2016年 05月 27日
No.3183 5月27日(金):あらためて「70%経験、20%薫陶、10%研修」の話 |
こんにちは。遠藤です。本日、金曜日はFBL大学のオンラインセミナーの公開日です。
第4週目は「リアルタイム・ケーススタディ」です。
今回のテーマは「メールの基本ルール」です。
私のもとへは数多くのメールが届きますが、残念ながら首をかしげたくなるような内容が目立ちます。
その理由は以下の画像に表示されているような現状があるからです。
オンラインセミナーをご覧いただいた方は、そういう惨状から脱してほしいものです。
さて、昨日、一昨日の続きです。
そこでは某調査によって示された「上司の8割以上は無能である」ということに触れました。
そこで改めて思い浮かんだのが「70%が経験、20%が薫陶、10%が研修」という考え方です。
これは米国のリーダーシップ研究の調査機関であるロミンガー社が、経営幹部としてリーダーシップをうまく発揮できるようになった人たちに「どのような出来事が役立ったか」について聞いた結果です。
本ブログ等でも幾度か紹介してきました。
もちろんこれは「ほら見ろ、経験が70%じゃないか、10%の研修なんて意味がないんだよ」という「レガシー型上司」の主張を正当化するものではありません。
これらはすべてが補完し合っており「足して100になること」が必要なのです。
結局、これを成立させないから「8割以上が無能」ということになってしまうのです。
この時、「社内だけ」で「70%が経験、20%が薫陶、10%が研修」が成立するでしょうか?
その可能性は「0%」です。
これは断言できます。
まず上記の裏返しの通り、「有能な上司に出会える可能性は2割もない」のです。
つまり、「社内」にこだわった瞬間、80%は脱落することになります。
では、「有能な上司に出会うことができた2割の人たち」は「社内だけ」で問題ないでしょうか。
それでは「薫陶」が成立しません。
「薫陶」とは「徳の力で人を感化し、教育すること」、つまり、「偉人から受ける影響」です。
もちろん、これは生存している方だけでなく、亡くなった方も含みます。
例えばですが・・。
福澤諭吉氏。
松下幸之助氏。
稲盛和夫氏。
などなどなど。
こういう方が「社内」にいるでしょうか?
なので「可能性は0%」なのです。
「研修」も同様です。
研修の目的は「結果につながる、新たな知見を得ること」です。
社内にいて「新たな知見」が身につくことは100%ありません。
考えればわかると思うのですが「現在の社内の知見」が「現在の社内の結果」だからです。
私はよく「社内で起きた問題を社内の人に相談しても永久に解決しない」と言っていますが、それと同じ理屈です。
そこにはその問題の張本人たちしかいないのです。
だから、定期的に「社外の知見」を入れることが不可欠なのです。
さらに言えば「70%の経験」も怪しいものです。
今でも推定96%以上のクラブで月次、週次、日次のマネジメントは機能していません。
となれば、本来はMAXで70%経験できるものが、30%程度しか経験できません。
で、説明の通り「社内だけ」では薫陶も研修も「ほぼ0%」です。
これらを全部、足すと「30%」です。
少なくともこれが「80%」くらいにならないと、「その他大勢グループ」だと思います。
仮に「薫陶は20点くらいだな・・」と思うのなら「20%×20%(20点)」で加点は4%ということです。
社内が70点、薫陶と研修が100点なら「80%×70%+20%×100%+10%×100%」で「86%」です。
こういう人は「合格」です。
※まずいない。
こう考えれば、何故、成長できないか、何故、年収が上がっていかないかが具体的に理解できるはずです。
給料を上げる手段は評価面談で評価を上げることではないし、社長にお願いすることでもありません。
それは「70%の経験、20%の薫陶、10%の研修」を成立させることです。
*****************
▼FBL大学のホームページ
▼無料メルマガ「自分の人生のリーダーになろう!」のご登録はこちらから
▼有料メルマガ「思考変容のスイッチ」の詳細&ご登録はこちらから
▼私の初の出版本である「自分自身を取り戻せ!」のお申込みは上記ホームページから、下部の「書籍の販売」をクリックしてください。
