No.3712 11月7日（火）：社会で活躍していくためには、時代も流行も年齢も関係ない

こんにちは。遠藤です。まずはご案内。

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さて、今日の日経新聞に「中堅上場ランキング」という記事があり、その第５位に「幼児活動研究会株式会社」という会社がランクインしていました。

私が知らなかったのと、「なんと地味な名前なのだ」と思ったことから、ウィキってみたところ、「創業４５年。主に幼稚園での体育指導の実施や、講師派遣などを行う企業で、２００７年５月に大証ヘラクレスに上場している」ということでした。

このような地道な会社が評価されているのは、とても良いことだと思います。

世間の注目はＡＩ系、ＩＴ系企業ばかりですからね。

１０年後には「何社が潰れたか」「どれだけ事業を変えたか」などをしっかり報道してほしいものです。

私からすれば「時代に合わせて事業を変える」なんておかしいですよ。

もちろん、事業を進化させていくことは必要不可欠ですが、中核分野もなく、何をやっているかもわからないような企業というのは評価に値しないでしょう。

今後はＡＩ等の技術革新の「反作用」として、「人」による「リアルの交流の価値」が見直されていくと思います。

ただし、「人」といっても、ほぼすべてのフィットネスクラブのフロントスタッフのような「単なる接客業」とか、多くの教師のように「個」がなく、知識のみを売りにしている職業（人）は消滅します。

この会社は創業４５年ということなので、結果的に先行者利益が活きているということなのかもしれませんが、いずれにせよ、リアルのニッチ市場で、独自の強みを持っている企業や人は非常に有利です。

先般、「高校生との対話」というブログの中で触れた「進路の方向性」の「人」とは、まさにこういうことです。

私は彼に上記のような背景を説明した上で「今後は『人』という勝ち方もあるよ」と伝えたのです。
※その時はこの会社のことは知りませんでしたが。

また、彼は「勉強が嫌いです」ということでしたし(笑)

一方で徹底的に人に優しく、人気があるという。

であれば、（これも先日のブログで述べた）「発想」とか「創造」の分野より、「人」にかかわることの方が活躍できるのではないかと思うわけです。

というわけで、社会で活躍していくためには、時代も流行も年齢も関係ないということです。
※繰り返しますが、進化は必要。

普遍の法則は「何も考えていない人は死滅する」ということだと思います。

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