のアップ日です。
※こちらからご覧ください。
今日は親孝行の日でした。父親が先日77歳になったということで「喜寿祝い」といったところです。
3人の孫と会うのが何よりの楽しみのようで、幸せな時間を過ごせました。
※初公開であろう3兄弟。いい具合にピンボケになった!
さて、今週号のプレジデント誌ではファーストリテイリングの柳井正氏と、ロンドンビジネススクール教授のリンダ・グラッドン氏の対談が掲載されていました。
「グローバル」という言葉が連発され、「グローバル人材じゃないと生き残れない」、「世界に出なければ生き残れない」というメッセージが強く伝わってきます。
しかし、私は特段、影響を受ける必要はないと思っています。
私が強く言いたいのは「グローバル云々」ではなく、「個のビジネス」なのか「企業のビジネス」なのかをはっきりさせるべきだということです。
「英語を話せるようになりなさい!」なんてなことより、この方が1億倍重要です。
前者は「自分にしかできないことをする」、「個人の個性で勝負する」ということです。
※起業だけを指しているわけではない。
一方、後者は「しくみやサービスを作って、それを拡げること」です。
両者のビジネスは決定的に違います。
が、こういうことを誰も言わない。
だから、多くが「『ド』中途半端」になるのです。
「個」でやりたいなら「自分にしかできないこと」を考え続けるべきだし、「企業」でやりたいなら「会社のサービスを拡げること」に専念すべきです。
(ある人は99%と言っていましたが)、大半の人がどちらでもない。
「個」なのか「会社の人」なのかが、わからない人があまりにも多い。
故に「『ド』中途半端だ」というのです。
例えば、柳井氏が会長を務めるユニクロを見てください。
同社はどう考えても「グローバル企業」です。
で、私の自宅の近くにもユニクロがありますが、はっきり言って、誰が店長だって同じです。
店長による差など「多少、感じの良い接客」くらいしかありません。
あとは本社の指示に従うだけです。
つまり、カリスマリーダーと一部の側近がいれば、あとは「その他大勢」でよいということです。
「企業のビジネス」とはそういうことです。
どう理屈をつけたところで、所詮は経営者の手の中で活用されているだけなのです。
もちろん、これが悪いわけではありません。
トップの決定に従っていれば新規市場の開拓、海外店舗での責任者など数々のビッグチャンスに恵まれます。
「個人のビジネス」より、はるかにスケールの大きな経験ができます。
だとしても、私は「そんなのはやりたくない」と思っています。
だから、「個のサポーターズクラブ」を立ち上げたのです。
私は「企業の歯車となってしくみ等を拡げる」より「自分にしかできないこと」をやりたいと思っています。
何故なら、その方が「楽しい」と感じるからです。
人生というのは「楽しいと感じる時間を増やすこと」だと思っています。
「幸せ」=「楽しい」だとも思っています。
「来月からベトナムに行ってくれ」とか冗談じゃないわけですよ(※ミャンマーとかどこでも同じです)。
「行くなら自分の意志で行くよ」と。
「個のビジネス」なのか「企業のビジネス」なのか?
よーく考えるきっかけにしてください。
*****************
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今日は親孝行の日でした。父親が先日77歳になったということで「喜寿祝い」といったところです。
3人の孫と会うのが何よりの楽しみのようで、幸せな時間を過ごせました。
※初公開であろう3兄弟。いい具合にピンボケになった!
さて、今週号のプレジデント誌ではファーストリテイリングの柳井正氏と、ロンドンビジネススクール教授のリンダ・グラッドン氏の対談が掲載されていました。
「グローバル」という言葉が連発され、「グローバル人材じゃないと生き残れない」、「世界に出なければ生き残れない」というメッセージが強く伝わってきます。
しかし、私は特段、影響を受ける必要はないと思っています。
私が強く言いたいのは「グローバル云々」ではなく、「個のビジネス」なのか「企業のビジネス」なのかをはっきりさせるべきだということです。
「英語を話せるようになりなさい!」なんてなことより、この方が1億倍重要です。
前者は「自分にしかできないことをする」、「個人の個性で勝負する」ということです。
※起業だけを指しているわけではない。
一方、後者は「しくみやサービスを作って、それを拡げること」です。
両者のビジネスは決定的に違います。
が、こういうことを誰も言わない。
だから、多くが「『ド』中途半端」になるのです。
「個」でやりたいなら「自分にしかできないこと」を考え続けるべきだし、「企業」でやりたいなら「会社のサービスを拡げること」に専念すべきです。
(ある人は99%と言っていましたが)、大半の人がどちらでもない。
「個」なのか「会社の人」なのかが、わからない人があまりにも多い。
故に「『ド』中途半端だ」というのです。
例えば、柳井氏が会長を務めるユニクロを見てください。
同社はどう考えても「グローバル企業」です。
で、私の自宅の近くにもユニクロがありますが、はっきり言って、誰が店長だって同じです。
店長による差など「多少、感じの良い接客」くらいしかありません。
あとは本社の指示に従うだけです。
つまり、カリスマリーダーと一部の側近がいれば、あとは「その他大勢」でよいということです。
「企業のビジネス」とはそういうことです。
どう理屈をつけたところで、所詮は経営者の手の中で活用されているだけなのです。
もちろん、これが悪いわけではありません。
トップの決定に従っていれば新規市場の開拓、海外店舗での責任者など数々のビッグチャンスに恵まれます。
「個人のビジネス」より、はるかにスケールの大きな経験ができます。
だとしても、私は「そんなのはやりたくない」と思っています。
だから、「個のサポーターズクラブ」を立ち上げたのです。
私は「企業の歯車となってしくみ等を拡げる」より「自分にしかできないこと」をやりたいと思っています。
何故なら、その方が「楽しい」と感じるからです。
人生というのは「楽しいと感じる時間を増やすこと」だと思っています。
「幸せ」=「楽しい」だとも思っています。
「来月からベトナムに行ってくれ」とか冗談じゃないわけですよ(※ミャンマーとかどこでも同じです)。
「行くなら自分の意志で行くよ」と。
「個のビジネス」なのか「企業のビジネス」なのか?
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by fitnessbiz-01
| 2014-08-14 21:06