2014年 12月 20日
No.2659 12月20日(土):学長に訊け!Vol152(通巻342) |
※毎週土曜日は「学長に訊け!」です。
【今回のご相談】
「遠藤さんは社内メールを禁じているとお聞きしました。私も隣の席にいる人からメールが来ると違和感があるのですが、一方で便利な点もあると思います。そのあたりをどのように区別して考えていますか」
【現場たたき上げの遠藤からのアドバイス】
区別の仕方は簡単です。
「口で言えることはすべて口で言う」、「1対1のコミュニケーションはすべて口でする」ということです。
その上で、例えば議事録とか、報告事項、期初の挨拶などなど全体発信性の強いものはメールを使えばいいと思います。
以下に職場を前提にした、いくつかの「最悪のメール発信」を示します。
①メールで叱る
支配人が部下スタッフをメールで叱る。営業部長が支配人をメールで叱る。直接、口頭で話せばいいでしょう。何故にわざわざ、メールできつく言う必要があるのでしょうか?最高に陰湿で性格が悪い行為です。顔を合わせないなら電話をすればいいだけです。
②メール番長
会議の等では黙っているくせに、メールだとやたらと主張が強い人がいます。私は「メール番長」と呼んでいますが、「百害あって一利なし」の性質です。コミュニケーションというのは「リアル」なものです。リアルの場のコミュニケーションによって、何かが生まれていくのです。「2チャンネル」を見ればわかると思いますが、メール(ネット)で強くても、現実は何も変わりません。それは反発をされるだけ、嫌われるだけです。「メール番長」には「メール禁止」くらいでいいと思います。
③常識が露呈する
私のところにもよく来ますが、メールの文章や内容が小学生級の人が多くいます。雑な言葉、失礼な表現も結構ありますね。これなども日常でコミュニケーション力を鍛えていないがために起こることです。また、フリーパーソナルトレーナーなど上司不在の職業が増えることで、非常識も加速します。日常ツールだからといって、本も読まない、新聞も読んでいないような人がメールをすると、その瞬間に人格や能力が問われます。
こういったことは論外として、そもそもメールなんて仕事に大して必要ではありません。
いつもパソコンに向かっている人がいますが、ネットで稼ぐのが仕事ならそれでもいいですが、画面を見ていたって「他人」からの指示が来るだけで、何1つクリエイティブは生まれないでしょう。
今の時代に「ネット音痴」とか、「キーボードを叩けない」というのは問題ですが、メールなど1日3回くらい見て、1回15~30分以内などと決めておけばそれで十分です。
画面に向かってパチパチやっていれば「仕事ができる」ように見えますが、仕事ができるかどうかは実際に何を生み出し、何を達成したかでしか判断できません。
パチパチやっていればいいのであれば「パソコン教室の先生」は皆、優秀ということになってしまいます。
冷静に考えればわかることですね。
メールなんて、単なるツールです。
こんなものに時間を取られる必要はありません。
直接のコミュニケーションをベースにした職場をつくることが不可欠です。
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【今回のご相談】
「遠藤さんは社内メールを禁じているとお聞きしました。私も隣の席にいる人からメールが来ると違和感があるのですが、一方で便利な点もあると思います。そのあたりをどのように区別して考えていますか」
【現場たたき上げの遠藤からのアドバイス】
区別の仕方は簡単です。
「口で言えることはすべて口で言う」、「1対1のコミュニケーションはすべて口でする」ということです。
その上で、例えば議事録とか、報告事項、期初の挨拶などなど全体発信性の強いものはメールを使えばいいと思います。
以下に職場を前提にした、いくつかの「最悪のメール発信」を示します。
①メールで叱る
支配人が部下スタッフをメールで叱る。営業部長が支配人をメールで叱る。直接、口頭で話せばいいでしょう。何故にわざわざ、メールできつく言う必要があるのでしょうか?最高に陰湿で性格が悪い行為です。顔を合わせないなら電話をすればいいだけです。
②メール番長
会議の等では黙っているくせに、メールだとやたらと主張が強い人がいます。私は「メール番長」と呼んでいますが、「百害あって一利なし」の性質です。コミュニケーションというのは「リアル」なものです。リアルの場のコミュニケーションによって、何かが生まれていくのです。「2チャンネル」を見ればわかると思いますが、メール(ネット)で強くても、現実は何も変わりません。それは反発をされるだけ、嫌われるだけです。「メール番長」には「メール禁止」くらいでいいと思います。
③常識が露呈する
私のところにもよく来ますが、メールの文章や内容が小学生級の人が多くいます。雑な言葉、失礼な表現も結構ありますね。これなども日常でコミュニケーション力を鍛えていないがために起こることです。また、フリーパーソナルトレーナーなど上司不在の職業が増えることで、非常識も加速します。日常ツールだからといって、本も読まない、新聞も読んでいないような人がメールをすると、その瞬間に人格や能力が問われます。
こういったことは論外として、そもそもメールなんて仕事に大して必要ではありません。
いつもパソコンに向かっている人がいますが、ネットで稼ぐのが仕事ならそれでもいいですが、画面を見ていたって「他人」からの指示が来るだけで、何1つクリエイティブは生まれないでしょう。
今の時代に「ネット音痴」とか、「キーボードを叩けない」というのは問題ですが、メールなど1日3回くらい見て、1回15~30分以内などと決めておけばそれで十分です。
画面に向かってパチパチやっていれば「仕事ができる」ように見えますが、仕事ができるかどうかは実際に何を生み出し、何を達成したかでしか判断できません。
パチパチやっていればいいのであれば「パソコン教室の先生」は皆、優秀ということになってしまいます。
冷静に考えればわかることですね。
メールなんて、単なるツールです。
こんなものに時間を取られる必要はありません。
直接のコミュニケーションをベースにした職場をつくることが不可欠です。
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by fitnessbiz-01
| 2014-12-20 20:11