2017年 02月 09日
No.3441 2月9日(木):「価格競争」は例外なく誰かの犠牲の上に成り立っている |
こんにちは。遠藤です。こんにちは。遠藤です。木曜はプロフェッショナルトレーナー原田一志さんの「間違いだらけのフィットネストレーニング」のアップ日です。
是非、こちらからご覧ください。
さて、2日間、空いてしまいましたが、今日と明日は「今週のおすすめ本(有料メルマガ)」からの抜粋を続けます。
そこには「価格競争は例外なく誰かの犠牲の上に成り立っている」という記載がありました。
私もこれまで当社媒体で「価格競争をしている企業は従業員が幸せそうにしていない」と繰り返してきました。
私自身も「価格競争(=安売り)」を推奨したことは一度もありません。
それでもこの表記には「なるほどね」と大きく頷きました。
「価格競争」をするというのはコストを抑えるということです。
単価減で売上、利益が下がるわけですから、1円でもコストを下げるのは当然です。
このしわ寄せが従業員に来ます。
サービス残業、長時間労働、休日出勤、低賃金などなどはすべて「利益に余裕がないこと」が原因になっています。
※あとは経営者の人間性。
また、「コスト削減」は取引先にも影響します。
今も昔も取引先を価格のみで「天秤」にかけ、「もっと安くしろ!」と恫喝するようなやり方が当たり前に正当化されています。
要は相手を「カネ」でしか見ていないのです。
私は「最低」だと思います。
実際、私は多少高くても信頼関係がある企業(というか「人」)に仕事をお願いするようにしています。
信頼を重視した方がフローでは「お金以外」の様々な利益がもたらされるからです。
で、この「価格叩き」の末路がどうなるか?
「手抜き工事」、「手抜き商品」となって消費者へ還元されるのです。
従業員は疲弊し、取引先は圧迫され、消費者にはベストな商品が納品されない。
これが「価格競争は例外なく誰かの犠牲の上に成り立っている」ということです。
では、この「主原因」はどこにあるか?
すべては「経営者」にあります。
経営者によって展開されている「利益の出ない経営」が従業員を心身ともに疲弊させているのです。
また利益が出ていても、それを一部の経営陣が独占しています。
こういう会社(経営者)は一早く辞める(見捨てる)べきです。
どれだけ頑張ったところで「コストの一つ」に過ぎない従業員の給料は月額3000円くらいしか上がりません。
月額3000円上がったって、賞与で上昇分を減額されれば年収では同じです。
「これでいいのか?」という話です。
「自分は誰のために何のために働いているのか」ということを今一度、よく考えるべきでしょう。
だからといって私は「価格は高ければいい」とはまったく考えていません。
この続きは明日に述べようと思います。
*****************
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それでもこの表記には「なるほどね」と大きく頷きました。
「価格競争」をするというのはコストを抑えるということです。
単価減で売上、利益が下がるわけですから、1円でもコストを下げるのは当然です。
このしわ寄せが従業員に来ます。
サービス残業、長時間労働、休日出勤、低賃金などなどはすべて「利益に余裕がないこと」が原因になっています。
※あとは経営者の人間性。
また、「コスト削減」は取引先にも影響します。
今も昔も取引先を価格のみで「天秤」にかけ、「もっと安くしろ!」と恫喝するようなやり方が当たり前に正当化されています。
要は相手を「カネ」でしか見ていないのです。
私は「最低」だと思います。
実際、私は多少高くても信頼関係がある企業(というか「人」)に仕事をお願いするようにしています。
信頼を重視した方がフローでは「お金以外」の様々な利益がもたらされるからです。
で、この「価格叩き」の末路がどうなるか?
「手抜き工事」、「手抜き商品」となって消費者へ還元されるのです。
従業員は疲弊し、取引先は圧迫され、消費者にはベストな商品が納品されない。
これが「価格競争は例外なく誰かの犠牲の上に成り立っている」ということです。
では、この「主原因」はどこにあるか?
すべては「経営者」にあります。
経営者によって展開されている「利益の出ない経営」が従業員を心身ともに疲弊させているのです。
また利益が出ていても、それを一部の経営陣が独占しています。
こういう会社(経営者)は一早く辞める(見捨てる)べきです。
どれだけ頑張ったところで「コストの一つ」に過ぎない従業員の給料は月額3000円くらいしか上がりません。
月額3000円上がったって、賞与で上昇分を減額されれば年収では同じです。
「これでいいのか?」という話です。
「自分は誰のために何のために働いているのか」ということを今一度、よく考えるべきでしょう。
だからといって私は「価格は高ければいい」とはまったく考えていません。
この続きは明日に述べようと思います。
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by fitnessbiz-01
| 2017-02-09 18:24