2015年 03月 04日
No.2733 3月4日(水):日常は「薫陶」という人で決まり |
こんにちは。遠藤です。本日は予定通りに「薫陶」について述べます。
このような内容を記すのは「人」の重要性を自身でも再確認したいからです。
以前のブログ(2014年3月27日)で、私が「70%が経験、20%が薫陶、10%が社外の学び」と書いたのを覚えている方はいるでしょうか。
これは米国のリーダーシップ研究の調査機関であるロミンガー社が発表したもので、経営幹部としてリーダーシップをうまく発揮できるようになった人たちに「どのような出来事が役立ったか」と聞いたことの答えです。
大切なのは、この3つが「セット」であること。
1つが欠けてもNGなのです。
何故、再びこの話を持ち出したかというと、先週のメルマガで紹介した「スターバックス、輝きを取り戻すためにこだわり続けた5つの原則(日本経済新聞出版社)」に同じことが記してあったからです。
質の高い従業員教育を実践しているスタバの教育方針は(多少の解釈の違いはあれど)「70%が経験、20%が薫陶、10%が社外の学び」なのです。
この「薫陶」というのは聞き慣れない言葉だと思います。
辞書には「人徳・品位などで人を感化し、良い方に導くこと」とあります。
要は「良い影響を与える人」です。
つまり、社内に「良い影響を与えてくれる人」がいるかいないかが、リーダーとして活躍できるか否かに影響するのです。
「3つがセット」ということは「掛け算」ですから、もしいなければ「70×0×10=0」です。
実際は社外の学びを推奨している企業はほとんどないので「70×0×0=0」。
さらに言うと「マネジメント」も存在していないので、たいした経験もできません。
「40×0×0」くらいですかね。
こうやって、全然、成長感のないままに歳を重ねていくのです。
上記の法則が完全に機能しない限り、永遠にリーダーにはなれないことになります。
フィットネス業界には「リーダー職」という「役職者」は無数にいますが、「リーダー」という薫陶に値する「人」はほとんどいません。
その理由がここにあります。
昨日も「誰と一緒にいるか」の重要性について記しました。
だから、職場で誰と出会うかというのは人生を左右するほどに重要な問題なわけです。
人事異動なんて死活問題なのですよ。
なのに多くは、そんなことはまったく気にせずに「あの会社で働きたい」とか「あの店舗で働きたい」とか言っている。
そんなことは「どうだっていい」のです。
今日も「フィットネス業界で収入を上げるにはどうしたらいいか」という質問を受けたんですけど、それだって「誰と一緒にいるか」なのですよ。
例えばですが、日常的に「年収400万円」の人と過ごす時間が長ければ、自身の年収がそれを超えることは100%あり得ません。
何故なら、年収400万円の「思考支配」を受けるからです。
明日もこの話を続けます(予定)。
*****************
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このような内容を記すのは「人」の重要性を自身でも再確認したいからです。
以前のブログ(2014年3月27日)で、私が「70%が経験、20%が薫陶、10%が社外の学び」と書いたのを覚えている方はいるでしょうか。
これは米国のリーダーシップ研究の調査機関であるロミンガー社が発表したもので、経営幹部としてリーダーシップをうまく発揮できるようになった人たちに「どのような出来事が役立ったか」と聞いたことの答えです。
大切なのは、この3つが「セット」であること。
1つが欠けてもNGなのです。
何故、再びこの話を持ち出したかというと、先週のメルマガで紹介した「スターバックス、輝きを取り戻すためにこだわり続けた5つの原則(日本経済新聞出版社)」に同じことが記してあったからです。
質の高い従業員教育を実践しているスタバの教育方針は(多少の解釈の違いはあれど)「70%が経験、20%が薫陶、10%が社外の学び」なのです。
この「薫陶」というのは聞き慣れない言葉だと思います。
辞書には「人徳・品位などで人を感化し、良い方に導くこと」とあります。
要は「良い影響を与える人」です。
つまり、社内に「良い影響を与えてくれる人」がいるかいないかが、リーダーとして活躍できるか否かに影響するのです。
「3つがセット」ということは「掛け算」ですから、もしいなければ「70×0×10=0」です。
実際は社外の学びを推奨している企業はほとんどないので「70×0×0=0」。
さらに言うと「マネジメント」も存在していないので、たいした経験もできません。
「40×0×0」くらいですかね。
こうやって、全然、成長感のないままに歳を重ねていくのです。
上記の法則が完全に機能しない限り、永遠にリーダーにはなれないことになります。
フィットネス業界には「リーダー職」という「役職者」は無数にいますが、「リーダー」という薫陶に値する「人」はほとんどいません。
その理由がここにあります。
昨日も「誰と一緒にいるか」の重要性について記しました。
だから、職場で誰と出会うかというのは人生を左右するほどに重要な問題なわけです。
人事異動なんて死活問題なのですよ。
なのに多くは、そんなことはまったく気にせずに「あの会社で働きたい」とか「あの店舗で働きたい」とか言っている。
そんなことは「どうだっていい」のです。
今日も「フィットネス業界で収入を上げるにはどうしたらいいか」という質問を受けたんですけど、それだって「誰と一緒にいるか」なのですよ。
例えばですが、日常的に「年収400万円」の人と過ごす時間が長ければ、自身の年収がそれを超えることは100%あり得ません。
何故なら、年収400万円の「思考支配」を受けるからです。
明日もこの話を続けます(予定)。
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by fitnessbiz-01
| 2015-03-04 19:57