2016年 01月 05日
No.3040 1月5日(火):「鶏口牛後」vs「井の中の蛙」 |
こんにちは。遠藤です。まだ新年が明けて5日とは。すでに2月くらいの感覚です。
さて、昨日は「社員5名なら各自にはトップ5としての能力と活躍が求められ、社員500名なら1番から500番までの社内序列になる」ということを記しました。
前者の状況を指して肯定的に用いられる表現が「鶏口牛後」です。
説明するまでもなく「大きな集団や組織の末端にいるより、小さくてもよいから長となった方がよい」という考え方です。
さらにこれに対比されて用いられるのが「井の中の蛙」です。
つまり、「小さくてもよいから長の方がいい」なんて、所詮は「井の中の蛙」じゃないかということです。
だとしても、私は断然、「鶏口牛後派」です。
「鶏口牛後」が、「井の中の蛙」だとすれば、総理大臣にでもならない限り、その論理的矛盾は解消されません。
私の中で「鶏口牛後」と「井の中の蛙」の違いは明確です。
「鶏口牛後」は「外」を見ています。
「井の中の蛙」は「内」を見ています。
だから、「鶏口牛後な人」は「外(どこへ行っても)」でも通用しますが、「井の中の蛙な人」は「内(その会社)」でしか通用しません。
だから、大組織にいても「外」で通用すれば「鶏口牛後」だし、自分で起業しても「そこ」でしか通用しないとか、事業がうまくいかないのであれば「井の中の蛙」です。
また、大組織でまったく活躍できないのに、「任せてもらえるから」とか言って小さな会社に転職する人も「井の中の蛙」です。
※これがもっとも性質が悪い。
この違いはあまりにも大きいと思います。
現実を見れば、圧倒的に多いのが「井の中の蛙」です。
こうなる背景も明確です。
まず会社というところは「井の中の蛙」を育てるところです。
経験上、断言しますが、99%の経営者は口で何と言っていようが「自分の言うことに従うそこそこ優秀な人材」を求めています。
で、この「従属環境」に嫌気がさして組織から飛び出すのは「優秀な個」か「チームプレイとマネジメントができない弧」に完全に二分されています。
なので、一部の「優秀な個」以外は「井の中の蛙」なので、必然的に割合が多くなるのです。
大事なのは意識です。
小さい組織でも自分の言行が会社や仲間のブランディングに影響するのと、「その他大勢」と見なされるのでは、大袈裟にいえば「生きがい」も変わってくると思います。
「鶏口牛後な人」とは「自分株式会社」の主(あるじ)です。
人生で一度くらい「自分株式会社」の主になってもよいのではないでしょうか。
だって、人間は自分のやりたいことをやるために生まれてきたのだから。
*****************
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さて、昨日は「社員5名なら各自にはトップ5としての能力と活躍が求められ、社員500名なら1番から500番までの社内序列になる」ということを記しました。
前者の状況を指して肯定的に用いられる表現が「鶏口牛後」です。
説明するまでもなく「大きな集団や組織の末端にいるより、小さくてもよいから長となった方がよい」という考え方です。
さらにこれに対比されて用いられるのが「井の中の蛙」です。
つまり、「小さくてもよいから長の方がいい」なんて、所詮は「井の中の蛙」じゃないかということです。
だとしても、私は断然、「鶏口牛後派」です。
「鶏口牛後」が、「井の中の蛙」だとすれば、総理大臣にでもならない限り、その論理的矛盾は解消されません。
私の中で「鶏口牛後」と「井の中の蛙」の違いは明確です。
「鶏口牛後」は「外」を見ています。
「井の中の蛙」は「内」を見ています。
だから、「鶏口牛後な人」は「外(どこへ行っても)」でも通用しますが、「井の中の蛙な人」は「内(その会社)」でしか通用しません。
だから、大組織にいても「外」で通用すれば「鶏口牛後」だし、自分で起業しても「そこ」でしか通用しないとか、事業がうまくいかないのであれば「井の中の蛙」です。
また、大組織でまったく活躍できないのに、「任せてもらえるから」とか言って小さな会社に転職する人も「井の中の蛙」です。
※これがもっとも性質が悪い。
この違いはあまりにも大きいと思います。
現実を見れば、圧倒的に多いのが「井の中の蛙」です。
こうなる背景も明確です。
まず会社というところは「井の中の蛙」を育てるところです。
経験上、断言しますが、99%の経営者は口で何と言っていようが「自分の言うことに従うそこそこ優秀な人材」を求めています。
で、この「従属環境」に嫌気がさして組織から飛び出すのは「優秀な個」か「チームプレイとマネジメントができない弧」に完全に二分されています。
なので、一部の「優秀な個」以外は「井の中の蛙」なので、必然的に割合が多くなるのです。
大事なのは意識です。
小さい組織でも自分の言行が会社や仲間のブランディングに影響するのと、「その他大勢」と見なされるのでは、大袈裟にいえば「生きがい」も変わってくると思います。
「鶏口牛後な人」とは「自分株式会社」の主(あるじ)です。
人生で一度くらい「自分株式会社」の主になってもよいのではないでしょうか。
だって、人間は自分のやりたいことをやるために生まれてきたのだから。
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by fitnessbiz-01
| 2016-01-05 20:18