No.3768 1月2日（火）：「初詣」に行っても人生は変わらない

こんにちは。遠藤です。新年２日目は私の実家へ。

次男は塾に行っており欠席となりましたが、良い親孝行になったと思います。

さて、私の自宅の近くに、比較的有名な神社があります。

昨日、本日とその横を車で通過したのですが、人で溢れかえっていました。

すると、我が子の一人が「バカどもがたくさんいますね～」と言いました。

先に弁明しておくと、「初詣に行く＝バカ」という意味ではありませんので、くれぐれも念のため。

で、私が「なんで、そう思うの？」と聞くと、「行事として行くのならいいけど、『行かなきゃ、良いことが起きない』みたいな感覚で行ってお願いをするんでしょ。そんなのお願いが叶うわけがないじゃん」ということでした。

続けて、「行事ってどういうこと？」と聞くと、「誕生日のケーキみたいなもの」と。

「何故、叶わないと思うの？」と聞くと、「日常の方が大事だから」ということでした。

それを聞いて「ベリーグッド！」と思いました。

私が「初詣に行かない」というのは、当社媒体で幾度か述べてきたとおりです。

家族も誰も行きません。

彼等が小学生くらいの時、「こういう行事があることすら知らないのはマズいかな」と思ったので、一度、「初詣ごっこ」をしたことがあるように記憶しますが、その程度です。

今、思えば、そんな懸念すら不要だったと思いますが。

いずれにせよ、社会に出る前に上記のような思考に達したことは、とてもよかったと思います。

別に初詣に行ってはいけないと言っているのではありません。

新年早々に家族で神社に行けば、楽しい思い出にはなると思います。

私が言っているのは「意味がない」ということです。

繰り返しますが、行きたい人は行けばいいと思います。

が、「行かないと不安だ」「無事に過ごせないのではないか」と１％でも思っているなら、直ちに行くのをやめた方がいいと思います。

初詣や誕生日のケーキだけではありません。

今後もバレンタイン、恵方巻、ホワイトデー、ＧＷ、夏休み、シルバーウィーク、ハロウィン、クリスマスなどなど、様々な行事が続きます。

これらすべては「仕掛けられている」のです。

「初詣だけは伝統的行事だから違う」という意見もあるかと思いますが、肝心なのはそう考えている人が、バレンタイン、恵方巻、ホワイトデー・・といった行事の影響を受けていないかということです。

受けているに決まっているのです。

で、それ以外の時間はといえば、会社に行き、権力の支配を受けています。

要は人生の大部分の時間が「仕掛けられている」のです。

だから、結果的に「皆、同じ」になるのですよ。

未来を良くしていく上で大事なのは「過去を断ち切ること」です。

まずは「新年のお祈り」なんてやめる。

それをしないから何年も何年も初詣を続けているのに、いつまで経っても「新たな自分」が始まらないのです。

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