2016年 05月 06日
No.3162 5月6日(金):日本人の男性の労働時間は実質「世界一」 |
こんにちは。遠藤です。本日、金曜日はFBL大学のオンラインセミナーの公開日です。
今週は「人とチームを勝たせる力(第7回)」などです。
私が「ひとり占めしたい」と思った人物のリーダー観を紹介しています。

さて、GWを経験すると毎年、思うことなのですが、この「国家特別イベント」が終わるとほぼ全員の社会人が「うんざりとした顔」で職場に向かいます。
(昨年も同じようなことを書いた気がしますが)、「よっしゃ!今日から全開でいくぜ!」みたいな人はまずいません。
まぁ、それも仕方ないですね。
かなり前に原田さんもコラムに書いていましたが、2014年3月にOECDが発表した調査結果によると、日本人の男性の労働時間はOECD加盟26ヶ国中で「最長」です。
その「実質、世界一」の実体は「1日375分(6時間15分)」です。
これは、年間労働時間を年間日数(365日)で割った数値です。
なので、出勤日1回あたりではありません。
つまり、計算上は1日も休まずに「1日、6時間15分」も働いているのです。
準備時間や通勤時間や寝る時間を引けば、ほとんど働いている感覚ではないでしょうか。
そりゃー「うんざり」もしますよ。
で、連休を会社から「いただいて」、数少ない連休を楽しんでいるのです。
おかしくないですか、これ。
上記加盟国の平均が「259分(4時間19分)」ですから、日本人は「1日2時間」くらい余暇が少ないことになります。
※間違っていたらすみません。が、大枠は合っている。
昨年か一昨年に「フランス人は10着しか服を持たない」という本がとても売れましたが、そのフランス人は、なんと「173分(2時間53分!)」です。
日本人(男性)の「半分以下」です。
こうなると「GWだから」と嬉々とする必要もありません。
もちろん、短いから正で長いから悪というわけではありませんが、私はせっかく本を読むのであれば、こういう「生き方」の観点をもっと学ぶべきではないかと思います。
とにかく、日本人男性は働き過ぎです。
同じように勤務している女性も働き過ぎです。
毎度の観点ですが、この最大の問題点は「働かされていること」です。
で、この「働かされている人」が、それを正当化して、部下スタッフを働き過ぎにさせていることです。
この「悪循環」は未来永劫、変わらないと思います。
何故なら、昭和22年に「1日8時間、週48時間」という決定がされて以来、今まで何も変わってこなかったからです。
「今は週40時間だ!(昭和63年に改訂)」と言われるかもしれませんが、実体は何も変わっていません。
では、どうしたらいいかといえば、そういう環境から抜けることです。
環境が変わらないのだから、自分が主体となって環境を変える以外に解決策はありません。
もっと「働く」ということの位置付けや意味を考えましょう。
週に40時間(48時間?)も会社に管理されたり、「この時期はみんなで休みましょう」という大型連休を国から与えられる意味合いはまったくないと思います。
*****************
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さて、GWを経験すると毎年、思うことなのですが、この「国家特別イベント」が終わるとほぼ全員の社会人が「うんざりとした顔」で職場に向かいます。
(昨年も同じようなことを書いた気がしますが)、「よっしゃ!今日から全開でいくぜ!」みたいな人はまずいません。
まぁ、それも仕方ないですね。
かなり前に原田さんもコラムに書いていましたが、2014年3月にOECDが発表した調査結果によると、日本人の男性の労働時間はOECD加盟26ヶ国中で「最長」です。
その「実質、世界一」の実体は「1日375分(6時間15分)」です。
これは、年間労働時間を年間日数(365日)で割った数値です。
なので、出勤日1回あたりではありません。
つまり、計算上は1日も休まずに「1日、6時間15分」も働いているのです。
準備時間や通勤時間や寝る時間を引けば、ほとんど働いている感覚ではないでしょうか。
そりゃー「うんざり」もしますよ。
で、連休を会社から「いただいて」、数少ない連休を楽しんでいるのです。
おかしくないですか、これ。
上記加盟国の平均が「259分(4時間19分)」ですから、日本人は「1日2時間」くらい余暇が少ないことになります。
※間違っていたらすみません。が、大枠は合っている。
昨年か一昨年に「フランス人は10着しか服を持たない」という本がとても売れましたが、そのフランス人は、なんと「173分(2時間53分!)」です。
日本人(男性)の「半分以下」です。
こうなると「GWだから」と嬉々とする必要もありません。
もちろん、短いから正で長いから悪というわけではありませんが、私はせっかく本を読むのであれば、こういう「生き方」の観点をもっと学ぶべきではないかと思います。
とにかく、日本人男性は働き過ぎです。
同じように勤務している女性も働き過ぎです。
毎度の観点ですが、この最大の問題点は「働かされていること」です。
で、この「働かされている人」が、それを正当化して、部下スタッフを働き過ぎにさせていることです。
この「悪循環」は未来永劫、変わらないと思います。
何故なら、昭和22年に「1日8時間、週48時間」という決定がされて以来、今まで何も変わってこなかったからです。
「今は週40時間だ!(昭和63年に改訂)」と言われるかもしれませんが、実体は何も変わっていません。
では、どうしたらいいかといえば、そういう環境から抜けることです。
環境が変わらないのだから、自分が主体となって環境を変える以外に解決策はありません。
もっと「働く」ということの位置付けや意味を考えましょう。
週に40時間(48時間?)も会社に管理されたり、「この時期はみんなで休みましょう」という大型連休を国から与えられる意味合いはまったくないと思います。
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by fitnessbiz-01
| 2016-05-06 18:26