2017年 01月 23日
No.3424 1月23日(月):親が「反面教師」になっていないか |
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※コピペするわけではなく新たに書き直します。
今日は「おすすめ本」の著者が別の本(2015年5月18日のメルマガで紹介)に記していたことを、昨日の私のブログと関連づけて述べたいと思います。
メルマガ読者の方はわかると思いますが、その著者は日本社会が「低欲望」になっていることを問題視しています。
ちなみに「低欲望社会」とは人々の多くが、家も要らない、車も要らない、ファッションにも関心がない、結婚もしたくない、子どもも要らない、出世にも関心がない、お金もコンビニ生活が可能な程度あればいいといった心理になっている世の中の総称です。
こうなっている背景、理由は書き切れないほどありますが、著者はその1つに「親が反面教師になっている」ということを挙げています。
で、以下の主旨のことをいわれています。
「多くの親たちは表面上には楽しそうに生活しているように見えて、結局は住宅ローンの返済に追われ、現実にはあまりハッピーそうではない。夫婦の会話も少ないし、父親は仕事一本やりで出世競争に明け暮れていて、家庭を省みようともしない」
そして、子どもたちは「自分はああはなりたくない」と思うようになると。
私は昨日、「世の中は『収入格差=教育格差』になっていて、その是正の狙いもあってか小池都知事が私立高校の無償化方針を打ち出した」と記しました。
私立と公立では施設の充実度がまったく違うので、これだと逆に公立校が衰退するのではないかといった指摘もありますが、いずれにせよ、この制度は「子どものため」にあるものです。
「子どもへの教育の不平等」をなくすのが本分です。
が、実際に喜ぶのは「親」です。
念のため補足しておくと「子どもに良い教育を受けさせられる!」ではなく「自分たちの負担が減った!」と喜ぶのです。
余ったお金は食事やローン返済など自分たちのために使うに決まっています。
これにて「自分はああはなりたくない」と思われている親は、ますます働かなくなると私は思います。
また、この制度は無償化の基準として「年収760万円未満の世帯」という制限を設けています。
現在の公立高校無償化にも世帯年収基準があるので設定は当然ですが、いずれの場合でも「基準を少しだけ超えている世帯は損をする」という逆転現象が起こってしまいます。
親サイドからすれば、これはこれで「不平等」なのであって、やるなら「全員一律」にすべきだと思います。
いずれにせよ、著者も言っていることですが「ビジネスパーソンはもっと気合いを入れて自己投資をすべきだ!」ということです。
とにもかくにも自己投資を怠る社会人が多過ぎます。
それをしない限り、無償化であろうが有償化であろうが、親が子どもに良い影響を与えることは不可能です。
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こうなっている背景、理由は書き切れないほどありますが、著者はその1つに「親が反面教師になっている」ということを挙げています。
で、以下の主旨のことをいわれています。
「多くの親たちは表面上には楽しそうに生活しているように見えて、結局は住宅ローンの返済に追われ、現実にはあまりハッピーそうではない。夫婦の会話も少ないし、父親は仕事一本やりで出世競争に明け暮れていて、家庭を省みようともしない」
そして、子どもたちは「自分はああはなりたくない」と思うようになると。
私は昨日、「世の中は『収入格差=教育格差』になっていて、その是正の狙いもあってか小池都知事が私立高校の無償化方針を打ち出した」と記しました。
私立と公立では施設の充実度がまったく違うので、これだと逆に公立校が衰退するのではないかといった指摘もありますが、いずれにせよ、この制度は「子どものため」にあるものです。
「子どもへの教育の不平等」をなくすのが本分です。
が、実際に喜ぶのは「親」です。
念のため補足しておくと「子どもに良い教育を受けさせられる!」ではなく「自分たちの負担が減った!」と喜ぶのです。
余ったお金は食事やローン返済など自分たちのために使うに決まっています。
これにて「自分はああはなりたくない」と思われている親は、ますます働かなくなると私は思います。
また、この制度は無償化の基準として「年収760万円未満の世帯」という制限を設けています。
現在の公立高校無償化にも世帯年収基準があるので設定は当然ですが、いずれの場合でも「基準を少しだけ超えている世帯は損をする」という逆転現象が起こってしまいます。
親サイドからすれば、これはこれで「不平等」なのであって、やるなら「全員一律」にすべきだと思います。
いずれにせよ、著者も言っていることですが「ビジネスパーソンはもっと気合いを入れて自己投資をすべきだ!」ということです。
とにもかくにも自己投資を怠る社会人が多過ぎます。
それをしない限り、無償化であろうが有償化であろうが、親が子どもに良い影響を与えることは不可能です。
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by fitnessbiz-01
| 2017-01-23 18:46