2018年 04月 28日
No.3884 4月28日(土):「これは日本人がやりそうだな」と感じたこと |
※毎週土曜日は「学長に訊け!」です。
こんにちは。遠藤です。本日の「学長に訊け!」はお休みです。
さて、「マスコミ報道」の続きです。
昨日、ハリルホジッチ氏が怒りの会見をやっていました。
川淵三郎氏も会見の実施には否定的なコメントを出していましたが、私も同じように思っていました。
事前コメントでも「私をゴミ箱に捨てた」と怒っていましたが、いずれにせよ、「能力がないと判断されたこと」には変わりないからです。
しかし、会見を聞いていて、「これは日本人がやりそうだな」と感じたことがあります。
それはハリルホジッチ氏が「何故、問題があると、一度でも言ってくれなかったのか」と語っていた部分です。
一方で、協会は「コミュニケーションの問題があると、選手から報告を受けている」とコメントしています。
これが本当だとすれば、最低最悪です。
ハリルホジッチ氏とは話し合いをすることをせずに、選手からの報告で「監督が悪い」というイメージを膨らませ、一気に解任を決めたことになるからです。
日本人の特徴として面倒な議論を避け、裏で密かに動きを進める傾向があります。
その際に「誰々が言っていた」というリークや噂話が決定に影響を与えるのも多々あることです。
協会は「選手とのコミュニケーション不足」を解任理由にしていますが、それ以上の問題は「協会と監督のコミュニケーション不足」だったということです。
この時、協会の方が立場が上なのですから、協会側からコミュニケーションを取っていくのは当然のことです。
なのに「だんまり」をしながら、いきなり「あなたはクビです」はないでしょう。
私も同じような経験をしたことがありますが、これはリーダーの「無能さ」の象徴です。
ハリルホジッチ氏は「リザルトを問われるなら受け入れる」と語っていましたが、それも含めてコミュニケーションを図っていれば、こういうことにはならなかったと思います。
いずれにせよ、サッカー界は日本人監督を育成すべきです。
「コミュニケーション」を解任理由にしておきながら、日本語を話せない人を起用するというのはまったく理に適っていません。
私は驚いたのですが、過去W杯のすべての大会で優勝国は自国人の監督が率いているといいます。
ベスト16進出国でも、約72%が自国人監督ということです。
やるべきことは明らかでしょう。
それにしても・・「オシムジャパン」だけは見たかった。
オシム氏が最終的にどういうチームをつくり上げるかを、この目で見られなかったのは人生の損失といえるくらいに残念です。

*****************
▼FBL大学のホームページ
▼無料メルマガ「自分の人生のリーダーになろう!」のご登録はこちらから
▼有料メルマガ「思考変容のスイッチ」の詳細&ご登録はこちらから
▼私の初の出版本である「自分自身を取り戻せ!」のお申込みは上記ホームページから、下部の「書籍の販売」をクリックしてください。
▼遠藤一佳のフェイスブック
こんにちは。遠藤です。本日の「学長に訊け!」はお休みです。
さて、「マスコミ報道」の続きです。
昨日、ハリルホジッチ氏が怒りの会見をやっていました。
川淵三郎氏も会見の実施には否定的なコメントを出していましたが、私も同じように思っていました。
事前コメントでも「私をゴミ箱に捨てた」と怒っていましたが、いずれにせよ、「能力がないと判断されたこと」には変わりないからです。
しかし、会見を聞いていて、「これは日本人がやりそうだな」と感じたことがあります。
それはハリルホジッチ氏が「何故、問題があると、一度でも言ってくれなかったのか」と語っていた部分です。
一方で、協会は「コミュニケーションの問題があると、選手から報告を受けている」とコメントしています。
これが本当だとすれば、最低最悪です。
ハリルホジッチ氏とは話し合いをすることをせずに、選手からの報告で「監督が悪い」というイメージを膨らませ、一気に解任を決めたことになるからです。
日本人の特徴として面倒な議論を避け、裏で密かに動きを進める傾向があります。
その際に「誰々が言っていた」というリークや噂話が決定に影響を与えるのも多々あることです。
協会は「選手とのコミュニケーション不足」を解任理由にしていますが、それ以上の問題は「協会と監督のコミュニケーション不足」だったということです。
この時、協会の方が立場が上なのですから、協会側からコミュニケーションを取っていくのは当然のことです。
なのに「だんまり」をしながら、いきなり「あなたはクビです」はないでしょう。
私も同じような経験をしたことがありますが、これはリーダーの「無能さ」の象徴です。
ハリルホジッチ氏は「リザルトを問われるなら受け入れる」と語っていましたが、それも含めてコミュニケーションを図っていれば、こういうことにはならなかったと思います。
いずれにせよ、サッカー界は日本人監督を育成すべきです。
「コミュニケーション」を解任理由にしておきながら、日本語を話せない人を起用するというのはまったく理に適っていません。
私は驚いたのですが、過去W杯のすべての大会で優勝国は自国人の監督が率いているといいます。
ベスト16進出国でも、約72%が自国人監督ということです。
やるべきことは明らかでしょう。
それにしても・・「オシムジャパン」だけは見たかった。
オシム氏が最終的にどういうチームをつくり上げるかを、この目で見られなかったのは人生の損失といえるくらいに残念です。

▼FBL大学のホームページ
▼無料メルマガ「自分の人生のリーダーになろう!」のご登録はこちらから
▼有料メルマガ「思考変容のスイッチ」の詳細&ご登録はこちらから
▼私の初の出版本である「自分自身を取り戻せ!」のお申込みは上記ホームページから、下部の「書籍の販売」をクリックしてください。
▼遠藤一佳のフェイスブック
by fitnessbiz-01
| 2018-04-28 17:45