No.3389 12月19日（月）：「検索」は何故、ダメか

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毎週月曜日はメルマガで取り上げた内容の「一部」について簡単にコメントします。
※コピペするわけではなく新たに書き直します。

今回は「おすすめ本」から抜粋します。

このことは、（盛りだくさんになり過ぎたため）、メルマガには記さなかったのですが、おすすめ本の中に「検索は何故、ダメか」という記載がありました。

同じことをＦＢＬ大学事例発表会で原田さんも言われていました。
※私も２０１６年１０月の定例勉強会で同様の観点のことを述べました。

で、さらに著者と原田さんが同じことを言われているのは「本を読め」ということです。

この理由がわかるでしょうか。

基本的に「検索」というのは「知っている言葉」を入力するからです。

本の言葉を借りれば「今の自分の知識量や興味関心の度合いに限定されてしまう」となります。

「まったくその通り」です。

しかも、簡単に行為が完了します。

対して、本は違います。

もちろん、本とは「名著」のことです。

それは著者の人生や哲学が詰まった百科事典のようなものです。

当然、知らない言葉や表現も多数出てきます。

数分で読了することもできません。

こう説明すれば、「何故、ハウツー本がダメか」の理由もわかるはずです。

この類の本は「手っ取り早く何かを知りたい」という点で、限りなく「検索」に近いからです。

あくまでも「検索」というのはツールとして活用するものでしかないということです。

それも徹底的に活用して、初めて意味を成します。

そして何よりも私が言いたいのは「デジタル情報だ」ということです。

本当の情報は「デジタル上」にはありません。

あるのは「アナログ上」、つまり、「リアルの場」です。

昔からいわれる「３現主義」は今でも生きています。

それがスマホ主義によって軽視されるなら、世の中は偽物だらけ、本物、本質がわからない人だらけになっていきます。

どれだけ技術が進化しようとも、私は「本の重視」と「アナログ主義」は貫こうと思っています。

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