2018年 02月 19日
No.3816 2月19日(月):老人は席を譲れ! |
こんにちは。遠藤です。月曜日は有料メルマガ「思考変容のスイッチ」の配信日です。
★「思考変容のスイッチ」はこちらからお申込みください。登録料をいただくことでバックナンバーも読めるようにしています。
毎週月曜日はメルマガで取り上げた内容の「関連したこと」についてコメントします。
今週は「おすすめ本」より。
その本では「老人退場論」が展開されていました。
なお、書いている方は政財界で名を成した老人です。
※本の中でご自分でも「老人」と言っているので。
老人が老人に「出て行け!」と言っている本です。
もちろん、これは会社においてです。
著者は「電車の中では『老人に席を譲れ』というマナーがあるが、会社においては『老人が席を譲れ』だ」といわれています。
では、「席」とは何か?
それは「権力」です。
著者は「企業は65歳、政治家は70歳ですべてをご破算にし、現在の役職を降りてもらうべきだ」と主張されています。
★「思考変容のスイッチ」はこちらからお申込みください。登録料をいただくことでバックナンバーも読めるようにしています。
毎週月曜日はメルマガで取り上げた内容の「関連したこと」についてコメントします。
今週は「おすすめ本」より。
その本では「老人退場論」が展開されていました。
なお、書いている方は政財界で名を成した老人です。
※本の中でご自分でも「老人」と言っているので。
老人が老人に「出て行け!」と言っている本です。
もちろん、これは会社においてです。
著者は「電車の中では『老人に席を譲れ』というマナーがあるが、会社においては『老人が席を譲れ』だ」といわれています。
では、「席」とは何か?
それは「権力」です。
著者は「企業は65歳、政治家は70歳ですべてをご破算にし、現在の役職を降りてもらうべきだ」と主張されています。
※私はあまりにも遅すぎると思いますが。
さらに、「相談役だの顧問だのといったわけのわからない役職で会社に居座ること」も禁じています。
「まったくの正論だ」と思います。
政治の世界では権力者に「任期」があります。
日本は現内閣の権力乱用により「連続二期6年」が「連続三期9年」になっています。
※これを勝手に伸ばせるのは本当にヤバいと思う・・。
アメリカは「二期8年」で、権力支配の強いイメージがある中国は「二期10年」です。
それぞれの正邪は別として、何故、「任期」があるかと言えば、権力が年月とともに腐敗することが世界共通の原則として認識されているからです。
これはお隣の国を見れば明らかでしょう。
権力に「任期」がなく、さらにそこに「世襲制度」が組み合わされれば「権力の独裁化」は絶対的なものとして確立します。
にもかかわらず、会社というところは権力者が10年も20年も30年も居座ることが容認されています。
実におかしな話だと思います。
こういう人たちがよく考えた方がいいのは、「自分がいつまでもその座に居座っていることが、次世代層が活躍する機会を奪っている」ということです。
それでいて「リーダーが育たない」などと言っているのは、本末転倒もいいところです。
そんな環境を受け入れることができるのは独立心のない「ヒラメ社員」だけです。
最後に確認しておくと、著者が言われているのは「現在の権力の座から降りるべきだ」ということです。
それをしない老人が多いから「老人は退場せよ!」という表現になっています。
なので、65歳にせよ、70歳にせよ、一度、現在の権力の座から降りて、そこから他社から声がかかるとか、望まれて行くというのであれば何ら問題ないし、むしろ好ましいことです。
「活躍の場をなくせ」という主張ではありません。
権力者の多くは自分の能力を「自画自賛」しているわけですから。
その「高い能力」を使って、新たに自分で何かを始めればいいのですよ。
が、そういう行動をするわけでもなく、過去の影響力を駆使し続けるというのは「人として格好が悪い」と私は思います。
多くの人たちがお隣の国を異常だと思っているはずです。
では、何故、「会社もたいして変わらないな・・」ということに気づかないのかと思います。
▼FBL大学のホームページ
▼無料メルマガ「自分の人生のリーダーになろう!」のご登録はこちらから
▼有料メルマガ「思考変容のスイッチ」の詳細&ご登録はこちらから
▼私の初の出版本である「自分自身を取り戻せ!」のお申込みは上記ホームページから、下部の「書籍の販売」をクリックしてください。
▼遠藤一佳のフェイスブック
by fitnessbiz-01
| 2018-02-19 17:17