No.3568 6月16日（金）：自分が「目利き」になることに価値がある

こんにちは。遠藤です。本日、金曜日はＦＢＬ大学のオンラインセミナーの公開日です。

第３週目は「読書論文」です。これは自主課題ですが、全員に取り組んでほしいと思っています。

さて、気のせいなのかもしれませんが、スマホに「自分専用ニュースアプリ」の広告がよく届きます。

所謂、「あなた好みにキュレーションします」というものです。

この類いのアプリは何年も前からあるはずですが、販促強化でもしているのですかね。

いずれにせよ、「ウザい！」の一言です。

私は先週に公開したＦＢＬ大学の「オンラインセミナー（健康産業界を斬る）」の中でも以下のスライドを使い「キュレーションサイトなど潰れて当然」と述べました。

ＤｅＮＡという会社がインチキな情報をノーチェックで配信し続けたことは有名ですが、この種の会社は「ヘルスケア×スマホの普及」という「機会」に目をつけ、読者が「関心を持ちそうなニュース」を発信し、そこに大量の「情報弱者」を集め、広告収入で儲けようとしたのです。

このような「機会便乗ビジネス」に「志」など１％もありません。

世の中はこのような「情弱向けビジネス」で溢れていますから、くれぐれも簡単に騙されないようにしてください。

私からすれば「キュレーションサイト」に依存している時点で「終わっている」と思います。

何よりも大切なのは「自分がキュレーションサイトになること」です。

言い換えれば、「自分がキュレーション能力を持つ」ということです。

今後の時代、これはとてつもなく重要な能力です。

もっとも、「自分がキュレーション能力を持つため」の情報収集の一手段として「キュレーションサイト」を利用するというのならわかりますが、ほとんどの人はまったく違います。

「自動選択してくれて便利だな」、「自分好みのニュースだけで読みやすいな」などと考えているはずです。

こういう人を「バカ」というのです。

自分で選択しない、好みのニュースしか関心がないといったことでは、思考力は低下、劣化していく一方です。

そうではなく自らが「目利き」になることが重要です。

私が頼りにさせていただいている方々は全員、「プロの目利き」です。

そう言い切る理由は、その方々の指針通りに動いていけば、ビジネスや人生が好転するからです。
※もちろん、「お決めいただけますか」ではなく、助言（方向性）を受けて、決断するのは私です。

これはトレーナーも同じことでしょう。

ジムやスタジオやプールで健康雑誌に書いてあるようなことを「指導」をしているようなトレーナーや、最新とか流行とかいわれているレッスンの指導資格を言われるがままに取得させられているようなトレーナー（インストラクター）は、この先、価値を失います。

そうではなく、今の時代は「自分が目利きになること」に価値があるのです。

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