2015年 01月 09日
No.2679 1月9日(金):起業云々の前に「すべき」こと |
こんにちは。遠藤です。本日、金曜日はFBL大学のオンラインセミナーの公開日です。
今回は「個のブランディング(第3条件)」などです。
「これがないと『個』にはならない」という能力を提示しています。
さて、一昨日はフィットネスビズの社員の一部と飲んだのですが、その前に有識者の方から起業に関する刺激的な話しをお聞きしたこともあり、私にもいろいろ質問がきました。
ちなみに私は社員に「実力をつけてさっさと辞めなさい」と言っておりますので。
社員には自分株式会社の社長になることを求めております。
その上で提携とか協力をする。
これが理想です。
で、その質問ですが、ビジネスモデルとか決算のやり方とか経費云々とか勇気とか様々でした。
もちろん、これらは重要です。
しかし、それ以上に重要なものがあります。
それは「人間性」です。
「人間性」を辞書で調べると、やたらと哲学的だったり、逆に大まかな概念が示されますが、ここで私が言うところの「人間性」とは、単純に「相手の気持ちがわかるかどうか」、「それを意識した振る舞いや言動ができるか」ということです。
まぁ、「人間心理がわかるか」というようなことですかね。
こういう言い方をしたら、相手はどう思うのか。
こういう態度をしたら、相手はどう思うのか。
こういうメールを送ったら、相手はどう思うのか。
私はこういうことに「無神経」な人間は絶対に成功できないと思っています。
※「成功の定義」はここでは割愛しますが、「自己実現」のようなものです。
何故なら、無神経な人間は生理的に嫌われるからです。
人間として嫌われれば、誰からも応援されません。
したがって、どれだけ専門力があったとしても、ビジネス能力が高くても、他人から応援されない人間は孤立を深めていくだけです。
そりゃ、短期的にはうまくいくかもしれませんが、中長期的にはムリです。
10年、20年と活躍していくことは不可能でしょう。
こういった性質は飲み会等の席でも露骨にわかります。
飲み会で人が話している最中に平然と注文を取っているような人は人間心理がわかっていません。
カラオケで人が歌っているのに平然とトイレに行くような人は人間心理がわかっていません。
これは論外ですが、飲み会の最中に寝ているような人は人間心理がわかっていません。
こういう言い方をすると、部下スタッフが上司に気遣いをするイメージを持つ方がいるかもしれませんが、それは関係ありません。
私は上司こそ、こういうことに気を配るべきだと思っています。
経験上、フィットネス業界で上記のようなことをストレートに言う人は少ないと思います。
そんな中、私は失礼なメールが来たりすると、ほとんど関係性がない人でも「内容が未熟だ」といった主旨のことを返信します。
自然の結果として、そういう人は私と肌感が合わないから、私から離れていきます。
私から離れるのは一向に構いませんが、日常にこのような指摘をしてくる上司等がいないことは悲惨としか言いようがありません。
(2015年1月号のフィットネスビジネス誌にも掲載予定ですが)、最近は売上に目がくらんだ多くのクラブが「にわか知識」の若者をパーソナルトレーナーとやらで雇用してしまうから、この非常識ぶりは加速の方向です。
私たちはこんな採用を絶対にしません。
いたずらに「起業」を煽る前に、人間としてまともになることを要求する。
このことの方が1億倍重要だと思います。
****************
▼FBL大学のホームページ
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今回は「個のブランディング(第3条件)」などです。
「これがないと『個』にはならない」という能力を提示しています。
さて、一昨日はフィットネスビズの社員の一部と飲んだのですが、その前に有識者の方から起業に関する刺激的な話しをお聞きしたこともあり、私にもいろいろ質問がきました。
ちなみに私は社員に「実力をつけてさっさと辞めなさい」と言っておりますので。
社員には自分株式会社の社長になることを求めております。
その上で提携とか協力をする。
これが理想です。
で、その質問ですが、ビジネスモデルとか決算のやり方とか経費云々とか勇気とか様々でした。
もちろん、これらは重要です。
しかし、それ以上に重要なものがあります。
それは「人間性」です。
「人間性」を辞書で調べると、やたらと哲学的だったり、逆に大まかな概念が示されますが、ここで私が言うところの「人間性」とは、単純に「相手の気持ちがわかるかどうか」、「それを意識した振る舞いや言動ができるか」ということです。
まぁ、「人間心理がわかるか」というようなことですかね。
こういう言い方をしたら、相手はどう思うのか。
こういう態度をしたら、相手はどう思うのか。
こういうメールを送ったら、相手はどう思うのか。
私はこういうことに「無神経」な人間は絶対に成功できないと思っています。
※「成功の定義」はここでは割愛しますが、「自己実現」のようなものです。
何故なら、無神経な人間は生理的に嫌われるからです。
人間として嫌われれば、誰からも応援されません。
したがって、どれだけ専門力があったとしても、ビジネス能力が高くても、他人から応援されない人間は孤立を深めていくだけです。
そりゃ、短期的にはうまくいくかもしれませんが、中長期的にはムリです。
10年、20年と活躍していくことは不可能でしょう。
こういった性質は飲み会等の席でも露骨にわかります。
飲み会で人が話している最中に平然と注文を取っているような人は人間心理がわかっていません。
カラオケで人が歌っているのに平然とトイレに行くような人は人間心理がわかっていません。
これは論外ですが、飲み会の最中に寝ているような人は人間心理がわかっていません。
こういう言い方をすると、部下スタッフが上司に気遣いをするイメージを持つ方がいるかもしれませんが、それは関係ありません。
私は上司こそ、こういうことに気を配るべきだと思っています。
経験上、フィットネス業界で上記のようなことをストレートに言う人は少ないと思います。
そんな中、私は失礼なメールが来たりすると、ほとんど関係性がない人でも「内容が未熟だ」といった主旨のことを返信します。
自然の結果として、そういう人は私と肌感が合わないから、私から離れていきます。
私から離れるのは一向に構いませんが、日常にこのような指摘をしてくる上司等がいないことは悲惨としか言いようがありません。
(2015年1月号のフィットネスビジネス誌にも掲載予定ですが)、最近は売上に目がくらんだ多くのクラブが「にわか知識」の若者をパーソナルトレーナーとやらで雇用してしまうから、この非常識ぶりは加速の方向です。
私たちはこんな採用を絶対にしません。
いたずらに「起業」を煽る前に、人間としてまともになることを要求する。
このことの方が1億倍重要だと思います。
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by fitnessbiz-01
| 2015-01-09 18:29