2018年 04月 17日
No.3873 4月17日(火):「がんによる死亡者は上昇の一途なのに、がんの死亡率は減っている」 |
こんにちは。遠藤です。今日は朝から一気に仕事をしたので朝ごはんは11時過ぎ。
ここからプロテインと缶詰の2食を挟んで夕ごはんです。
※どーでもいいことですが。。
さて、昨日は「長生きすることに意味があるのか」的なことを書きました。
「長生き」するには「死なないこと」が必要になってきます。
では、死なないためにはどうすればいいかというと「内科的疾患にならないこと」が求められます。
中でも、日本人の「がん」による死亡者数は上昇する一方です。
※以下資料は国立がん研究センターHPより。
「長生き」するには「死なないこと」が必要になってきます。
では、死なないためにはどうすればいいかというと「内科的疾患にならないこと」が求められます。
中でも、日本人の「がん」による死亡者数は上昇する一方です。
※以下資料は国立がん研究センターHPより。

一方でこういうデータもあります。

これは「がんによる死亡者数」を「年齢調整死亡率」にかけたものです。。
「年齢調整死亡率」というのは「人口構成が同じ場合の死亡率」ですので、これは「うちのクラブの退会率は1%です!」と自慢しているクラブの在籍の80%が高齢者で、これを全員20代にしたら「10%になりました」みたいなことが起きないように調整された数字です。
意外にも「がんによる死亡率」は減っています。
この数字を「ウソだ!自己弁護だ!」というのは昨今の行政実績からして十分な説得力がありますが、ここでは信じることにします。
「がんによる死亡者は上昇の一途なのに、がんの死亡率は減っている」とはおかしな話です。
なので、「年齢階級別死亡率の年次推移」というのを見てみます。
1965年、1990年、2015年(男性は紫)なので、かなり長期的に比較されています。

要するに「高齢者が増えているからがんによる死亡者も増えていて、これを年齢調整すると率としては減る」ということになります。
これを見るだけだと、私などは「あれ、多少、確率が減るとはいえ、基本的にはがんで死ために長生きしているだけじゃん」などと思ってしまいます。
ちなみに「がんと診断された」という罹患率の推移は以下のとおりです(年齢調整後)。
※収集データの正確性から、山形、福井、長崎の3県に絞っているとのこと。

やや増えている傾向です。
これは「早期発見」の結果と捉えるのが妥当だと思いますが、そう考えると「減ってはいないけど、そんなに増えてもいないのではないか」ともとれます。
このように見ていくと、巷でいわれている「食生活の欧米化や動物性食品の影響でがんが増えている」というのも「はたして、どこまで関係があるのか」と疑いたくなります。
「喫煙」にしてもこれだけ「禁煙率」が減っているのに肺がんの罹患率は横這いです。
※喫煙率の推移。こちらは厚労省資料より。

「たばこは健康に悪い!」というのも、そんなにヒステリックに騒ぐことなのかと思ってしまいます。
欧米食もたばこも「適度ならいいんじゃないのか」と。
数字だけを冷静に見ればそうなってもおかしくはありません。
とはいえ、「如何にがんにならないか」は重要です。
明日以降も、もう少しこの話を続けます。
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by fitnessbiz-01
| 2018-04-17 17:20