2017年 08月 31日
No.3644 8月31日(木):キレる老人 |
こんにちは。遠藤です。木曜はプロフェッショナルトレーナー原田一志さんの「間違いだらけのフィットネストレーニング」のアップ日です。
是非、こちらからご覧ください。
さて、先日、ぼんやりテレビを見ていたら「キレる老人が増えている」と報じていました。
その前後に「キレる老人」を目撃していたこともあり、目に入ってきました。
私が見たのはスーパーの列に横入りした老人(以下も老人とします)を、自分の前に入られた30歳前後の男性が注意したらブチ切れていた場面です。
そこはセルフレジで、きっちりとした列ではなく、おそらく、セルフレジとも気づかずに迷い込んだのだと思いますが、だとしても注意した男性は穏やかな感じでした。
当然、この「ジジイ(老人)」が謝るべきです。
調べてみると、今から1年以上前に東洋経済誌が「キレる老人」という「そのまんま」の特集をしているようでした。

駅員にキレる、お店でキレる、ホテルでキレる、家族にキレるなどなど、結構なキレ方です。
「老人がキレるのは脳科学的に見て明らか」という説もありますが、本当にそうでしょうか?
私は単なる「人間性の問題」だと思うのですが、少しだけネットで調べてみたところ、「くやしいという気持ちにさせられた相手に対してキレる」という説明が理解しやすかったです。
私見を交えて説明しますと、誰にでも「くやしい」という感情があると思います。
私などは「くやしい」という感情とだけ向き合って、これまで生きてきたとさえいえます。
このように(というか、私の場合は)、「くやしい」という感情がバネになります。
しかし、老人になるとバネを発揮する対象が見つからなくなります。
同時に参加するコミュニティも減少し、男性なら妻からも粗大ゴミ扱いされ、どんどん孤独になっていきます。
さらに、人生が長くなるにつれて自分が正しいと思い込むようになり、性格も偏屈になっていく傾向にあります。
そこに「列に並んでください」と注意されたとします。
しかも「年下」に。
この若造、なめんなよ!
俺を誰だと思っているんだ!
ふざけるな!
畜生!
この屈辱を晴らす場は「今」しかありません。
他に代替えする場はないし、コミュニティもないし、家では粗大ゴミ扱いだからです。
だから「キレる」しかない!
当人が「くやしい」とか「馬鹿にされた」と感じたら、「キレるしか選択肢がない」という構造です。
これを「老人特有の悩み」と擁護する向きもありますが、私はそうは思いません。
やはり、「人間性」の問題です。
何故なら「そうじゃない人」がたくさんいるからです。
むしろ、「キレる老人」の方が特殊な存在です。
故日野原重明先生は「歳を取ったら、みずみずしく、素直に生きるのが極上の生き方である」と説いていました。
スーパーのジジイはこういう「学び(教養)」を怠っているのです。
私は日野原先生がいわれるような老人を(できるだけ)目指したいと思います。
*****************
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さて、先日、ぼんやりテレビを見ていたら「キレる老人が増えている」と報じていました。
その前後に「キレる老人」を目撃していたこともあり、目に入ってきました。
私が見たのはスーパーの列に横入りした老人(以下も老人とします)を、自分の前に入られた30歳前後の男性が注意したらブチ切れていた場面です。
そこはセルフレジで、きっちりとした列ではなく、おそらく、セルフレジとも気づかずに迷い込んだのだと思いますが、だとしても注意した男性は穏やかな感じでした。
当然、この「ジジイ(老人)」が謝るべきです。
調べてみると、今から1年以上前に東洋経済誌が「キレる老人」という「そのまんま」の特集をしているようでした。

駅員にキレる、お店でキレる、ホテルでキレる、家族にキレるなどなど、結構なキレ方です。
「老人がキレるのは脳科学的に見て明らか」という説もありますが、本当にそうでしょうか?
私は単なる「人間性の問題」だと思うのですが、少しだけネットで調べてみたところ、「くやしいという気持ちにさせられた相手に対してキレる」という説明が理解しやすかったです。
私見を交えて説明しますと、誰にでも「くやしい」という感情があると思います。
私などは「くやしい」という感情とだけ向き合って、これまで生きてきたとさえいえます。
このように(というか、私の場合は)、「くやしい」という感情がバネになります。
しかし、老人になるとバネを発揮する対象が見つからなくなります。
同時に参加するコミュニティも減少し、男性なら妻からも粗大ゴミ扱いされ、どんどん孤独になっていきます。
さらに、人生が長くなるにつれて自分が正しいと思い込むようになり、性格も偏屈になっていく傾向にあります。
そこに「列に並んでください」と注意されたとします。
しかも「年下」に。
この若造、なめんなよ!
俺を誰だと思っているんだ!
ふざけるな!
畜生!
この屈辱を晴らす場は「今」しかありません。
他に代替えする場はないし、コミュニティもないし、家では粗大ゴミ扱いだからです。
だから「キレる」しかない!
当人が「くやしい」とか「馬鹿にされた」と感じたら、「キレるしか選択肢がない」という構造です。
これを「老人特有の悩み」と擁護する向きもありますが、私はそうは思いません。
やはり、「人間性」の問題です。
何故なら「そうじゃない人」がたくさんいるからです。
むしろ、「キレる老人」の方が特殊な存在です。
故日野原重明先生は「歳を取ったら、みずみずしく、素直に生きるのが極上の生き方である」と説いていました。
スーパーのジジイはこういう「学び(教養)」を怠っているのです。
私は日野原先生がいわれるような老人を(できるだけ)目指したいと思います。
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by fitnessbiz-01
| 2017-08-31 18:09