2016年 11月 21日
No.3361 11月21日(月):「上」がいるから「人」が育たない |
こんにちは。遠藤です。月曜日は有料メルマガ「思考変容のスイッチ」の配信日です。
★「思考変容のスイッチ」はこちらからお申込みください。登録料をいただくことでバックナンバーも読めるようにしています。
毎週月曜日はメルマガで取り上げた内容の「一部」について簡単にコメントします。
※コピペするわけではなく新たに書き直します。
今回は「おすすめ本」から抜粋します。
その本は「上に人が詰まっていくようになったら組織は腐る」と記されていました。
ちなみにこの方(以下著者)は評論家ではありません。
実際に組織を率い、数々の弟子を育ててきた有名な方です。
その著者が還暦を機に社長の座を退いた理由が「これ以上、自分がいると後進世代が育たないから」です。
そこに至るまでも、育ててきた数多くの弟子を独立させています。
要は「いつまでの自分のもとに置いておかない」のです。
これは大いに共感できます。
私も向上心の高い人材の成長を妨げる最大の要因は「上がいること」だと確信しています。
「上」がいる限り、やる気のある人材は辞めていきます。
これは「現実」を見ればわかることです。
極めて自然であり、当たり前のことだと思います。
なのに、多くの経営者は社員を支配下に置きながら、「経営者意識を持て!」などとおバカなことを言っています。
この「人の心が読めないアプローチ」こそが「嫌がられる」ことがわかっていないのです。
これで残るのは「いつまでも面倒を見てほしい人」だけです。
結果、多くの会社はいつまで経っても「ワンマン社長」の独壇場です。
ちなみに著者は社長を退いた後、隠居するのではなく、個人として新たな仕事を始めています。
この点も共感できます。
手前味噌ながら・・私もフィットネスビズの社長を伊藤さんに任せ、自分は別会社で新しいことを始めました。
(数日前の伊藤さんのブログにありましたが)今、フィットネスビスでは「第1世代(30歳代)」と「第2世代(20歳代)」が育ってきています。
私と伊藤さんが「第0世代」だとすれば、「3世代」の流れを創れています。
※ほとんどは伊藤さんの力ですが。
これだと会社は大きくならないかもしれませんが、個人は成長し、チームとしての結束力は増します。
創業10年未満の小さな会社で、このような結果を出しているケースはあまりないはずです。
だいたいは前述したような永遠のワンマン体制だったり、社員が定着せず組織として機能していなかったりしています。
または、他社から採用した即戦力が速攻で辞めたりですね。
が、こういう取り組み成果はまったく注目されません。
店舗数がどうとか、売上がどうとか、新サービスがどうとかより、よほど大切なことだと思いますが。
自分の子どもで考えれば明らかです。
いつまでも親がいたら、子は育ちません。
スポーツの世界でも「親のマンツーマン」が美化されるのはせいぜい成人くらいまででしょう。
人が育たないとか、人が離れていく会社というのは「実は業績向上の歯車になって欲しい」という本音がバレているのです。
それではいつまで経っても個人の成長は置き去りです。
*****************
▼FBL大学のホームページ
▼無料メルマガ「自分の人生のリーダーになろう!」のご登録はこちらから
▼有料メルマガ「思考変容のスイッチ」の詳細&ご登録はこちらから
▼私の初の出版本である「自分自身を取り戻せ!」のお申込みは上記ホームページから、下部の「書籍の販売」をクリックしてください。
▼遠藤一佳のフェイスブック
★「思考変容のスイッチ」はこちらからお申込みください。登録料をいただくことでバックナンバーも読めるようにしています。
毎週月曜日はメルマガで取り上げた内容の「一部」について簡単にコメントします。
※コピペするわけではなく新たに書き直します。
今回は「おすすめ本」から抜粋します。
その本は「上に人が詰まっていくようになったら組織は腐る」と記されていました。
ちなみにこの方(以下著者)は評論家ではありません。
実際に組織を率い、数々の弟子を育ててきた有名な方です。
その著者が還暦を機に社長の座を退いた理由が「これ以上、自分がいると後進世代が育たないから」です。
そこに至るまでも、育ててきた数多くの弟子を独立させています。
要は「いつまでの自分のもとに置いておかない」のです。
これは大いに共感できます。
私も向上心の高い人材の成長を妨げる最大の要因は「上がいること」だと確信しています。
「上」がいる限り、やる気のある人材は辞めていきます。
これは「現実」を見ればわかることです。
極めて自然であり、当たり前のことだと思います。
なのに、多くの経営者は社員を支配下に置きながら、「経営者意識を持て!」などとおバカなことを言っています。
この「人の心が読めないアプローチ」こそが「嫌がられる」ことがわかっていないのです。
これで残るのは「いつまでも面倒を見てほしい人」だけです。
結果、多くの会社はいつまで経っても「ワンマン社長」の独壇場です。
ちなみに著者は社長を退いた後、隠居するのではなく、個人として新たな仕事を始めています。
この点も共感できます。
手前味噌ながら・・私もフィットネスビズの社長を伊藤さんに任せ、自分は別会社で新しいことを始めました。
(数日前の伊藤さんのブログにありましたが)今、フィットネスビスでは「第1世代(30歳代)」と「第2世代(20歳代)」が育ってきています。
私と伊藤さんが「第0世代」だとすれば、「3世代」の流れを創れています。
※ほとんどは伊藤さんの力ですが。
これだと会社は大きくならないかもしれませんが、個人は成長し、チームとしての結束力は増します。
創業10年未満の小さな会社で、このような結果を出しているケースはあまりないはずです。
だいたいは前述したような永遠のワンマン体制だったり、社員が定着せず組織として機能していなかったりしています。
または、他社から採用した即戦力が速攻で辞めたりですね。
が、こういう取り組み成果はまったく注目されません。
店舗数がどうとか、売上がどうとか、新サービスがどうとかより、よほど大切なことだと思いますが。
自分の子どもで考えれば明らかです。
いつまでも親がいたら、子は育ちません。
スポーツの世界でも「親のマンツーマン」が美化されるのはせいぜい成人くらいまででしょう。
人が育たないとか、人が離れていく会社というのは「実は業績向上の歯車になって欲しい」という本音がバレているのです。
それではいつまで経っても個人の成長は置き去りです。
*****************
▼FBL大学のホームページ
▼無料メルマガ「自分の人生のリーダーになろう!」のご登録はこちらから
▼有料メルマガ「思考変容のスイッチ」の詳細&ご登録はこちらから
▼私の初の出版本である「自分自身を取り戻せ!」のお申込みは上記ホームページから、下部の「書籍の販売」をクリックしてください。
▼遠藤一佳のフェイスブック
by fitnessbiz-01
| 2016-11-21 18:38