2016年 01月 21日
No.3056 1月21日(木):「中」という漢字の持つ意味 |
こんにちは。遠藤です。こんにちは。遠藤です。本日はプロフェッショナルトレーナー原田一志さんの「間違いだらけのフィットネストレーニング」のアップ日です。
※こちらからご覧ください。
さて、今週のメルマガで紹介した本に実に的を得ている指摘が記されていました。
※はたして何人の方が読んでくれただろうか・・。
今日がその内容を引用しながらブログを書き進めます。
それが「上・中・下」における「中」という漢字の持つ意味です。
これは山形県の上山城にある石碑に刻まれている、臨済宗の名僧、沢庵和尚の言葉です。
私は知らなかったのですが、「上中下三字説」というようです。
これによると「上」は「為政者」となり、「下」は「領民」となっています。
(著者も同様に説明していますが)、会社に置き換えれば、「上」が「経営者」で、「下」が「社員」です。
※「為政者」かは別として。
そして、文字通り、上と下をつなぐ役割が「中」なのですが、この意味づけが面白いのです。
「中」という字は「口」という文字を、縦に「一本の線」が貫いています。
つまり、「言葉(口)」を使って、「上と下」に意思を通わせるのが「中」の役割だということです。
「なるほどね」と思いました。
著者も「会社が腐るのは言葉がないからだ」と指摘し、以下のように述べています。
「経営者は社員に向かって『チャレンジしろ!』、『目標達成を諦めるな!』などと叱咤する。そんな経営者は自分の叱咤激励が社員に届き、その気持ちに応えてくれると信じている。ところが社員達はその言葉に反応しない。ストレスを感じるだけなのだ。言葉が通じていないのだ」
そうそう、まったくその通り。
続けて以下のように述べています。
「経営者の言葉が通じない一方で、社員の言葉も経営者に通じない」
そうそう、まったくその通り×2。
経営者に言葉がない。
社員にも言葉がない。
どっちもダメ。
なので、「中」という文字が持つ意味が機能しない(=組織が機能しない)のです。
念のため言っておくと、「だから中間管理職が必要なのだ」などとは露ほども思っていません。
この中間管理職にしたって「言葉」は持っていません。
役職上、「そこにいるだけ」です。
やっていることと言えば、「上からのストレスに耐え忍び、下からの形式的な受け皿になる」くらいでしょう。
多くの人は読書もしないし、新聞も読まないし、日記も書かないし、論文も書きません。
日常の「確保された立場」の中で安住しています。
結果、「自分の言葉」を持つことができません。
だから、いつまで経っても良い影響力を発揮できないのです。
「影響力を発揮できない=支配を受ける状態から脱せられない」です。
大事なのは、リーダーが組織を一体化させる「言葉」を持つことです。
故に私は「言葉」とか「伝え方」とか「心理」を学ぶべきと言い続けているのです。
*****************
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※はたして何人の方が読んでくれただろうか・・。
今日がその内容を引用しながらブログを書き進めます。
それが「上・中・下」における「中」という漢字の持つ意味です。
これは山形県の上山城にある石碑に刻まれている、臨済宗の名僧、沢庵和尚の言葉です。
私は知らなかったのですが、「上中下三字説」というようです。
これによると「上」は「為政者」となり、「下」は「領民」となっています。
(著者も同様に説明していますが)、会社に置き換えれば、「上」が「経営者」で、「下」が「社員」です。
※「為政者」かは別として。
そして、文字通り、上と下をつなぐ役割が「中」なのですが、この意味づけが面白いのです。
「中」という字は「口」という文字を、縦に「一本の線」が貫いています。
つまり、「言葉(口)」を使って、「上と下」に意思を通わせるのが「中」の役割だということです。
「なるほどね」と思いました。
著者も「会社が腐るのは言葉がないからだ」と指摘し、以下のように述べています。
「経営者は社員に向かって『チャレンジしろ!』、『目標達成を諦めるな!』などと叱咤する。そんな経営者は自分の叱咤激励が社員に届き、その気持ちに応えてくれると信じている。ところが社員達はその言葉に反応しない。ストレスを感じるだけなのだ。言葉が通じていないのだ」
そうそう、まったくその通り。
続けて以下のように述べています。
「経営者の言葉が通じない一方で、社員の言葉も経営者に通じない」
そうそう、まったくその通り×2。
経営者に言葉がない。
社員にも言葉がない。
どっちもダメ。
なので、「中」という文字が持つ意味が機能しない(=組織が機能しない)のです。
念のため言っておくと、「だから中間管理職が必要なのだ」などとは露ほども思っていません。
この中間管理職にしたって「言葉」は持っていません。
役職上、「そこにいるだけ」です。
やっていることと言えば、「上からのストレスに耐え忍び、下からの形式的な受け皿になる」くらいでしょう。
多くの人は読書もしないし、新聞も読まないし、日記も書かないし、論文も書きません。
日常の「確保された立場」の中で安住しています。
結果、「自分の言葉」を持つことができません。
だから、いつまで経っても良い影響力を発揮できないのです。
「影響力を発揮できない=支配を受ける状態から脱せられない」です。
大事なのは、リーダーが組織を一体化させる「言葉」を持つことです。
故に私は「言葉」とか「伝え方」とか「心理」を学ぶべきと言い続けているのです。
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by fitnessbiz-01
| 2016-01-21 18:41