No.2921 9月8日（火）：「簡単に野球選手になれる方法」はない

こんにちは。遠藤です。出張先が台風直撃地帯でまいっております。

さて、今週は柳井正氏の著書からいくつかの言葉を紹介する予定でしたが、昨日の「儲ける力」について補足をします。

常に言っていますが、世の中には「儲かる方法」や「売上を上げる方法」や「成功法則」が溢れています。

それは本屋に行けばわかります。

しかし、そのような安直な方法に飛びつく人に限って、儲かっていないし、売上も上がっていません。

これは「簡単に野球選手になれる方法」がないのと同じです。

昨日も記しましたが、地道な正しい努力以外に活路はありません。

が、このような安直な方法でも効果を出せる人がいます。

これは大真面目でいうのですが、それは既にある程度の結果を出している人です。

それも自力で。

既に自力である程度、売上を上げている人が、「売上を上げる方法」を聞けば、結果が向上する可能性があります。

既に自力である程度、成功している人が「成功法則」を学べば、結果が向上する可能性があります。

その理由は（ＦＢＬ大学では言っていますが）、「自分独自の回路」を持っているからです。

「自分独自の回路」を持っているから、そこに入った新たな知識が自分なりのやり方や方法論に変換されるのです。

しかし、「回路」を持っていない人にはそれができません。

だから、誰かの行ったことをそのまま鵜呑みにすることしかできないのです。

が、そのまま鵜呑みにしても、少しは上手くいきます。

何故なら、そこに至るまでに何もしてこなかったからです。

が、この状況が長続きするはずもありません。

なので、また「結果を出す方法」に依存することになります。

要は自分で状況を変えていくことができない。

他人や事例に状況を変えてもらうしかないのです。

この「状況を変えていく力」こそが「マネジメント力」です。

だから、私は「マネジメント力」にこだわるのです。

「マネジメント力」があれば、自力で状況を変えていくことができるのです。

現実を見てください。

リアルを見てください。

パッとしない社会人のほぼすべてはマネジメントを苦手としていることで共通しています。

優秀なビジネスマンで「マネジメントが苦手です」なんて言っている人はひとりもいないのです。

ということを書いていたら、伊藤さんが同様の観点のブログをアップしていました。

続きはこちらで補強してください。

＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
▼私の初の出版本である「自分自身を取り戻せ！」のお申込みは以下のホームページから、下部の「書籍の販売」をクリックしてください。
▼有料メルマガ「思考変容のスイッチ」の詳細＆お申込みはこちらから
▼ＦＢＬ大学のホームページ
▼遠藤一佳のフェイスブック