No.2582 10月4日（土）：学長に訊け！Ｖｏｌ147（通巻337）

※毎週土曜日は「学長に訊け！」です。
※フェイスブックでシェアされた同窓会の模様はまた明日。

【今回のご相談】　
「近い将来、起業を考えているのですが、何もかもがまったくのゼロになってしまうことに恐怖があります。これは誰しもがそういうものなのでしょうか」

【現場たたき上げの遠藤からのアドバイス】
誰もがそうかはわかりませんが、私は怖かったですよ。

もともと起業するつもりはなかったし、小さな子どもも３人いましたからね。

夜になると「無収入になったらどうしよう」と考えましたね。

私たちは「従属教育」の結果、このように思考するように教育されていますからね。

高校を卒業したら大学に行く。

大学を卒業したら就職する。

社会人である以上、働き続けなければならない。

できれば貯金もした方がいい・・的な。

なので、恐怖とか不安があるうちは行動しない方がいいと思います。

と、言いつつも、昨今の私は起業なんてもんは「バンジージャンプと同じ」と言ってきました。

とはいえ、実際はやったことがないし、やりたくもないわけですが・・。

やらない理由は「おっかない」からです。

また、間違いなく反動時の衝撃で腰痛も再発します。

不安要素を挙げればきりがありません。

が、バンジージャンプをやったことがある人からしたら、「大丈夫ですよ。怖くなんかありません。むしろやみつきになりますよ」といったところでしょう。

これと同じだと言っているのです。

つまり、やったことがないから怖いだけで、やってしまえば大したことはない。

なので、（私のバンジーと同じで）やりたくなければやらなければいいし、その快感を味わいたければ、然るべき準備をして起業に踏み切ればいいと思います。

余談ですが・・。

最近はＩＴの発達と伸びない賃金を反映して、「寝ながら稼げる」とか「ネットで月々５万円」とか、そういう実体のないビジネスが花盛りです。

起業を考える方というのは、少なからずこのような情報にも関心があるかと思いますが、間違ってもこのようなビジネスもどきに手を出さないことです。

こんなものは継続性がありません。

うたい文句になっている「誰にでもできる」というのは、イコール「排他性がない」ということです。

誰にでもできるようなことは、あっという間に淘汰されます。

あと、とにかく考えがセコイ。

当業界にもやっている人がいると聞きますが、（やるのは自由ですが）「カネ」に卑しくなり、どんどん人格は低下していくと思います。

起業するなら「小銭」のためではなく、「誰のために何のためにやるのか」といった哲学を明確にした上で、確かな行動につなげてほしいと思います。

★定例勉強会のご案内
・テーマ：「自分自身」を取り戻す１０つの方法
・１０月２３日（木）　１８：３０～（名古屋会場）
・１０月２４日（金）　１８：３０～（大阪会場）
・１０月２７日（月）　１８：３０～（東京会場）

※名古屋会場のお申込みはこちらから
※大阪会場のお申込みはこちらから
※東京会場のお申込みはこちらから

＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
▼ＦＢＬ大学のホームページ
▼無料メルマガ「ビジネス向上力のヒント」のご登録
▼遠藤一佳のフェイスブック