▼遠藤一佳のフェイスブック
第4週目は「リアルタイム・ケーススタディ」です。
今回のテーマは「メールの基本ルール」です。
私のもとへは数多くのメールが届きますが、残念ながら首をかしげたくなるような内容が目立ちます。
その理由は以下の画像に表示されているような現状があるからです。
オンラインセミナーをご覧いただいた方は、そういう惨状から脱してほしいものです。
さて、昨日、一昨日の続きです。
そこでは某調査によって示された「上司の8割以上は無能である」ということに触れました。
そこで改めて思い浮かんだのが「70%が経験、20%が薫陶、10%が研修」という考え方です。
これは米国のリーダーシップ研究の調査機関であるロミンガー社が、経営幹部としてリーダーシップをうまく発揮できるようになった人たちに「どのような出来事が役立ったか」について聞いた結果です。
本ブログ等でも幾度か紹介してきました。
もちろんこれは「ほら見ろ、経験が70%じゃないか、10%の研修なんて意味がないんだよ」という「レガシー型上司」の主張を正当化するものではありません。
これらはすべてが補完し合っており「足して100になること」が必要なのです。
結局、これを成立させないから「8割以上が無能」ということになってしまうのです。
この時、「社内だけ」で「70%が経験、20%が薫陶、10%が研修」が成立するでしょうか?
その可能性は「0%」です。
これは断言できます。
まず上記の裏返しの通り、「有能な上司に出会える可能性は2割もない」のです。
つまり、「社内」にこだわった瞬間、80%は脱落することになります。
では、「有能な上司に出会うことができた2割の人たち」は「社内だけ」で問題ないでしょうか。
それでは「薫陶」が成立しません。
「薫陶」とは「徳の力で人を感化し、教育すること」、つまり、「偉人から受ける影響」です。
もちろん、これは生存している方だけでなく、亡くなった方も含みます。
例えばですが・・。
福澤諭吉氏。
松下幸之助氏。
稲盛和夫氏。
などなどなど。
こういう方が「社内」にいるでしょうか?
なので「可能性は0%」なのです。
「研修」も同様です。
研修の目的は「結果につながる、新たな知見を得ること」です。
社内にいて「新たな知見」が身につくことは100%ありません。
考えればわかると思うのですが「現在の社内の知見」が「現在の社内の結果」だからです。
私はよく「社内で起きた問題を社内の人に相談しても永久に解決しない」と言っていますが、それと同じ理屈です。
そこにはその問題の張本人たちしかいないのです。
だから、定期的に「社外の知見」を入れることが不可欠なのです。
さらに言えば「70%の経験」も怪しいものです。
今でも推定96%以上のクラブで月次、週次、日次のマネジメントは機能していません。
となれば、本来はMAXで70%経験できるものが、30%程度しか経験できません。
で、説明の通り「社内だけ」では薫陶も研修も「ほぼ0%」です。
これらを全部、足すと「30%」です。
少なくともこれが「80%」くらいにならないと、「その他大勢グループ」だと思います。
仮に「薫陶は20点くらいだな・・」と思うのなら「20%×20%(20点)」で加点は4%ということです。
社内が70点、薫陶と研修が100点なら「80%×70%+20%×100%+10%×100%」で「86%」です。
こういう人は「合格」です。
※まずいない。
こう考えれば、何故、成長できないか、何故、年収が上がっていかないかが具体的に理解できるはずです。
給料を上げる手段は評価面談で評価を上げることではないし、社長にお願いすることでもありません。
それは「70%の経験、20%の薫陶、10%の研修」を成立させることです。
*****************
▼FBL大学のホームページ
▼無料メルマガ「自分の人生のリーダーになろう!」のご登録はこちらから
▼有料メルマガ「思考変容のスイッチ」の詳細&ご登録はこちらから
▼私の初の出版本である「自分自身を取り戻せ!」のお申込みは上記ホームページから、下部の「書籍の販売」をクリックしてください。
▼遠藤一佳のフェイスブック
by fitnessbiz-01
| 2016-05-27 18:41