2017年 05月 15日
No.3536 5月15日(月):「なりたい職業」を尋ねている限り「未来」はない |
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※コピペするわけではなく新たに書き直します。
今回は「フィットネスビジネスの視点」より。
某調査によると小学校卒業時の男子の「将来就きたい職業1位」は「スポーツ選手」となっています。
ちなみにネットの調査だと異なる回答になるのですが、ここでは割愛します。
※これはこれで大切な観点なので、メルマガ内では簡易解説を加えました。
対して、「親が就かせたい職業1位」は「公務員」です。
そしてなんと別の調査では高校生男子の「将来就きたい職業1位」は公務員(約15%)となっています。
これはもう「最悪」としかいいようがありません。
スポーツ選手がいいとか、公務員が悪いということではなく、明らかに「親の力」が作用しているからです。
こういう「邪魔な存在」のことを「モチベーションキラー」といいます。
学校の先生なども多くが「モチベーションキラー」です。
親であれ、先生であれ、私は子どもへの指導は以下しかないと思っています。
「人の役に立って、稼ぎなさい」
これ以外にありません。
何故なら、これが「仕事」だからです。
付け加えるとすれば、「できるだけ自分の得意なことややりたいことで、人の役に立って、稼ぎなさい」となります。
しかし、ほとんどの大人たちがこの状態になっていません。
実体は「命令に従って、給料を恵んでもらう」です。
役に立っている対象は「お客さま」ではなく、社長や会社です。
そんな自分のデジャブのような人生を子どもに求めるとは、本当に迷惑な話です。
そもそも、この「なりたい職業調査」みたいなのはもうやめるべきでしょうね。
理由は2つあります。
1つは「今ある職業」を前提にしていることです。
そうではなく、「あなたが新たに仕事をつくるとしたら、どのようなことをしますか?」と聞けばいいのです。
そうすれば発想が180度変わるはずです。
もう1つは職業が偏っていることです。
本来、対象が100人いたとすれば、100通りの答えがでるのが「正常」であり「個性」です。
なのに、15%もの集団が公務員という「同じ答え」をしており、さらにザッと計算してみたら「トップ10」に「約45%」の子ども達が集中していました。
しかも、毎回、「同じような職業」です。
これが私のいう「洗脳」です。
「洗脳」というのは「視野を狭くすること」です。
世の中の45%の子ども達が「同じような10の職業」しか選択できないというのは「異常なこと」です。
まずは大人たちがこの「長年の洗脳」から脱することですね。
「やりたくもない職業」に就いている大人たちが、「なりたい職業」を子ども達に尋ねてみたところで、そこには「なんの未来もない」ということです。
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そしてなんと別の調査では高校生男子の「将来就きたい職業1位」は公務員(約15%)となっています。
これはもう「最悪」としかいいようがありません。
スポーツ選手がいいとか、公務員が悪いということではなく、明らかに「親の力」が作用しているからです。
こういう「邪魔な存在」のことを「モチベーションキラー」といいます。
学校の先生なども多くが「モチベーションキラー」です。
親であれ、先生であれ、私は子どもへの指導は以下しかないと思っています。
「人の役に立って、稼ぎなさい」
これ以外にありません。
何故なら、これが「仕事」だからです。
付け加えるとすれば、「できるだけ自分の得意なことややりたいことで、人の役に立って、稼ぎなさい」となります。
しかし、ほとんどの大人たちがこの状態になっていません。
実体は「命令に従って、給料を恵んでもらう」です。
役に立っている対象は「お客さま」ではなく、社長や会社です。
そんな自分のデジャブのような人生を子どもに求めるとは、本当に迷惑な話です。
そもそも、この「なりたい職業調査」みたいなのはもうやめるべきでしょうね。
理由は2つあります。
1つは「今ある職業」を前提にしていることです。
そうではなく、「あなたが新たに仕事をつくるとしたら、どのようなことをしますか?」と聞けばいいのです。
そうすれば発想が180度変わるはずです。
もう1つは職業が偏っていることです。
本来、対象が100人いたとすれば、100通りの答えがでるのが「正常」であり「個性」です。
なのに、15%もの集団が公務員という「同じ答え」をしており、さらにザッと計算してみたら「トップ10」に「約45%」の子ども達が集中していました。
しかも、毎回、「同じような職業」です。
これが私のいう「洗脳」です。
「洗脳」というのは「視野を狭くすること」です。
世の中の45%の子ども達が「同じような10の職業」しか選択できないというのは「異常なこと」です。
まずは大人たちがこの「長年の洗脳」から脱することですね。
「やりたくもない職業」に就いている大人たちが、「なりたい職業」を子ども達に尋ねてみたところで、そこには「なんの未来もない」ということです。
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by fitnessbiz-01
| 2017-05-15 18:03