2015年 09月 12日
No.2925 9月12日(土):学長に訊け!Vol163(通巻353) |
※毎週土曜日は「学長に訊け!」です。
【今回のご相談】
「遠藤さんは『売上を上げる方法はない』、『事例を追うな』と言われていますが、この解釈がうまくできません。例えば、以前、(FBL大学で)『ポスターの書き方』を教わり、実践したら、すぐに集客につながりました。これなどは『売上を上げる方法』であり『事例』のように思えます。どこまでを取り入れるべき範囲と考えればよいでしょうか」
【現場たたき上げの遠藤からのアドバイス】
基本的にFBL大学の方は、講座で提供している内容をどんどんどんどん取り入れてください(笑)
と言いましたが、ご相談の観点は理解できて、例えば、フィットネス業界の推定90%を席巻する「酷いチラシ」を「原理原則」に基づいて改良すれば、直ちに結果は変わります。
これは「売上を上げる方法」に該当するかもしれません。
しかし、このような取り組みには継続性がありません。
私が世の「コンサルタント」が嫌いなのは、このような一過性の変化を提供し、それを自分の手柄として、さっさとトンヅラするからです。
私はクラブ運営については「熟知している」と自負しています。
だから、入会者が150%増になったとか、紹介入会率が2倍になったとか、パーソナルトレーニング売上が100万円になったとか、そういったことが「如何に簡単か」を知っています。
一方で、その状況を3年、5年と向上させ続けることが「如何に難しいか」も知っています。
各クラブの結果がそんなに改善しているなら、業界全体の業績が伸び悩むわけがありません。
はっきり言えば、一過性の結果など「バカでも出せる」のです。
なので、前述の「酷いチラシ」を改善しても、その効果は時間軸の中で低下していきます。
「あれ、原理原則に基づいているんじゃないの?」と揚げ足を取られるかもしれませんが、その状態を「原理原則」の観点から、再び変えるのです。
これが私たちの「不変のアプローチ」です。
つまり、ご相談内容に戻ると、結果を変えるための「思考脳」を身につけるのがすべての解であるということです。
「売上を上げる方法」、「成功事例」を追いかけることで、結果は出るかもしれません。
が、「思考脳」がない限り、永遠に「誰かの事例」を追いかけることになるのです。
事例を教えてくれる優しいコンサルタントに一生、お世話になることになるのです。
あたり前ですが、こんな状態で事業を継続できるはずがありません。
必ず断続的に業績悪化に陥ります。
故に私は「マネジメント力」を重視しているのです。
短期的な方法や事例に一切の活路はないということです。
*****************
▼私の初の出版本である「自分自身を取り戻せ!」のお申込みは以下のホームページから、下部の「書籍の販売」をクリックしてください。
▼有料メルマガ「思考変容のスイッチ」の詳細&お申込みはこちらから
▼FBL大学のホームページ
▼遠藤一佳のフェイスブック
【今回のご相談】
「遠藤さんは『売上を上げる方法はない』、『事例を追うな』と言われていますが、この解釈がうまくできません。例えば、以前、(FBL大学で)『ポスターの書き方』を教わり、実践したら、すぐに集客につながりました。これなどは『売上を上げる方法』であり『事例』のように思えます。どこまでを取り入れるべき範囲と考えればよいでしょうか」
【現場たたき上げの遠藤からのアドバイス】
基本的にFBL大学の方は、講座で提供している内容をどんどんどんどん取り入れてください(笑)
と言いましたが、ご相談の観点は理解できて、例えば、フィットネス業界の推定90%を席巻する「酷いチラシ」を「原理原則」に基づいて改良すれば、直ちに結果は変わります。
これは「売上を上げる方法」に該当するかもしれません。
しかし、このような取り組みには継続性がありません。
私が世の「コンサルタント」が嫌いなのは、このような一過性の変化を提供し、それを自分の手柄として、さっさとトンヅラするからです。
私はクラブ運営については「熟知している」と自負しています。
だから、入会者が150%増になったとか、紹介入会率が2倍になったとか、パーソナルトレーニング売上が100万円になったとか、そういったことが「如何に簡単か」を知っています。
一方で、その状況を3年、5年と向上させ続けることが「如何に難しいか」も知っています。
各クラブの結果がそんなに改善しているなら、業界全体の業績が伸び悩むわけがありません。
はっきり言えば、一過性の結果など「バカでも出せる」のです。
なので、前述の「酷いチラシ」を改善しても、その効果は時間軸の中で低下していきます。
「あれ、原理原則に基づいているんじゃないの?」と揚げ足を取られるかもしれませんが、その状態を「原理原則」の観点から、再び変えるのです。
これが私たちの「不変のアプローチ」です。
つまり、ご相談内容に戻ると、結果を変えるための「思考脳」を身につけるのがすべての解であるということです。
「売上を上げる方法」、「成功事例」を追いかけることで、結果は出るかもしれません。
が、「思考脳」がない限り、永遠に「誰かの事例」を追いかけることになるのです。
事例を教えてくれる優しいコンサルタントに一生、お世話になることになるのです。
あたり前ですが、こんな状態で事業を継続できるはずがありません。
必ず断続的に業績悪化に陥ります。
故に私は「マネジメント力」を重視しているのです。
短期的な方法や事例に一切の活路はないということです。
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by fitnessbiz-01
| 2015-09-12 19:44