2018年 02月 24日
No.3821 2月24日(土):「学長に訊け!」Vol.229(通巻419) |
※毎週土曜日は「学長に訊け!」です。
【今回のご相談】
「今月のFBL大学の講座で『現在の経営者、経営陣を代えない限り、企業改革はムリ』と言われていました。まさに当社のことだと思いましたが、何故、該当者たちはそのことに気づかないのだと思いますか?」
【現場たたき上げの遠藤からのアドバイス】
まず、何故、「現在の経営者、経営陣を代えない限り、企業改革はムリである」と言い切るかについて説明します。
このことは幾度も繰り返してきたことですが、それは現在の業績をつくってきたのが、現在の経営者と経営陣だからです。
スポーツで考えれば明らかですが、最下位に沈んだチームがあったとして、その主力選手がベテラン揃いで、そのまま戦い続ければ、間違いなくそのチームは来年も最下位です。
このケースであれば、ベテランには引退してもらう、他球団から優秀な選手を獲得する、若手を抜擢するといったことが当然です。
現在の原因をつくった人に、現在の原因は解決できないのです。
何故、こんな単純な構造がわからないのかと思います。
ちなみに「代えない」が正解で、「変えない」の間違いではありません。
「変えようとする」のではなく、「交代」という意味です。
昨今ではシャープなどが好例です。
※このことも別の講座で述べました。
同社は旧態依然とした経営陣を一掃したことにより業績が回復したのです。
こういったことの「大問題点」は、その旧態依然とした経営陣が主導権を取りながら「何とかしよう」としてきたことです。
「何とかしよう」も自らが動くわけではありません。
従業員に対し「何とかしろ!」と命じているだけです。
さらに言えば、そこにあるのは「根性論」のみです。
その実体は東芝の「チャレンジ」に代表されるようなノルマによる強制労働です。
先日も言いましたが、チームは「根性」があっても「戦略」がなければ勝てません。
その間、従業員は疲弊しながら働いているわけです。
電通事件もそうですが、これは明らかな「人災」なのです。
で、「何故、該当者たちはそのことに気づかないのか」ですが、答えは簡単です。
「我慢しながら、ついていく人がいるから」です。
社員がいなくなれば、経営はできません。
だから、経営ができなくなる状態にしてしまえばいいのです。
「めちゃくちゃだ」と思われるかもしれませんが、そのくらいのことをしないと権力者は自分の愚かさに気づきませんよ。
こういうと、やれ「お世話になった」とか、やれ「愛着がある」とか言う人がいます。
だったら、文句を言わずに耐えていればいいだけのことです。
仕事というのは「全力でやる」か「全力でやれないなら辞めるか」の2つに1つです。
私からすれば、不満や文句を抱えながら、組織に居続ける方がよほど無責任だと思います。
というわけで、「何故、該当者たちはそのことに気づかないのか」は、「あなたが我慢しているからです」というのが私の結論です。
★2018年3月12日(月)、13日(火)に開催する原田さんと遠藤による「定例勉強会&懇親会」のご案内
※18時30分~20時45分(懇親会別途)。
・テーマ:「より良いカラダをつくるための、運動、栄養、休養の考え方 ~世の中で流行している健康づくり方法はここが間違っている~」
※詳細&お申込みはこちらをクリック!
*****************
▼FBL大学のホームページ
▼無料メルマガ「自分の人生のリーダーになろう!」のご登録はこちらから
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▼私の初の出版本である「自分自身を取り戻せ!」のお申込みは上記ホームページから、下部の「書籍の販売」をクリックしてください。
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「今月のFBL大学の講座で『現在の経営者、経営陣を代えない限り、企業改革はムリ』と言われていました。まさに当社のことだと思いましたが、何故、該当者たちはそのことに気づかないのだと思いますか?」
【現場たたき上げの遠藤からのアドバイス】
まず、何故、「現在の経営者、経営陣を代えない限り、企業改革はムリである」と言い切るかについて説明します。
このことは幾度も繰り返してきたことですが、それは現在の業績をつくってきたのが、現在の経営者と経営陣だからです。
スポーツで考えれば明らかですが、最下位に沈んだチームがあったとして、その主力選手がベテラン揃いで、そのまま戦い続ければ、間違いなくそのチームは来年も最下位です。
このケースであれば、ベテランには引退してもらう、他球団から優秀な選手を獲得する、若手を抜擢するといったことが当然です。
現在の原因をつくった人に、現在の原因は解決できないのです。
何故、こんな単純な構造がわからないのかと思います。
ちなみに「代えない」が正解で、「変えない」の間違いではありません。
「変えようとする」のではなく、「交代」という意味です。
昨今ではシャープなどが好例です。
※このことも別の講座で述べました。
同社は旧態依然とした経営陣を一掃したことにより業績が回復したのです。
こういったことの「大問題点」は、その旧態依然とした経営陣が主導権を取りながら「何とかしよう」としてきたことです。
「何とかしよう」も自らが動くわけではありません。
従業員に対し「何とかしろ!」と命じているだけです。
さらに言えば、そこにあるのは「根性論」のみです。
その実体は東芝の「チャレンジ」に代表されるようなノルマによる強制労働です。
先日も言いましたが、チームは「根性」があっても「戦略」がなければ勝てません。
その間、従業員は疲弊しながら働いているわけです。
電通事件もそうですが、これは明らかな「人災」なのです。
で、「何故、該当者たちはそのことに気づかないのか」ですが、答えは簡単です。
「我慢しながら、ついていく人がいるから」です。
社員がいなくなれば、経営はできません。
だから、経営ができなくなる状態にしてしまえばいいのです。
「めちゃくちゃだ」と思われるかもしれませんが、そのくらいのことをしないと権力者は自分の愚かさに気づきませんよ。
こういうと、やれ「お世話になった」とか、やれ「愛着がある」とか言う人がいます。
だったら、文句を言わずに耐えていればいいだけのことです。
仕事というのは「全力でやる」か「全力でやれないなら辞めるか」の2つに1つです。
私からすれば、不満や文句を抱えながら、組織に居続ける方がよほど無責任だと思います。
というわけで、「何故、該当者たちはそのことに気づかないのか」は、「あなたが我慢しているからです」というのが私の結論です。
★2018年3月12日(月)、13日(火)に開催する原田さんと遠藤による「定例勉強会&懇親会」のご案内
※18時30分~20時45分(懇親会別途)。
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by fitnessbiz-01
| 2018-02-24 20:35