2017年 06月 03日
No.3555 6月3日(土):学長に訊け!Vol.209(通巻399) |
※毎週土曜日は「学長に訊け!」です。
【今回のご相談】
「遠藤さんは満員電車による通勤や上司から命令される転勤辞令等がお好きではないようですが(私も耐えております・・)、ご自身は過去にそれらを経験されています。その時に拒否するという考えはなかったのでしょうか?」
【現場たたき上げの遠藤からのアドバイス】
その当時に拒否するという考えは「なかった」ですね。
理由は「そんなことを主張する資格がないから」です。
私は(たしか)42歳で独立するまでサラリーマンでしたから、前職では役員とはいえ転勤の可能性はあったし(転勤どころか、実質、やめて欲しいと言われました)、満員電車は毎日、経験していました。
もちろん、「苦痛だな」とは思っていました。
が、一方では「こういうものだ」とも思っていました。
というか、それ以外の選択肢が思い浮かばなかったですね。
「面倒くさいし、嫌だけど、会社に行かないでどうやって仕事をするんだろう」という感覚です。
前職の前、32歳でルネサンス社に入れていただき「支配人として関西に行くように」と命じられた際も「行くのが当然だ」と思っていました。
それまで実にいい加減な環境で仕事をしていたので(在籍していた会社には申し訳ないですが)、「こういう経験をしていかないと、社会人として使い物にならなくなるな」と思っていました。
で、実際に転勤を経験します。
そうすると、いろいろなことが見えてくるわけですよ。
転勤を命じる方のいい加減さ。
転勤を命じられる方の情けなさ。
などなどなど。
そこで「40歳を過ぎて、他人の都合で振り回されるのはたまらん!」と切実に思い出すのです。
毎日の通勤も満員電車も同じです。
実際に独立をしたから見えてきたのです。
「これは当たり前のことではないのだな」と。
よくよく考えてみれば、自分から満員電車に乗る人は痴漢くらいなものでしょう。
皆、嫌々、乗っているのです。
ということは、「誰かの支配を受けている」ということですね。
嫌だという感覚が当たり前で、耐えるのが当たり前ではないと、経験を通じ(遅まきながら)気づいていくのです。
もともと私の中には「威張っている奴が嫌い」というマインドが存在しています。
そのマインドが経験を通じて強化され、「それ以外の選択肢」が思い浮かぶようになってきたのです。
ただし、私は「20代は多少、嫌なことでも経験すべし」と一貫して言っています。
ブラック勤務は論外ですが、何事も「文句はやってから言え!」と思います。
やりもしないうちから文句を言ったり、やったとしても簡単に根が上がっているような精神性の人が、リーダーとして人を率いていけるわけがないと思います。
私の言葉に力があるとすれば、自分が経験したことを言っているからです。
その上で「こういう選択肢があるんですよ!」、「こういう脱出方法があるんですよ!」ということを提示できるように「やっとなった」ということです。
私は「必要な経験」を積んだ30代後半、40代の人は「拘束」から脱し欲しいと思っています。
1回しかない人生。
50歳や60歳になって転勤辞令を食らったり、満員電車に乗っている場合ではないと思います。
*****************
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▼私の初の出版本である「自分自身を取り戻せ!」のお申込みは上記ホームページから、下部の「書籍の販売」をクリックしてください。
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「遠藤さんは満員電車による通勤や上司から命令される転勤辞令等がお好きではないようですが(私も耐えております・・)、ご自身は過去にそれらを経験されています。その時に拒否するという考えはなかったのでしょうか?」
【現場たたき上げの遠藤からのアドバイス】
その当時に拒否するという考えは「なかった」ですね。
理由は「そんなことを主張する資格がないから」です。
私は(たしか)42歳で独立するまでサラリーマンでしたから、前職では役員とはいえ転勤の可能性はあったし(転勤どころか、実質、やめて欲しいと言われました)、満員電車は毎日、経験していました。
もちろん、「苦痛だな」とは思っていました。
が、一方では「こういうものだ」とも思っていました。
というか、それ以外の選択肢が思い浮かばなかったですね。
「面倒くさいし、嫌だけど、会社に行かないでどうやって仕事をするんだろう」という感覚です。
前職の前、32歳でルネサンス社に入れていただき「支配人として関西に行くように」と命じられた際も「行くのが当然だ」と思っていました。
それまで実にいい加減な環境で仕事をしていたので(在籍していた会社には申し訳ないですが)、「こういう経験をしていかないと、社会人として使い物にならなくなるな」と思っていました。
で、実際に転勤を経験します。
そうすると、いろいろなことが見えてくるわけですよ。
転勤を命じる方のいい加減さ。
転勤を命じられる方の情けなさ。
などなどなど。
そこで「40歳を過ぎて、他人の都合で振り回されるのはたまらん!」と切実に思い出すのです。
毎日の通勤も満員電車も同じです。
実際に独立をしたから見えてきたのです。
「これは当たり前のことではないのだな」と。
よくよく考えてみれば、自分から満員電車に乗る人は痴漢くらいなものでしょう。
皆、嫌々、乗っているのです。
ということは、「誰かの支配を受けている」ということですね。
嫌だという感覚が当たり前で、耐えるのが当たり前ではないと、経験を通じ(遅まきながら)気づいていくのです。
もともと私の中には「威張っている奴が嫌い」というマインドが存在しています。
そのマインドが経験を通じて強化され、「それ以外の選択肢」が思い浮かぶようになってきたのです。
ただし、私は「20代は多少、嫌なことでも経験すべし」と一貫して言っています。
ブラック勤務は論外ですが、何事も「文句はやってから言え!」と思います。
やりもしないうちから文句を言ったり、やったとしても簡単に根が上がっているような精神性の人が、リーダーとして人を率いていけるわけがないと思います。
私の言葉に力があるとすれば、自分が経験したことを言っているからです。
その上で「こういう選択肢があるんですよ!」、「こういう脱出方法があるんですよ!」ということを提示できるように「やっとなった」ということです。
私は「必要な経験」を積んだ30代後半、40代の人は「拘束」から脱し欲しいと思っています。
1回しかない人生。
50歳や60歳になって転勤辞令を食らったり、満員電車に乗っている場合ではないと思います。
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by fitnessbiz-01
| 2017-06-03 21:11