2016年 07月 11日
No.3228 7月11日(月):「14歳の前」で「未来と希望」を語れる大人がどれだけいるか? |
こんにちは。遠藤です。月曜日は有料メルマガ「思考変容のスイッチ」の配信日です。
毎週月曜日はメルマガで取り上げた内容についてコメントします。
毎週、メルマガでは「3つのテーマ」からメッセージを送っていますが、ブログではその「ごくごく一部」を抜き取って紹介します。
※また、丸々コピペするわけではなく新たに書き直します。
今回はその中から「今週の一冊」を取り上げます。
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今回の内容は「広く伝えたい」と思っていることなので、メルマガに記したことをほぼそのまま再現いたします。
メルマガ読者の方はどうかご容赦ください。
また、購読されていない方は以下ボリュームの3倍の内容を毎週発信し、タイトル通りに「思考変容のスイッチ」がONになるように働きかけているので、是非、ご登録ください。
では、いつもより少し長いですが、お付き合いください。
↓↓↓
今回は瀧本哲史氏が著者の「ミライの授業」を紹介しました。
瀧本氏は京都大学で客員准教授を務め、学生たちに「新しい時代を生き抜くための考え方」を教えています。
瀧本氏の著書はこれまでも幾度か紹介してきており、いずれも論点が鋭く、非常に参考になります。
少なくとも「自分の世界」に酔っているだけの多くのフィットネス業界企業の経営者とは比較にならないほど勉強になるので、是非、読んでいただきたいです。
特に「僕は君たちに武器を配りたい」、「君に友だちはいらない」などは非常に中身が濃く、おすすめです。
本書は瀧本氏が京都大学の教室を飛び出し、全国の中学校を訪問した模様が描かれています。
訪問先は超進学校の兵庫県の灘中学校から、東日本大震災の影響で避難生活を余儀なくされている福島県飯舘村立飯舘中学校など、さまざまです。
目的は「未来に生きる14歳の学生たちに特別講義を届けるため」です。
これから大人になっていく学生たちに「未来と希望」を届けに行ったのです。
これは素晴らしい活動だと思います。
私は本号の冒頭コーナーで「大人こそが過去ではなく未来に生きるべきだ」と強調しました。
では、はたして「14歳の前」に立って「未来と希望」を伝えられる大人がどれほどいるでしょうか?
仕事は辛いものだ、人生は我慢の連続だ・・こんなことを「14歳」の前で語るのでしょうか?
はたまた、上司に怒鳴られて、小さくなっている自分の姿を語るのでしょうか?
はたまた、部下スタッフの前でくだをまいているような「自分が出世した苦労物語」を語るのでしょうか?
私たちは何を語るのでしょうか?
何を語れるのでしょうか?
本書の冒頭で瀧本氏は「14歳」の子どもたちに以下の3点を強調しています。
・これからは世界全体で「安い賃金の人が選ばれる時代」
・これからは人間を必要としない「ロボットに仕事を奪われる時代」
・君たち(14歳)は「未来を創る人」になれなければいけないし、なれる
これまでも述べてきたことですが、私は「自分の思考」と同じようなことが記されている本によく出会います。
もっとも、何かしらのシンパシーを感じて本を選んでいるので、こういうことがあっても不思議ではないですが、ここまで一致性が高いと驚きます。
瀧本氏の主張は本書で確認いただくとして、私としては以下の3つの視点で本書を読み進めてほしいと願っています。
1つ目は繰り返しになりますが、「自分」という存在は14歳の学生の前で「未来の授業」ができるのかということです。
重複になるので、これ以上掘り下げませんが、よく考えていただきたいです。
2つ目は仮に語る場合、「具体的に何を語るか」ということです。
これはとてつもなく重要です。
私は自分の子どもに対しても同様のことを考えてきました。
基本的に「親と子」には「上下の関係性」があります。
なので、親は子どもの前で「親の言うことが正しい」という前提で振る舞います。
しかし、これは「上下の関係性」があるからにすぎず、実際はそんなことはありません。
同じことを「14歳の多数の学生」の前で口にしたところで、何もかもまったく説得力はないと思います。
私は自分が子どもに伝えられるのは「生き方」と「考え方」だと考えています。
そのためには「結果」が必要です。
あえて分類するなら、仕事面、家族面、プライベート面で「結果」が必要です。
失業した・・離婚した・・友人がいない・・などは、私が望む結果ではありません。
だから、私は必死で生きているのかもしれません。
「自分のため」ではなく、「次世代のため」に気張って生きているのかもしれません。
3つ目は「その内容は14歳に届くのか」ということです。
本書の冒頭で瀧本氏は「中学生向けの講義だからといって、レベルを落としたつもりはない。本講義の根底に流れるのは、ふだん私が京都大学の学生たちに向けて語っているのと同じテーマであり、問題意識だ」と述べていました。
もし、私が「未来の従業」を行うなら、まったく同じ心境で臨むと思います。
日頃、感じている問題意識を子どもたちにド直球でぶつけていくと思います。
「あんな大人になんかなるな!」と。
