No.3932 6月15日（金）：大切なのは「今以降」

こんにちは。遠藤です。本日、金曜日はＦＢＬ大学のオンラインセミナーの公開日です。

第３週目は「読書論文」です。これは自主課題ですが、全員に取り組んでほしいと思っています。

なお、ご案内メールが届かない方はメールアドレスを変更したとか、受信拒否設定になっているなどの原因があります。当方からはどうしようもできないので､該当されている方は自主改善をお願いします。

さて、一昨日は母校に訪問した後、先輩と後輩の３名で飲んでいました。

ちなみに先輩は原田さんです。

ご存知の方も多いかと思いますが、原田さんは高校野球部の１つ上の先輩です。

当日は直前で訪問できることになり、一緒に行きました。

後輩は２つ下のＳ君。

Ｓ君は私たちの最後の夏の大会（３年生時）で、１年生ながら「５番サード」でレギュラーとして出場していました。

実家がスポーツ用品店で、母校のユニフォーム等々の納品を長きに渡って担当している縁の下の力持ちです。

当日はＳ君に仲介してもらうことで、スムーズに訪問できました。

今は校内の撮影すらなかなか難しいので。

野球部の横でバトン部が練習していましたが、カメラを向けようものなら変態扱いされることは間違いありません。

当日はナイター照明を点灯させて２０時半まで練習していました。

私たちの時は最長でも１９時半だったので（完全日没）、練習量に驚きました。

で、そこからの飲み会です。

Ｓ君が仕事上の理由もあり車で来ていて、かつ、注射時のアルコール消毒でアレルギー症状が出るというお酒ＮＧなこともあって、車で行けて食事もお酒も楽しめるお店の「サイゼリヤ」に入りました。

日頃、「サイゼリヤ」は子ども達とちゃちゃっと大量に食べるときくらいしか入らず、「サイゼリヤ飲み」はしたことがないのですが、これが実に楽しい。

とにかく「良いワイン」が安い。

そして、ワインに合う食事が満載。
※イタリアンレストランなので当然ですが。

原田さんとワインを２本あけて、たらふく食べて、感覚的には「通常の１／３くらい」のお支払額でした。

まわりは外国人と若者という感じですが、若者がやかましいのを気にしなければ、結構楽しめます。

先輩後輩３人での話も楽しかったですね。

が、「昔話」にはなりません。

特に原田さんは昔のことをまったく覚えていないので。

これは意味あって「そういう自分にした」といわれていましがた、いずれにせよ、覚えていないので昔の話はできません。

私はというと結構覚えています。

が、これが毎度のことながら「自分の関心があること」しか覚えていません。

今回の訪問の打ち合わせをするとき、Ｓ君から「（お世話になった）〇〇先生が〇〇高校に転勤になりました」と聞いていたようなのですが、当日、「〇〇先生は転勤になったんだ」などと発言し、呆れられる始末。

その一方で「細かな試合展開」は覚えています。

私は捕手だったこともあってか、「あの場面はツーアウト二塁で、打者が誰で、３球目のカーブを打たれたのだが、最初のサインはストレートだった」なんてなことを覚えています。

将棋の棋士が対極後に指し手を振り返っていますが、あれと似ている気がします。

とはいえ、「過去の話」に意味はないですね。

「過去」を懐かしんだり、喜んだり、悔やんだりしても、何も起きませんので。

大切なのは「今以降」だけです。

「今以降」でしか「現実」は変わっていきません。

世の中を見ていても、まわりを見ていても、変わっていかない組織や人というのは、例外なく「過去」にフォーカスして、グダグダとやっています。

当然、「今以降」というのは「過去の反省」を含みます。

「過去は変えられないんだから、前を見てやっていこうぜ！」ではありません。

「過去の反省」をきちんと行えれば、必ず「今以降」は良く変わっていくものと思います。

というか、「今以降」が良く変わったという事実のみが、「正しく過去を反省できた」という唯一の証拠だと思っています。

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