2016年 06月 30日
No.3217 6月30日(木):「お店が増える」って、どういうことか? |
こんにちは。遠藤です。木曜はプロフェッショナルトレーナー原田一志さんの「間違いだらけのフィットネストレーニング」のアップ日です。
是非、こちらからご覧ください。
さて、昨日は「地元を愛するパン屋さん」のスタッフが東京のお店で育った後に、地元に帰って同じ名称のパン屋さんを(独立支援制度により)開業していることを書きました。
で、翻ってフィットネス業界を見れば、社員は辞めていってしまい、「自分の店」を出したがると。
どう考えても私はパン屋さんのような社風にしたいです。
それはさておき、何故、こうなってしまうのでしょうか?
ここには「辞めていく人」と「経営者」の双方に強力な課題があります。
※もちろん、すべてがそうではない。
「辞めていく人」の問題は「脳みそが単細胞」ということに尽きます。
まともにビジネスの勉強もしていない。
組織人としても経験を積んでいない。
人間力も極めて未熟。
であるにもかかわらず、フィットネスクラブという「見込み客しかいない恵まれ過ぎた環境」の中で得た顧客との関係性を「自分の実力」と勘違いしています。
そこに「マイクロジムブーム」や「金持ちのクライアント」が「自分のジムをやるべきだ」とか「ジムの責任者を任せたい」などとささやいてきます。
で、行動してしまう。
「無謀」、「無計画」と「挑戦」は違います。
この状態で中長期的に活動を続けることは難しいと思います。
一方、「経営者」の問題は「我欲の強さ」でしょう。
これに資質的な「ワンマン性」が付加されることで、一人で突っ走ったり、部下スタッフへの当たりが強くなったりし、「この人にはついて行けない」とか「ここでやっていても、永遠にこの人の下だな」と思われてしまうのです。
故に双方の事情で「地元を愛するパン屋さん」のようにはなりません。
(当社媒体で述べてきたことですが)、私は関連社員に「最終的には自分でやるように」と話しています。
この「自分でやる」については、「社内の事業責任者」と「自分の会社」の2つがあり、「どちらがいいかは自分で決めてくれ」と言っています。
ただし、この時、「関係性が切れないこと」を重視しています。
「社内の事業責任者」として独立的にやってくれれば一番いいし、独立する場合はこのパン屋さんのようにネットワークの中でやってもらえるようにすることが理想と考えています。
当然、日頃からそのような考え方を共有しています。
「お店」って「思い」ですよね。
つまり、「お店が増える」って「思いが増えること」ですよね。
「店舗数」という「数」が増えることではないはずです。
(私は実体験していますが)「思い」などなくても、「お金」さえあれば「店舗数」を増やすことは誰にでもできます。
「お店の数」=「思いの数」
だから、「理念経営」をしていれば、必然的に私が望む方向になるはずだし、「理念(思い)」を切ってまで、絶ってまで「出ていく」ということにはならないと思います。
パン屋さんの話は今日で終わりますが。
店主の「思い」が地道に広がった、素晴らしい事例だと思います。
*****************
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さて、昨日は「地元を愛するパン屋さん」のスタッフが東京のお店で育った後に、地元に帰って同じ名称のパン屋さんを(独立支援制度により)開業していることを書きました。
で、翻ってフィットネス業界を見れば、社員は辞めていってしまい、「自分の店」を出したがると。
どう考えても私はパン屋さんのような社風にしたいです。
それはさておき、何故、こうなってしまうのでしょうか?
ここには「辞めていく人」と「経営者」の双方に強力な課題があります。
※もちろん、すべてがそうではない。
「辞めていく人」の問題は「脳みそが単細胞」ということに尽きます。
まともにビジネスの勉強もしていない。
組織人としても経験を積んでいない。
人間力も極めて未熟。
であるにもかかわらず、フィットネスクラブという「見込み客しかいない恵まれ過ぎた環境」の中で得た顧客との関係性を「自分の実力」と勘違いしています。
そこに「マイクロジムブーム」や「金持ちのクライアント」が「自分のジムをやるべきだ」とか「ジムの責任者を任せたい」などとささやいてきます。
で、行動してしまう。
「無謀」、「無計画」と「挑戦」は違います。
この状態で中長期的に活動を続けることは難しいと思います。
一方、「経営者」の問題は「我欲の強さ」でしょう。
これに資質的な「ワンマン性」が付加されることで、一人で突っ走ったり、部下スタッフへの当たりが強くなったりし、「この人にはついて行けない」とか「ここでやっていても、永遠にこの人の下だな」と思われてしまうのです。
故に双方の事情で「地元を愛するパン屋さん」のようにはなりません。
(当社媒体で述べてきたことですが)、私は関連社員に「最終的には自分でやるように」と話しています。
この「自分でやる」については、「社内の事業責任者」と「自分の会社」の2つがあり、「どちらがいいかは自分で決めてくれ」と言っています。
ただし、この時、「関係性が切れないこと」を重視しています。
「社内の事業責任者」として独立的にやってくれれば一番いいし、独立する場合はこのパン屋さんのようにネットワークの中でやってもらえるようにすることが理想と考えています。
当然、日頃からそのような考え方を共有しています。
「お店」って「思い」ですよね。
つまり、「お店が増える」って「思いが増えること」ですよね。
「店舗数」という「数」が増えることではないはずです。
(私は実体験していますが)「思い」などなくても、「お金」さえあれば「店舗数」を増やすことは誰にでもできます。
「お店の数」=「思いの数」
だから、「理念経営」をしていれば、必然的に私が望む方向になるはずだし、「理念(思い)」を切ってまで、絶ってまで「出ていく」ということにはならないと思います。
パン屋さんの話は今日で終わりますが。
店主の「思い」が地道に広がった、素晴らしい事例だと思います。
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by fitnessbiz-01
| 2016-06-30 18:34