2017年 01月 17日
No.3418 1月17日(火):「テンション」と「モチベーション」はまったく違う |
こんにちは。遠藤です。1月も半分強が経過。
早、「1/24」が経過したということです。
この時点で何らかの変化をつくれていなければ、残りの期間も「同じような感じ」で終わると思います。
さて、本日も「おすすめ本」からの抜粋の続きです。
著名は名将といわれる方なのですが、日本のスポーツについて以下のようにいわれていました。
※日本人ではありません。
「例えば、大学ラグビーだと、試合前のロッカールームで怒号が飛び交う。そして、選手が泣きながら目を真っ赤にするが、戦いに興奮は要らない」
と、いわれても観る方もこの光景が大好きだったりします。
一緒になって感極まって泣いてしまったりします。
この光景に対し、著者(名将)は以下のように続けていました。
「初めて見た時、馬鹿馬鹿しいと感じた」
その理由はこうです。
「彼等がそういうことする理由は理解できる。試合に臨むにあたり、闘志をかき立てているのだろう。しかし、興奮によって得られた闘志がいったいどれだけ続くのか。せいぜい数分だろう。必要なのは冷静、かつ知的な闘志なのだ」
「あの怒りと涙に満ちた日本式の興奮がなければモチベーションが上がらないというのであれば、その人は闘い(ラグビー)には向いていない」
私がこれを読んで感じたのは「自己啓発研修もまったく同じだな」ということです。
ここで創り出されるのは「一時的な高揚」です。
いわば、「一時的なテンション」です。
プレゼントをもらって喜んでいるようなものです。
それも「作為的に創り出されたもの」です。
対して必要なのは「継続的なモチベーション」です。
「一時的と継続的」、「テンションとモチベーション」はまったく違います。
この違いがわかっていない人が多いように感じます。
が、ウケがいいのは「テンション」です。
自分が変わったかのように錯覚できるからです。
「モチベーション」は違います。
「モチベーション」は日々、継続するものです。
すなわち、そこには「習慣性」があります。
日々、自分との対話を地道に繰り返すことが、モチベーションを維持、向上させるための唯一の方法です。
だから、「キツイ」です。
だから、多くの人がやりません。
また、一回一回の行為が短期的な成果に直結するわけではないので、その価値が軽視されています。
わかりやすく言えば、成果が出るのは5年後とか10年後です。
故に「明日から結果が出る方法」に人気が集まります。
それこそ「馬鹿馬鹿しい」と思います。
「せいぜい数分」とはいいませんが、「一時的な高揚」で得られたやる気が続くのは「せいぜい数週間」だと思います。
少なくとも、私のまわりにそんな人は一人もいません。
成功、成長しているのは「一時的な高揚」などとは無縁で「日々の習慣」を確立している人だけです。
*****************
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早、「1/24」が経過したということです。
この時点で何らかの変化をつくれていなければ、残りの期間も「同じような感じ」で終わると思います。
さて、本日も「おすすめ本」からの抜粋の続きです。
著名は名将といわれる方なのですが、日本のスポーツについて以下のようにいわれていました。
※日本人ではありません。
「例えば、大学ラグビーだと、試合前のロッカールームで怒号が飛び交う。そして、選手が泣きながら目を真っ赤にするが、戦いに興奮は要らない」
と、いわれても観る方もこの光景が大好きだったりします。
一緒になって感極まって泣いてしまったりします。
この光景に対し、著者(名将)は以下のように続けていました。
「初めて見た時、馬鹿馬鹿しいと感じた」
その理由はこうです。
「彼等がそういうことする理由は理解できる。試合に臨むにあたり、闘志をかき立てているのだろう。しかし、興奮によって得られた闘志がいったいどれだけ続くのか。せいぜい数分だろう。必要なのは冷静、かつ知的な闘志なのだ」
「あの怒りと涙に満ちた日本式の興奮がなければモチベーションが上がらないというのであれば、その人は闘い(ラグビー)には向いていない」
私がこれを読んで感じたのは「自己啓発研修もまったく同じだな」ということです。
ここで創り出されるのは「一時的な高揚」です。
いわば、「一時的なテンション」です。
プレゼントをもらって喜んでいるようなものです。
それも「作為的に創り出されたもの」です。
対して必要なのは「継続的なモチベーション」です。
「一時的と継続的」、「テンションとモチベーション」はまったく違います。
この違いがわかっていない人が多いように感じます。
が、ウケがいいのは「テンション」です。
自分が変わったかのように錯覚できるからです。
「モチベーション」は違います。
「モチベーション」は日々、継続するものです。
すなわち、そこには「習慣性」があります。
日々、自分との対話を地道に繰り返すことが、モチベーションを維持、向上させるための唯一の方法です。
だから、「キツイ」です。
だから、多くの人がやりません。
また、一回一回の行為が短期的な成果に直結するわけではないので、その価値が軽視されています。
わかりやすく言えば、成果が出るのは5年後とか10年後です。
故に「明日から結果が出る方法」に人気が集まります。
それこそ「馬鹿馬鹿しい」と思います。
「せいぜい数分」とはいいませんが、「一時的な高揚」で得られたやる気が続くのは「せいぜい数週間」だと思います。
少なくとも、私のまわりにそんな人は一人もいません。
成功、成長しているのは「一時的な高揚」などとは無縁で「日々の習慣」を確立している人だけです。
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by fitnessbiz-01
| 2017-01-17 18:46