2017年 11月 18日
No.3723 11月18日(土):「学長に訊け!」Vol.219(通巻409) |
※毎週土曜日は「学長に訊け!」です。
【今回のご相談】
「今の会社は週次会議が行なわれていません。実施を進言しても『全員が揃わない』『自分(支配人)が個別に把握している』と言われるだけです。で、結果だけは厳しく求められます。タイミングを見て辞めようと思うのですが、将来に向けて、準備しておくべき考え方のポイントはどこにあるでしょうか?」
【現場たたき上げの遠藤からのアドバイス】
「マネジメント力がない」というのは、ビジネスマンとしての「死」を意味します。
【今回のご相談】
「今の会社は週次会議が行なわれていません。実施を進言しても『全員が揃わない』『自分(支配人)が個別に把握している』と言われるだけです。で、結果だけは厳しく求められます。タイミングを見て辞めようと思うのですが、将来に向けて、準備しておくべき考え方のポイントはどこにあるでしょうか?」
【現場たたき上げの遠藤からのアドバイス】
「マネジメント力がない」というのは、ビジネスマンとしての「死」を意味します。
なので、そのような会社を辞めるのは正しい判断だと思います。
※とはいえ、常に言っているとおり、当業界にまともなマネジメントができている会社はほぼありませんが、そのことについてはここでは割愛します。。
実際、そういう中高年や先輩社員が「わんさか」いるはずです。
彼等彼女等は「名ばかり役職者」で、その実体は「指示をされなければ、何もできない人」です。
こうなってはいけません。
特に区役所の事務所かのように、自分だけが奥の方で違う方向を向いて「支配人デスク」に陣取り、全員を管理するフリをしながら、「営業状況は自分が個別に把握している」なんて言っている役職者は最低最悪なので、一刻も早く縁を切るべきです。
そもそも、こういうレイアウトにしている時点で時代錯誤も甚だしいのです。
最高に「ダサい」と思います。
その上で「将来に向けて、準備しておくべき考え方のポイント」は以下の2点です。
これは常に言っていることですが。
その1:自分にとって将来必要になるに能力をつける(将来、自分の強みとして機能する能力をつける)。
その2:世の中の流れを読む。
です。
「自分にとって将来必要になるに能力」というのは、例えば、私が「調理師」の資格を取っても役に立たないわけです。
※調理師が役に立たないといっているのではないので、念のため。
が、こういう「役に立たない考え方」をしている人が大半だと思います。
会社から指示された研修や、世の中で有名な資格などなど。
それらはそれらでやってもいいですが、それだけでは「皆、同じ」です。
「それが本当に自分の将来に役立つのですか?」「自分の強みとして機能するのですか?」という話です。
「世の中の流れを読む」については、仮に今後、「調理はロボットがやります」となれば、(例えば)「調理師」は価値を持たなくなります。
「勘定奉行」の登場により、「経理の専門家」の仕事が消滅したのと同じです。
ちなみに「時代遅れ 資格」で検索すると、「役に立たない資格」として以下が列記されます。
・医療事務
・調剤薬局事務
・歯科助手
・秘書検定
・介護事務
・福祉住環境コーディネーター
・整理収納アドバイザー
・ファイナンシャルプランナー(1級を除く)
・知的財産管理技能士
・ビジネス実務法務検定
・ITパスポート
・Webデザイン技能検定
・Webデザイナー
・Web解析士
・年金アドバイザー
・ビジネスマネージャー検定(←たしか、フィットネス業界にも似たようなものがある)
・整理収納アドバイザー
・まだまだたくさんある・・。
それ以外でも「将来なくなる仕事」は、専門機関によって具体的に挙げられています。
要するにこういう能力を磨いても「時代と合っていない」ということです。
が、この「たった2つの観点」ですら、多くの人が意識できていないと思います。
「会社の決めたレール」の上で「能力開発ごっこ」をやっていても「皆、同じ」になるだけです。
そうなりたくなければ、「たった2つの観点」について、これ以上考えられないというくらい考え抜いたらいいと思います。
日々、考え抜き、3年間くらい行動し続ければ、自分にとって必要な能力(キャリア)も見えてくると思います。

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by fitnessbiz-01
| 2017-11-18 18:15