2017年 02月 11日
No.3443 2月11日(土):学長に訊け!Vol.196(通巻386) |
※毎週土曜日は「学長に訊け!」です。
【今回のご相談】
「今週のメルマガ、ブログに書かれていた『価格についての考え方』は非常に勉強になり、共感しました。が、自クラブを見ると新春から『割引キャンペーン』に終始しています。そういう環境にい続ける自分が悪いのですが、意見をして体質が変わるとは想像できません(※どこかで辞めようと思っています)。このような体質というのはどこから生まれていると考えていますか?」
【現場たたき上げの遠藤からのアドバイス】
正確にはこの業界の起源までさかのぼって、そこからのプロセスを論じる必要がありますが、それは大変なので基本的なことをいえば理由は大きく2つです。
1つはいうまでもなく経営陣です。
経営陣の何が具体的にダメかというと、自分たちの商品に誇りも自信も情熱もないということです。
最近はタバコを吸う社員が少なくなってきた傾向のようですが、そんなものは30年前から当たり前に実行されているべきものです。
タバコは吸わなくても、腹の出た社員、習慣的にフィットネスを実践していない社員は掃いて捨てるほどいます。
経営陣に真の情熱があれば、こういう体質は温存されないはずなのです。
ちなみにフィットネスとはトレーニングのことではありません。
運動、栄養、休養、笑いの実践による防衛体力(傷害の予防、病気の予防)の強化を基盤とした健康づくりのことです。
「筋骨隆々だけどよく風邪をひく」などということでは正しいフイットネスを実践していることにはなりません。
こう考えれば、本当にフィットネスに誇りを持っている経営陣は「ごくわずか」ということがわかると思います。
購入という行為は「価値>価格」が成立した時に発生します。
本来は「価値を上げること」で成立を目指すべきですが、商品への情熱がありませんから「価格を下げること」でしか、その状態をつくれないのです。
もう1つは多くの社員に気概がないことです。
「意見をして体質が変わるとは想像もできない」、「どこかで辞めようと思っている」ということですが、この発想こそが最悪なのです。
これまでも私は「従うか、辞めるか」の2つに1つしかないと言い続けてきました。
「面従腹背」といいますが、従っているように見せて不満や文句を言っているのが、もっともみっともない姿勢です。
「だったら辞めればいいのに」と思いますが、固定給を失うのが怖いからなのかそれもできない。
これでは何も起きないのが当たり前です。
安売りが嫌なのなら。
現場軽視が嫌なのなら。
命令されるのが嫌なのなら。
数字で管理されるが嫌なのなら。
環境を変えるしかないんですよ。
私が転職を繰り返してきたのはキャリアのためではありません。
ここにいても「自分の理想」は実現できないと思ったからです。
だから、どんどん組織が小さくなっていき、最後は自分でやることになったのです。
結果、今はタバコ、肥満、フィットネス無実践はもちろん、安売り、現場軽視、命令、管理といったストレスからは無縁の状態で仕事ができています。
実際にそういう世界があるのです。
志が低い経営陣は見捨てるのが最良の薬です。
「どうしてだろう」と考えるのではなく、最適なタイミングで行動してほしいと思います。
*****************
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「今週のメルマガ、ブログに書かれていた『価格についての考え方』は非常に勉強になり、共感しました。が、自クラブを見ると新春から『割引キャンペーン』に終始しています。そういう環境にい続ける自分が悪いのですが、意見をして体質が変わるとは想像できません(※どこかで辞めようと思っています)。このような体質というのはどこから生まれていると考えていますか?」
【現場たたき上げの遠藤からのアドバイス】
正確にはこの業界の起源までさかのぼって、そこからのプロセスを論じる必要がありますが、それは大変なので基本的なことをいえば理由は大きく2つです。
1つはいうまでもなく経営陣です。
経営陣の何が具体的にダメかというと、自分たちの商品に誇りも自信も情熱もないということです。
最近はタバコを吸う社員が少なくなってきた傾向のようですが、そんなものは30年前から当たり前に実行されているべきものです。
タバコは吸わなくても、腹の出た社員、習慣的にフィットネスを実践していない社員は掃いて捨てるほどいます。
経営陣に真の情熱があれば、こういう体質は温存されないはずなのです。
ちなみにフィットネスとはトレーニングのことではありません。
運動、栄養、休養、笑いの実践による防衛体力(傷害の予防、病気の予防)の強化を基盤とした健康づくりのことです。
「筋骨隆々だけどよく風邪をひく」などということでは正しいフイットネスを実践していることにはなりません。
こう考えれば、本当にフィットネスに誇りを持っている経営陣は「ごくわずか」ということがわかると思います。
購入という行為は「価値>価格」が成立した時に発生します。
本来は「価値を上げること」で成立を目指すべきですが、商品への情熱がありませんから「価格を下げること」でしか、その状態をつくれないのです。
もう1つは多くの社員に気概がないことです。
「意見をして体質が変わるとは想像もできない」、「どこかで辞めようと思っている」ということですが、この発想こそが最悪なのです。
これまでも私は「従うか、辞めるか」の2つに1つしかないと言い続けてきました。
「面従腹背」といいますが、従っているように見せて不満や文句を言っているのが、もっともみっともない姿勢です。
「だったら辞めればいいのに」と思いますが、固定給を失うのが怖いからなのかそれもできない。
これでは何も起きないのが当たり前です。
安売りが嫌なのなら。
現場軽視が嫌なのなら。
命令されるのが嫌なのなら。
数字で管理されるが嫌なのなら。
環境を変えるしかないんですよ。
私が転職を繰り返してきたのはキャリアのためではありません。
ここにいても「自分の理想」は実現できないと思ったからです。
だから、どんどん組織が小さくなっていき、最後は自分でやることになったのです。
結果、今はタバコ、肥満、フィットネス無実践はもちろん、安売り、現場軽視、命令、管理といったストレスからは無縁の状態で仕事ができています。
実際にそういう世界があるのです。
志が低い経営陣は見捨てるのが最良の薬です。
「どうしてだろう」と考えるのではなく、最適なタイミングで行動してほしいと思います。
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by fitnessbiz-01
| 2017-02-11 20:18