2016年 09月 10日
No.3289 9月10日(土):学長に訊け!Vol.187(通巻377) |
※毎週土曜日は「学長に訊け!」です。
【今回のご相談】
「少し前のブログで『集中力、モチベーション、成功などはすべてが後からついてくるもので、その前に大切なことある』と書かれていたのは、『自分がどうなっていきたいか』という『人生観』を指すのだと理解はしているのですが、どうにもそれが持てずにいます」
【現場たたき上げの遠藤からのアドバイス】
「人生観」だってついてくるものだと思いますよ。
例えば、小学校低学年で野球を始めたとして、その瞬間から「僕はプロ野球選手になるぞ!」とは明確に考えないはずです。
もちろん、願望としてそう思うケースや、親のスパルタ教育でそう仕込まれるケースはあるでしょうが、通常は経験していくうちに自分が得意であること、自分が夢中になって取り組めることなどに気づき、それが「プロ野球選手になる」という決意に変わっていくのだと思います。
社会人だって同じようなものではないでしょうか。
私は当社媒体等で「自分探しの旅」的なことを一貫して否定してきました。
「探すものではないんだ」と。
上記の野球の例と同じで、それは「経験」の中からわかってくるものだと思います。
だから、20代で「これは自分のやりたいことではない」などという理由で転職するのは間違っています。
その段階で「やりたいこと」はわかっていないはずです。
あるとすれば目先の情報や誘導に流されたものです。
だから、まずは「やること」が最優先なのです。
「従属」を意味するのではなく、自分の経験量を増やすために「言われたことを何でもやること」が重要です。
この「プロセス」に耐えられない人が、身勝手な転職を繰り返し、結果的に「使えない中高年」になっていくのは歴史が証明しています。
「体得」という言葉がありますが、これは「体験を通して会得する(身につける)」という意味です。
つまり、行動し、経験するから会得ができるのです。
会得していない状態での判断が正しいはずがありません。
考えたらわかることです。
ただし、一方で「人生観」を持てない理由もわからないではありません。
親や会社や社会が自らの価値観に従うことを強力に要求してくるからです。
例えば、「いい会社に入らなければいけない」というのは親の「親観」だし、「利益を出せ」というのは会社の「会社観」だし、卒業したら働くべしみたいな考え方は社会の「社会観」です。
こういうことに不満を持ちながら生きている人はたくさんいます。
が、「わからないではない」とは言ったものの、人生観を「持てない」というのは、実は「持たなくていい」と思っているのですよ。
顕在意識で不満を述べていても、潜在意識では「今の生活も悪くないな」と思っているのです。
口では「痩せたい」と言いながら、甘いものを食べ続けている人と同じ状態です。
「ないならない」でいいのですよ。
別に人生観などなくても生きていけますから。
あとは「潜在意識」がどちらを選ぶか。
この「無意識の選択」こそが「人生観」です。
*****************
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「少し前のブログで『集中力、モチベーション、成功などはすべてが後からついてくるもので、その前に大切なことある』と書かれていたのは、『自分がどうなっていきたいか』という『人生観』を指すのだと理解はしているのですが、どうにもそれが持てずにいます」
【現場たたき上げの遠藤からのアドバイス】
「人生観」だってついてくるものだと思いますよ。
例えば、小学校低学年で野球を始めたとして、その瞬間から「僕はプロ野球選手になるぞ!」とは明確に考えないはずです。
もちろん、願望としてそう思うケースや、親のスパルタ教育でそう仕込まれるケースはあるでしょうが、通常は経験していくうちに自分が得意であること、自分が夢中になって取り組めることなどに気づき、それが「プロ野球選手になる」という決意に変わっていくのだと思います。
社会人だって同じようなものではないでしょうか。
私は当社媒体等で「自分探しの旅」的なことを一貫して否定してきました。
「探すものではないんだ」と。
上記の野球の例と同じで、それは「経験」の中からわかってくるものだと思います。
だから、20代で「これは自分のやりたいことではない」などという理由で転職するのは間違っています。
その段階で「やりたいこと」はわかっていないはずです。
あるとすれば目先の情報や誘導に流されたものです。
だから、まずは「やること」が最優先なのです。
「従属」を意味するのではなく、自分の経験量を増やすために「言われたことを何でもやること」が重要です。
この「プロセス」に耐えられない人が、身勝手な転職を繰り返し、結果的に「使えない中高年」になっていくのは歴史が証明しています。
「体得」という言葉がありますが、これは「体験を通して会得する(身につける)」という意味です。
つまり、行動し、経験するから会得ができるのです。
会得していない状態での判断が正しいはずがありません。
考えたらわかることです。
ただし、一方で「人生観」を持てない理由もわからないではありません。
親や会社や社会が自らの価値観に従うことを強力に要求してくるからです。
例えば、「いい会社に入らなければいけない」というのは親の「親観」だし、「利益を出せ」というのは会社の「会社観」だし、卒業したら働くべしみたいな考え方は社会の「社会観」です。
こういうことに不満を持ちながら生きている人はたくさんいます。
が、「わからないではない」とは言ったものの、人生観を「持てない」というのは、実は「持たなくていい」と思っているのですよ。
顕在意識で不満を述べていても、潜在意識では「今の生活も悪くないな」と思っているのです。
口では「痩せたい」と言いながら、甘いものを食べ続けている人と同じ状態です。
「ないならない」でいいのですよ。
別に人生観などなくても生きていけますから。
あとは「潜在意識」がどちらを選ぶか。
この「無意識の選択」こそが「人生観」です。
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by fitnessbiz-01
| 2016-09-10 18:52