2016年 05月 20日
No.3176 5月20日(金):「人生でもっともムダな60分」 |
こんにちは。遠藤です。本日、金曜日はFBL大学のオンラインセミナーの公開日です。
第3週目は「読書論文」です。これは自主課題ですが、全員に取り組んでほしいと思っています。
さて、ここ数日は「どうでもいいことに時間を使うべきではない」と書いてきました。
が、そう言っているにもかかわらず、今日は不覚にも「人生でもっともムダな60分」を過ごしてしまいました。
何をしてしまったかというと、都知事の釈明会見を生中継で見てしまったのです。
途中から見てしまったのですが、記者の追求がまったくダメなので「ちげーんだよ!」と突っ込んでいるうちに60分が経過してしまいました・・。
※会見はもっと長い時間やっていた。
中身については報じられている通りとして、歴史的にヒドイ会見だったと思います。
新たに「まんじゅう疑惑」なんてのも出現しておりました。
あえて私見を述べるなら以下の通りです。
記者は「プライベートか公用か」とか「詳細は何なのか」とか「辞めるのか辞めないのか」といったことをはっきりさせたいようなのですが、はっきりするわけがありません。
理由は法律上、問題ないからです。
元知事全員が言っているように「公用です」と言えば、それで終わりです。
「しっかり精査」する必要もありません。
正月に家族で温泉に行っていても「精査の結果、会議をしていました」と言えば、それ以上は追求できないわけです。
では、倫理面、道徳面はどうかといえば「不徳の致すところで、誠に申し訳ない」で、これも終わりです。
記者の質問は上記の観点に終始しているので、会見はテレビが壊れたのかと思うくらい同じ場面が繰り返されていました。
問題は政治家が政治家のためにつくった、現行の法律にあります。
仮に都知事を辞任に追い込んでも、この法律が温存されていれば何も変わりません。
「許せない!」とか「ウソだ!」とか「金返せ!」とか言っていても仕方ないのです。
「都民の皆さまの信頼回復に努め・・」も同様です。
信頼なんて回復しなくていいから、法律を変えなさいという話です。
都知事が本当に反省しているなら、成すべきはこの法律を変えることです。
ここに「リーダーシップ」が問われるのです。
※やるはずがありませんが。
なのに、この都知事は「現行の法律上、適正に処理しております」なんて、現行制度(既得権)に乗っかりながら言い訳をしているのです。
話しになりません。
記者はこの一点だけを追求すればいいと思いますね。
「あなたは現行のザル法を変える気があるのですか?ないのですか?」と。
「ないです」ということなら、それでシャンシャンです。
仕方ないです。
自分たちがそういう感覚の人を大差で選んだのですから、従うしかありません。
そうではなく「これまでの流用金は全額返金し、私が活用したザル法は任期中に変えます」と言えるなら、それが唯一の信頼回復策です。
まぁ、どうでもいいことですが、同じようなことは他の政治家もやっているに決まっており、議案を提出すれば反対されますから、ここで形勢逆転です。
※泥棒が警察になるような話。
いずれにせよ、都知事は「第三者の厳しい調査(といっても身内が作ったもの)」を受けて辞任するかもしれませんね。
「私は何も悪いことはしていないが、国民、都民の皆さまの厳しいご批判を受け、自らの周辺を第三者機関で調査した結果、都知事としてはふさわしくないと判断されても致し方ない項目が散見されたため」というストーリーで。
あくまでも「調査の結果」を受けての判断。
自分の非は最後まで認めないでしょう。
あぁー。
「人生でもっともムダな60分」を過ごしただけでなく、こんなブログまで書いてしまったぁー。
が、自分なりの「本質」には触れたつもりなので。
明日はもっとまともな内容を書きたいと思います。
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第3週目は「読書論文」です。これは自主課題ですが、全員に取り組んでほしいと思っています。
さて、ここ数日は「どうでもいいことに時間を使うべきではない」と書いてきました。
が、そう言っているにもかかわらず、今日は不覚にも「人生でもっともムダな60分」を過ごしてしまいました。
何をしてしまったかというと、都知事の釈明会見を生中継で見てしまったのです。
途中から見てしまったのですが、記者の追求がまったくダメなので「ちげーんだよ!」と突っ込んでいるうちに60分が経過してしまいました・・。
※会見はもっと長い時間やっていた。
中身については報じられている通りとして、歴史的にヒドイ会見だったと思います。
新たに「まんじゅう疑惑」なんてのも出現しておりました。
あえて私見を述べるなら以下の通りです。
記者は「プライベートか公用か」とか「詳細は何なのか」とか「辞めるのか辞めないのか」といったことをはっきりさせたいようなのですが、はっきりするわけがありません。
理由は法律上、問題ないからです。
元知事全員が言っているように「公用です」と言えば、それで終わりです。
「しっかり精査」する必要もありません。
正月に家族で温泉に行っていても「精査の結果、会議をしていました」と言えば、それ以上は追求できないわけです。
では、倫理面、道徳面はどうかといえば「不徳の致すところで、誠に申し訳ない」で、これも終わりです。
記者の質問は上記の観点に終始しているので、会見はテレビが壊れたのかと思うくらい同じ場面が繰り返されていました。
問題は政治家が政治家のためにつくった、現行の法律にあります。
仮に都知事を辞任に追い込んでも、この法律が温存されていれば何も変わりません。
「許せない!」とか「ウソだ!」とか「金返せ!」とか言っていても仕方ないのです。
「都民の皆さまの信頼回復に努め・・」も同様です。
信頼なんて回復しなくていいから、法律を変えなさいという話です。
都知事が本当に反省しているなら、成すべきはこの法律を変えることです。
ここに「リーダーシップ」が問われるのです。
※やるはずがありませんが。
なのに、この都知事は「現行の法律上、適正に処理しております」なんて、現行制度(既得権)に乗っかりながら言い訳をしているのです。
話しになりません。
記者はこの一点だけを追求すればいいと思いますね。
「あなたは現行のザル法を変える気があるのですか?ないのですか?」と。
「ないです」ということなら、それでシャンシャンです。
仕方ないです。
自分たちがそういう感覚の人を大差で選んだのですから、従うしかありません。
そうではなく「これまでの流用金は全額返金し、私が活用したザル法は任期中に変えます」と言えるなら、それが唯一の信頼回復策です。
まぁ、どうでもいいことですが、同じようなことは他の政治家もやっているに決まっており、議案を提出すれば反対されますから、ここで形勢逆転です。
※泥棒が警察になるような話。
いずれにせよ、都知事は「第三者の厳しい調査(といっても身内が作ったもの)」を受けて辞任するかもしれませんね。
「私は何も悪いことはしていないが、国民、都民の皆さまの厳しいご批判を受け、自らの周辺を第三者機関で調査した結果、都知事としてはふさわしくないと判断されても致し方ない項目が散見されたため」というストーリーで。
あくまでも「調査の結果」を受けての判断。
自分の非は最後まで認めないでしょう。
あぁー。
「人生でもっともムダな60分」を過ごしただけでなく、こんなブログまで書いてしまったぁー。
が、自分なりの「本質」には触れたつもりなので。
明日はもっとまともな内容を書きたいと思います。
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by fitnessbiz-01
| 2016-05-20 18:15