2015年 08月 15日
No.2897 8月15日(土):学長に訊け!Vol.160(通巻350) |
※毎週土曜日は(超久々の)「学長に訊け!」です。
【今回のご相談】
「かなり前のことですが、メルマガで紹介されていた『GIVE&TAKE』を読んでから、『相手に与えることの大切さ』を意識しています。でも、自身は与えていると思っても、他人から見たら与えているのではなく、有難迷惑である可能性もあるかと思います。どのように人に与えることが、その人に良い影響を与えるのか、遠藤さんの考えを知りたいと思います」
【現場たたき上げの遠藤からのアドバイス】
この類の質問に対し、常に私がアドバイスするのは「自立が先だ」ということです。
これまで幾度も言ってきましたが、人間は「依存→自立→相互依存(相乗効果)」のプロセスを経て成長します。
まずはチームの構成員として「与える」とかを考えるのではなく、「自分の自立」を考えればいいと思います。
要は「与えられる人」になることが先なのです。
例えば、4月に新入社員が入社した会社もあるかと思いますが、その際、2年目の先輩が「与えなきゃ」とか「教えなきゃ」と思ったりするわけです。
でも、私からするとこれこそが間違えの始まり。
2年目とか3年目の社員に部下スタッフの教育は無理です。
これも幾度も言ってきましたが、「エルダー制度」みたいなものがもっとも害ですね。
単なる業務を教えるのならこれでもいいですが、そもそも自分がリーダーになっていない人に、後輩を指導する能力はないと考えるべきです。
下手をすれば、数ヶ月後には抜かれてもおかしくないわけですからね。
リーダーじゃない人が「与えなきゃ」と思うから、「迷惑なのでは・・」というような迷いや悩みにつながるのだと思います。
これは決して、否定的な意味で言っているのではありません。
「真のリーダーになれば、このような悩みは出ない」と言っているのです。
念のため確認しておくと、「与える必要はない」と言っているのでもありません。
大人の社会は協力関係によって成り立っているのですから、日常業務の中で与えられることは徹底的に与えるべきです。
そんな葛藤を乗り越えながら、自身が逞しいリーダーになる。
これが唯一で正しいソリューションだということです。
*****************
▼私の初の出版本である「自分自身を取り戻せ!」のお申込みは以下のホームページから、下部の「書籍の販売」をクリックしてください。
▼有料メルマガ「思考変容のスイッチ」の詳細&お申込みはこちらから
▼FBL大学のホームページ
▼遠藤一佳のフェイスブック
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【現場たたき上げの遠藤からのアドバイス】
この類の質問に対し、常に私がアドバイスするのは「自立が先だ」ということです。
これまで幾度も言ってきましたが、人間は「依存→自立→相互依存(相乗効果)」のプロセスを経て成長します。
まずはチームの構成員として「与える」とかを考えるのではなく、「自分の自立」を考えればいいと思います。
要は「与えられる人」になることが先なのです。
例えば、4月に新入社員が入社した会社もあるかと思いますが、その際、2年目の先輩が「与えなきゃ」とか「教えなきゃ」と思ったりするわけです。
でも、私からするとこれこそが間違えの始まり。
2年目とか3年目の社員に部下スタッフの教育は無理です。
これも幾度も言ってきましたが、「エルダー制度」みたいなものがもっとも害ですね。
単なる業務を教えるのならこれでもいいですが、そもそも自分がリーダーになっていない人に、後輩を指導する能力はないと考えるべきです。
下手をすれば、数ヶ月後には抜かれてもおかしくないわけですからね。
リーダーじゃない人が「与えなきゃ」と思うから、「迷惑なのでは・・」というような迷いや悩みにつながるのだと思います。
これは決して、否定的な意味で言っているのではありません。
「真のリーダーになれば、このような悩みは出ない」と言っているのです。
念のため確認しておくと、「与える必要はない」と言っているのでもありません。
大人の社会は協力関係によって成り立っているのですから、日常業務の中で与えられることは徹底的に与えるべきです。
そんな葛藤を乗り越えながら、自身が逞しいリーダーになる。
これが唯一で正しいソリューションだということです。
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by fitnessbiz-01
| 2015-08-15 20:30