2014年 09月 20日
No.2568 9月20日(土):学長に訊け!Vol145(通巻335) |
※毎週土曜日は「学長に訊け!」です。
【今回のご相談】
「仕事をしていく上で、部下スタッフの仕事の出来栄えが、私のイメージと大きく違う時が多々あります。このような場合、どのようにアプローチをかけますか?」
【現場たたき上げの遠藤からのアドバイス】
これはFBL大学でお伝えしている「シュミレーション習慣」という「仕事の基本習慣」の1つに該当します。
このような大切なことを体系的に教わることなく、社会人生活が進行しているのは、本当に悲惨なことだと思います。
その「時間」というのは、会社に出勤して与えられたことをやっていますから、なんとなく仕事をしている気にはなると思いますが、実質はほとんど成長できていません。
野球の練習をしていて、まったく基本動作を教わらなくても、グラウンドでキャッチボールをしたり、ノックを受けていれば「野球をしている感覚」にはなるでしょう。これと同じです。
そこで「シュミレーション習慣」ですが、基本的に仕事というのは「相手の頭の中」で行うものです。
つまり、仕事を依頼される方(指示を受けた方)が「相手の頭の中」を十分にシュミレーションすべきという意味です。
しかし、多くの人は「自分の解釈」で仕事を進めてしまいます。
だから、「出来あがったらイメージが違う」ということになるわけです。
そうならぬように、しつこいくらいに質問して「最終形」を共有することが欠かせません。
もちろん、伝える側が「相手が理解できるような説明」をすることが大前提です。
「俺の(私の)頭の中をイメージしなさい!」と突き放すことを意味しているのではありません。
あくまでも「個」の成長のために、本人にそう意識させるよう促すのが重要だということです。
さらに本質を言えば、マネジメント理論上、「出来あがったらイメージが違う」ということは起きません。
これはFBL大学の方々ならわかると思います。
そのためにプロセス管理があるからです。
最初にお互いがイメージを共有し、プロセス管理で定点チェックをして修正していけば、100%満足は行かないとしても、「イメージとまったく違う」ということにはならないはずです。
というように「基本」が出来ていれば、何が間違っているかがすぐにわかります。
経験的、属人的な手法が支配する職場にいても、このような事柄で悩むことにしかなりません。
成長したければ環境を変えることだと思います。
さもなくば、一生、現在の状態が続きます。
★今年最後の定例勉強会のご案内。9月24日(水)から申込み受付を開始します。テーマ&詳細も同日に発表します。
・10月23日(木) 18:30~(名古屋会場)
・10月24日(金) 18:30~(大阪会場)
・10月27日(月) 18:30~(東京会場)
*****************
▼FBL大学のホームページ
▼無料メルマガ「ビジネス向上力のヒント」のご登録
▼遠藤一佳のフェイスブック
【今回のご相談】
「仕事をしていく上で、部下スタッフの仕事の出来栄えが、私のイメージと大きく違う時が多々あります。このような場合、どのようにアプローチをかけますか?」
【現場たたき上げの遠藤からのアドバイス】
これはFBL大学でお伝えしている「シュミレーション習慣」という「仕事の基本習慣」の1つに該当します。
このような大切なことを体系的に教わることなく、社会人生活が進行しているのは、本当に悲惨なことだと思います。
その「時間」というのは、会社に出勤して与えられたことをやっていますから、なんとなく仕事をしている気にはなると思いますが、実質はほとんど成長できていません。
野球の練習をしていて、まったく基本動作を教わらなくても、グラウンドでキャッチボールをしたり、ノックを受けていれば「野球をしている感覚」にはなるでしょう。これと同じです。
そこで「シュミレーション習慣」ですが、基本的に仕事というのは「相手の頭の中」で行うものです。
つまり、仕事を依頼される方(指示を受けた方)が「相手の頭の中」を十分にシュミレーションすべきという意味です。
しかし、多くの人は「自分の解釈」で仕事を進めてしまいます。
だから、「出来あがったらイメージが違う」ということになるわけです。
そうならぬように、しつこいくらいに質問して「最終形」を共有することが欠かせません。
もちろん、伝える側が「相手が理解できるような説明」をすることが大前提です。
「俺の(私の)頭の中をイメージしなさい!」と突き放すことを意味しているのではありません。
あくまでも「個」の成長のために、本人にそう意識させるよう促すのが重要だということです。
さらに本質を言えば、マネジメント理論上、「出来あがったらイメージが違う」ということは起きません。
これはFBL大学の方々ならわかると思います。
そのためにプロセス管理があるからです。
最初にお互いがイメージを共有し、プロセス管理で定点チェックをして修正していけば、100%満足は行かないとしても、「イメージとまったく違う」ということにはならないはずです。
というように「基本」が出来ていれば、何が間違っているかがすぐにわかります。
経験的、属人的な手法が支配する職場にいても、このような事柄で悩むことにしかなりません。
成長したければ環境を変えることだと思います。
さもなくば、一生、現在の状態が続きます。
★今年最後の定例勉強会のご案内。9月24日(水)から申込み受付を開始します。テーマ&詳細も同日に発表します。
・10月23日(木) 18:30~(名古屋会場)
・10月24日(金) 18:30~(大阪会場)
・10月27日(月) 18:30~(東京会場)
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by fitnessbiz-01
| 2014-09-20 22:23