No.3714 11月9日（木）：きっと、何かが「ウソ」なのだろう

こんにちは。遠藤です。木曜はプロフェッショナルトレーナー原田一志さんの「間違いだらけのフィットネストレーニング」のアップ日です。

是非、こちらからご覧ください。

さて、昨日の続きです。

お気づきのとおり、「早く辞めてください」という制度に「ネクストキャリア制度」という名前がついております。

これはジョークでしょうか。

今までキャリアをつくってこられなかったからこうなったというのに、ここに来て「ネクストキャリア制度」もないでしょう。

関連して、先般は大手３銀行が「３．２万人分の業務を削減する」と発表しました。

「大リストラ時代」ということですが、この方々はクビになってしまうのでしょうか？

こうなる背景にはスマホやＡＩ等の技術革新が影響しているわけですが、そもそも、銀行業がこうなっていくのは自業自得だと思います。

よく指摘されることですが、銀行というのは自己資本比率が８％以上ないと国際業務ができないルールです。

自己資本が８億円なら５０億円しか貸せないということです。

が・・これを逆から見れば「８億円しか持っていないのに５０億円を貸せる」ということになります。

これはメチャクチャだと思うわけです。

だから、銀行は債権放棄という芸当ができます。

個人ローンだと地獄の果てまで追いかけてくるのに、大企業だと「社会に与える影響が大きい」という理由で数百億円単位の債権放棄に応じます。

何故なら、「ないお金」を貸しているからです。

さらに、最悪の場合、銀行自身が公的資金の援助が受けられます。

これだけ「殿様商売」をしているのに「スマホにやられました・・」というのは、あまりにも情けないと思います。

また、銀行業務にはサービスというものが存在していません。

ＡＴＭが長蛇の列になっているというのに、行員は顧客から丸見えの場所で、涼しい顔をして事務作業をやっています。

純粋な民間企業なら、とっくに潰れています。

それにしてもおかしな話ですね。

株価はバブル後の最高値を上回っていると報じられています。

政府は景気回復をうたい、経済対策の効果が出始めたと言っています。

その一方での大量リストラです。

国民の社会保障費や税負担も増える一方です。

きっと、何かが「ウソ」なのだと思います。

で、ないと、こんな辻褄が合わないことになるわけがありません。
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