2015年 12月 18日
No.3022 12月18日(金):「健康問題の解決者」がいない |
こんにちは。遠藤です。本日、金曜日はFBL大学のオンラインセミナーの公開日です。
第3週目は「読書論文」です。これは自主課題ですが、全員に取り組んでほしいと思っています。
さて、今一度、FBL大学事例発表会の内容に戻ります。
以前も紹介した通り、当日は医療法人社団和風会で、メディカルフィットネスセンタープラム所長兼メディカルフィットネスクラブ武蔵境支配人を務められている神谷具巳さんに講師をお願いしました。
テーマは 「医療の現場から見たフィットネス業界の課題、および医療の側が抱えている課題」です。
事例発表会内でも発言したことですが、本来、フィットネスクラブというところは神谷さんが示したような観点での話題が日常的に行われるべきです。
が、フィットネス業界人全般は話題にすらしていないと思います。
例えば以下のようなデータです(※ほんの一例)。

私の知る限り、フィットネス業界でこのような実体に関心を持っている経営者はほぼいません。
関心があるのは「成功事例」と「新業態」です。
ホント、いつまでこんなことをやっているのかと思います。
神谷さんも言われていましたが、フィットネスクラブの大きな役割の1つは「社会問題としてクローズアップされる健康阻害要因に対して『運動』が予防および改善に大きく貢献できる」という事実を示すことです。
しかし、多くの企業は「貢献すべき対象」を考えないで「業態ビジネス」をやっています。
それは以下の3つのデータから明らかです。
※クラブビジネスさん作成データより抜粋。



施設数だけ増えて、売上も参加率も横ばいです。
要は「運動好きな人」を奪い合っているだけなのです。
結果、「運動が必要な人」にはまったくフォーカスできていないのです。
で、性懲りもなくボディメイク的な「ダイエット」を中心商品にしています。
こういうクラブは間違いなく淘汰されていくでしょう。
神谷さんは外科的知識、内科的知識、そして心電図にも精通しています。
今後、求められるのはこのような知識を持ったトレーナーです。
つまり、「顧客の健康問題を解決できるトレーナー」です。
が、そういう存在はほとんどいません。
だから、私は原田さんだけでなく、神谷さんとも何かしらで一緒に行動していくつもりです(※その他の同志の方も当然です)。
神谷さんの知識をシェアできれば、社会問題を解決できるからです。
特に次世代層の方には目先の流行ではなく、より本質を捉え、社会において「真に役立つトレーナー」を目指してほしいと思います。
*****************
▼FBL大学のホームページ
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▼有料メルマガ「思考変容のスイッチ」の詳細&ご登録はこちらから
▼私の初の出版本である「自分自身を取り戻せ!」のお申込みは上記ホームページから、下部の「書籍の販売」をクリックしてください。
▼遠藤一佳のフェイスブック
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さて、今一度、FBL大学事例発表会の内容に戻ります。
以前も紹介した通り、当日は医療法人社団和風会で、メディカルフィットネスセンタープラム所長兼メディカルフィットネスクラブ武蔵境支配人を務められている神谷具巳さんに講師をお願いしました。
テーマは 「医療の現場から見たフィットネス業界の課題、および医療の側が抱えている課題」です。
事例発表会内でも発言したことですが、本来、フィットネスクラブというところは神谷さんが示したような観点での話題が日常的に行われるべきです。
が、フィットネス業界人全般は話題にすらしていないと思います。
例えば以下のようなデータです(※ほんの一例)。

私の知る限り、フィットネス業界でこのような実体に関心を持っている経営者はほぼいません。
関心があるのは「成功事例」と「新業態」です。
ホント、いつまでこんなことをやっているのかと思います。
神谷さんも言われていましたが、フィットネスクラブの大きな役割の1つは「社会問題としてクローズアップされる健康阻害要因に対して『運動』が予防および改善に大きく貢献できる」という事実を示すことです。
しかし、多くの企業は「貢献すべき対象」を考えないで「業態ビジネス」をやっています。
それは以下の3つのデータから明らかです。
※クラブビジネスさん作成データより抜粋。



施設数だけ増えて、売上も参加率も横ばいです。
要は「運動好きな人」を奪い合っているだけなのです。
結果、「運動が必要な人」にはまったくフォーカスできていないのです。
で、性懲りもなくボディメイク的な「ダイエット」を中心商品にしています。
こういうクラブは間違いなく淘汰されていくでしょう。
神谷さんは外科的知識、内科的知識、そして心電図にも精通しています。
今後、求められるのはこのような知識を持ったトレーナーです。
つまり、「顧客の健康問題を解決できるトレーナー」です。
が、そういう存在はほとんどいません。
だから、私は原田さんだけでなく、神谷さんとも何かしらで一緒に行動していくつもりです(※その他の同志の方も当然です)。
神谷さんの知識をシェアできれば、社会問題を解決できるからです。
特に次世代層の方には目先の流行ではなく、より本質を捉え、社会において「真に役立つトレーナー」を目指してほしいと思います。
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by fitnessbiz-01
| 2015-12-18 23:16