No.3716 11月11日（土）：勉強会やセミナーで気をつけていることは何ですか？

※毎週土曜日は「学長に訊け！」です。

こんにちは。遠藤です。今日は「学長に訊け！」に関連したことを。

私はよく「勉強会やセミナーで気をつけていることは何ですか？」という質問を受けます。

これまで数十回は質問されたような気がします。

その都度、なんと答え方は正確には覚えていませんが、意識しているのは「伝わりやすい表現にすること」です。

自分の言いたいことを言うのではなく、「この言葉より、こちらの言葉のほうがいいだろう」「この表現のほうが伝わるだろう」ということを常に意識しています。

そうしたら、今朝の「サワコの朝」で林修先生がまったく同じことを言っていました。

林先生は「教科は何でも教えられる」としながら、「知識を教えるというより、こう伝えたら相手が理解するだろうということを考えている」という主旨のことを言われていました。

「知識」ではないのです。

「どう変換するか」が能力なのです。

これができるから、科目に関係なく教えられるわけです。

「おーっ！」と思って、すかさず写真を撮りました。
私もこれまで本を読む理由について「言葉や表現や視点を探すためです」と答えてきました。

それらが頭の中に入っていないと「変換」ができないからです。

私の勉強会等は「時間の経過があっという間だった」と言っていただけることが少なくありません。

だとすれば、それは私が「言葉」をうまく使えているからだと思います。

「次の言葉」への期待感が高ければ、人は集中し、結果、時間は速く感じるはずです。
※結構、重要な情報を述べたつもり。

だから、本を読む必要があるのです。

本を読んでいない人は発する言葉や内容が「小学生級」なので、すぐにわかります。

が、私は伝えるだけでは不十分だと思っています。

大事なのは「動かすこと」です。

結局のところ、行動しない限り、何も起きませんので。

だから、初めて呼ばれたような場で話すときは「伝えること」を優先しますが、ＦＢＬ大学のように関係性が深いコミュニティであれば、強く言う、はっきり言うということをします。

が、それでも、全然、行動に持っていけないですね・・。

このあたりが今後の自分自身の課題でもあると認識しています。

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