読者の皆さまには上記のような思考を通じて「今の自分の人生に悔いはないのか」ということを自問していだたきたいと思います。
「人生は1回」です。
子どもたちに伝えられるような人生を歩むのか、会社に管理された人生を歩むのか。
すべては自分次第です。
本書を読んでそのことと向き合ってみてください。
★本書はこちらよりお買い求めいただけます。リンク先ページはAmazon.co.jpです。
*****************
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今回は瀧本哲史氏が著者の「ミライの授業」を紹介しました。
瀧本氏は京都大学で客員准教授を務め、学生たちに「新しい時代を生き抜くための考え方」を教えています。
瀧本氏の著書はこれまでも幾度か紹介してきており、いずれも論点が鋭く、非常に参考になります。
少なくとも「自分の世界」に酔っているだけの多くのフィットネス業界企業の経営者とは比較にならないほど勉強になるので、是非、読んでいただきたいです。
特に「僕は君たちに武器を配りたい」、「君に友だちはいらない」などは非常に中身が濃く、おすすめです。
本書は瀧本氏が京都大学の教室を飛び出し、全国の中学校を訪問した模様が描かれています。
訪問先は超進学校の兵庫県の灘中学校から、東日本大震災の影響で避難生活を余儀なくされている福島県飯舘村立飯舘中学校など、さまざまです。
目的は「未来に生きる14歳の学生たちに特別講義を届けるため」です。
これから大人になっていく学生たちに「未来と希望」を届けに行ったのです。
これは素晴らしい活動だと思います。
私は本号の冒頭コーナーで「大人こそが過去ではなく未来に生きるべきだ」と強調しました。
では、はたして「14歳の前」に立って「未来と希望」を伝えられる大人がどれほどいるでしょうか?
仕事は辛いものだ、人生は我慢の連続だ・・こんなことを「14歳」の前で語るのでしょうか?
はたまた、上司に怒鳴られて、小さくなっている自分の姿を語るのでしょうか?
はたまた、部下スタッフの前でくだをまいているような「自分が出世した苦労物語」を語るのでしょうか?
私たちは何を語るのでしょうか?
何を語れるのでしょうか?
本書の冒頭で瀧本氏は「14歳」の子どもたちに以下の3点を強調しています。
・これからは世界全体で「安い賃金の人が選ばれる時代」
・これからは人間を必要としない「ロボットに仕事を奪われる時代」
・君たち(14歳)は「未来を創る人」になれなければいけないし、なれる
これまでも述べてきたことですが、私は「自分の思考」と同じようなことが記されている本によく出会います。
もっとも、何かしらのシンパシーを感じて本を選んでいるので、こういうことがあっても不思議ではないですが、ここまで一致性が高いと驚きます。
瀧本氏の主張は本書で確認いただくとして、私としては以下の3つの視点で本書を読み進めてほしいと願っています。
1つ目は繰り返しになりますが、「自分」という存在は14歳の学生の前で「未来の授業」ができるのかということです。
重複になるので、これ以上掘り下げませんが、よく考えていただきたいです。
2つ目は仮に語る場合、「具体的に何を語るか」ということです。
これはとてつもなく重要です。
私は自分の子どもに対しても同様のことを考えてきました。
基本的に「親と子」には「上下の関係性」があります。
なので、親は子どもの前で「親の言うことが正しい」という前提で振る舞います。
しかし、これは「上下の関係性」があるからにすぎず、実際はそんなことはありません。
同じことを「14歳の多数の学生」の前で口にしたところで、何もかもまったく説得力はないと思います。
私は自分が子どもに伝えられるのは「生き方」と「考え方」だと考えています。
そのためには「結果」が必要です。
あえて分類するなら、仕事面、家族面、プライベート面で「結果」が必要です。
失業した・・離婚した・・友人がいない・・などは、私が望む結果ではありません。
だから、私は必死で生きているのかもしれません。
「自分のため」ではなく、「次世代のため」に気張って生きているのかもしれません。
3つ目は「その内容は14歳に届くのか」ということです。
本書の冒頭で瀧本氏は「中学生向けの講義だからといって、レベルを落としたつもりはない。本講義の根底に流れるのは、ふだん私が京都大学の学生たちに向けて語っているのと同じテーマであり、問題意識だ」と述べていました。
もし、私が「未来の従業」を行うなら、まったく同じ心境で臨むと思います。
日頃、感じている問題意識を子どもたちにド直球でぶつけていくと思います。
「あんな大人になんかなるな!」と。
読者の皆さまには上記のような思考を通じて「今の自分の人生に悔いはないのか」ということを自問していだたきたいと思います。
「人生は1回」です。
子どもたちに伝えられるような人生を歩むのか、会社に管理された人生を歩むのか。
すべては自分次第です。
本書を読んでそのことと向き合ってみてください。
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by fitnessbiz-01
| 2016-07-11 19:19