2017年 08月 27日
No.3640 8月27日(日):この調査結果には驚いた・・ |
※日曜日はできるだけプライベート的な内容の予定ですが、その日によります。
こんにちは。遠藤です。今日は長男がバスケの練習試合、次男は模試ということもあり、妻と三男の3人でショッピングへ。
珍しいことなのですが、結構、楽しめました。
さて、今朝の新聞に「現在の所得や収入に満足していると答えている人が51%いる」という調査結果が報じられていました。
21年ぶりに「不満派を上回った」ということです。
これには目を疑いました。
「マジか・・」と声を出したら、隣にいた長男から「どうしたの?」と言われた次第です。
もっともこれは(トンチンカンな)「働き方改革」を推進している「内閣府」の調査です。
「回答を有利に誘導している」と考えるのが無難だと思います。
グラフをよく見ると「まあ満足している」と答えている人が大半です。
また、「自由時間が増えたら何がしたいか」という問いに対する回答の断トツ1位が「旅行」というところが泣かせます。
両者を合わせれば「収入には(まあ)満足しているが、旅行には行けない」ということになりますから、如何にこの調査結果が貧しい精神性を反映したものかがよくわかると思います。
本調査は全国の18歳以上の男女6319人に対して行なったようですが、対象を「30歳から45歳」にすれば、「現在の所得や収入に満足している」と答える人は半減すると思います。
さらに問いを「今の仕事にやりがいを感じていますか」にすれば「イエス」はさらに減少するはずです。
と、記事を読んだ瞬間にそう思ったので、長男にもそのまま説明しました。
「要は大多数の人はお金のために働いているのだよ」と。
「お金」は「まあ満足」だけど、その他は「不満」なのです。
しかも、それは年齢を重ねるごとに「悪化傾向」になるのです。
これは会社の「思うつぼ」です。
人生というのは年齢を重ねるごとに「お金がかかる」ようになっています。
子どもがいる方は教育費もそうですし、生活レベルも少しずつ上がっていくことが望ましいし、自己投資にもお金がかかるし、趣味が増える可能性もあります。
しかし、会社の給与制度というのは最初だけ魅力的に見せて、あとは微増となるように設計されています。
これは経営サイドからすれば当然の戦略といえます。
「使えない中高年」に払う給料はないからです。
結果、「給料には満足とはいえないし、やりがいもイマイチだけど、そこそこは生活できているし、まあいいか」と感じてくれる社員が増えることがもっとも望ましいのです。
※ただし、今後はそんな会社は潰れていく可能性が高い。
本調査は「そんな調教の実態」を表したものだと思います。
各自は現状にもっと疑問を持つべきでしょう。
いつまでもこんなメンタリティで生きていれば、人生の後半は「真っ暗闇」になると思います。
*****************
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珍しいことなのですが、結構、楽しめました。
さて、今朝の新聞に「現在の所得や収入に満足していると答えている人が51%いる」という調査結果が報じられていました。
これには目を疑いました。
「マジか・・」と声を出したら、隣にいた長男から「どうしたの?」と言われた次第です。
もっともこれは(トンチンカンな)「働き方改革」を推進している「内閣府」の調査です。
「回答を有利に誘導している」と考えるのが無難だと思います。
グラフをよく見ると「まあ満足している」と答えている人が大半です。
また、「自由時間が増えたら何がしたいか」という問いに対する回答の断トツ1位が「旅行」というところが泣かせます。
両者を合わせれば「収入には(まあ)満足しているが、旅行には行けない」ということになりますから、如何にこの調査結果が貧しい精神性を反映したものかがよくわかると思います。
本調査は全国の18歳以上の男女6319人に対して行なったようですが、対象を「30歳から45歳」にすれば、「現在の所得や収入に満足している」と答える人は半減すると思います。
さらに問いを「今の仕事にやりがいを感じていますか」にすれば「イエス」はさらに減少するはずです。
と、記事を読んだ瞬間にそう思ったので、長男にもそのまま説明しました。
「要は大多数の人はお金のために働いているのだよ」と。
「お金」は「まあ満足」だけど、その他は「不満」なのです。
しかも、それは年齢を重ねるごとに「悪化傾向」になるのです。
これは会社の「思うつぼ」です。
人生というのは年齢を重ねるごとに「お金がかかる」ようになっています。
子どもがいる方は教育費もそうですし、生活レベルも少しずつ上がっていくことが望ましいし、自己投資にもお金がかかるし、趣味が増える可能性もあります。
しかし、会社の給与制度というのは最初だけ魅力的に見せて、あとは微増となるように設計されています。
これは経営サイドからすれば当然の戦略といえます。
「使えない中高年」に払う給料はないからです。
結果、「給料には満足とはいえないし、やりがいもイマイチだけど、そこそこは生活できているし、まあいいか」と感じてくれる社員が増えることがもっとも望ましいのです。
※ただし、今後はそんな会社は潰れていく可能性が高い。
本調査は「そんな調教の実態」を表したものだと思います。
各自は現状にもっと疑問を持つべきでしょう。
いつまでもこんなメンタリティで生きていれば、人生の後半は「真っ暗闇」になると思います。
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by fitnessbiz-01
| 2017-08-27 18:05