2018年 08月 10日
No.3988 8月10日(金):「0.05%」と「0.5%」 |
こんにちは。遠藤です。本日、金曜日はFBL大学のオンラインセミナーの公開日です。
第2週目は主に「ビジネス専門力」に関する講座を提供しています。
※スタートコースにより異なります。
なお、ご案内メールが届かない方はメールアドレスを変更したとか、受信拒否設定になっているなどの原因があります。当方からはどうしようもできないので、該当されている方は自主改善をお願いします。
それは「教養本」で、その中に「医学における教養」という項があり、以下の記載がありました。
「仮に病気になる確率が0.05%であって、タバコを吸うことでその確率が10倍になったとしても、数字に直せば0.5%に過ぎない。0.05%も0.5%も同じように『少ない』と定性的には感じるが、その判断をどうするかが重要なのだ」
続いて以下の記載も。
「70歳を過ぎれば人間は年間10%の確率で死ぬことがわかっている。だから、ガンに関する書籍が謳うようにひたすらガン予防をすることは、その10%のリスクに対して対策を講じていることになる。だが、そのように抵抗することにどれだけの意味があるのか。『健康第一』を掲げて、ガン検診を勧めたり、血圧を下げるメリットを喋々することは、定量的なデータから考えて有意義なことだろうか」
もちろん1つの知見に過ぎませんが、私はほぼ同じ考え方なので、大きく頷きながら読んでいました。
特に「10倍」については、本当にそう思います。
「多い」とか「少ない」とか、「良い」とか「悪い」というのは議論が単純すぎます。
例えば、私の知人でも「お酒はハイボールと焼酎しか飲まない」という人がいます。
理由は想像の通りですが、「糖質が少ないから」です。
私が「赤ワイン」を勧めると「赤ワインは糖質が多いからダメだ」といいます。
もちろん、ハイボール等が好きで飲んでいるのならいいですが、「1杯あたり数グラム」の糖質を制限するために、明らかにカラダに良いポリフェノールを摂取せずにいるのならば、まさに「木を見て森を見ず」です。
各種エビデンスでも「リスクが150%増になる」的な主張があり、一見、驚きますが、たかだか「1.5倍」です。
上記のように元々が「0.05%」なら、150%といっても計算するのも面倒くさいくらいの微差です。
よく「健康リテラシー」といいます。
それは「知識」を与えることではありません。
それだと、私の知人のような「思い込み」を生んでしまうからです。
そうではなく、最終的には上記のような「冷静な判断力」を育成することが重要です。
それが「教養」であり、各自の人生を豊かに導くものだと思います。
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▼私の初の出版本である「自分自身を取り戻せ!」のお申込みは上記ホームページから、下部の「書籍の販売」をクリックしてください。
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第2週目は主に「ビジネス専門力」に関する講座を提供しています。
※スタートコースにより異なります。
なお、ご案内メールが届かない方はメールアドレスを変更したとか、受信拒否設定になっているなどの原因があります。当方からはどうしようもできないので、該当されている方は自主改善をお願いします。
また、「迷惑メール」へ振り分けられていないかもチェックをお願いします。
なお、以下の講座(「個の起業に必要な能力・考え方①」)は超重要なので、来週(3週目)に第1期の方に公開する予定です。
さて、少し前の話ですが、月曜のメルマガで紹介した「おすすめ本」より。
それは「教養本」で、その中に「医学における教養」という項があり、以下の記載がありました。
「仮に病気になる確率が0.05%であって、タバコを吸うことでその確率が10倍になったとしても、数字に直せば0.5%に過ぎない。0.05%も0.5%も同じように『少ない』と定性的には感じるが、その判断をどうするかが重要なのだ」
続いて以下の記載も。
「70歳を過ぎれば人間は年間10%の確率で死ぬことがわかっている。だから、ガンに関する書籍が謳うようにひたすらガン予防をすることは、その10%のリスクに対して対策を講じていることになる。だが、そのように抵抗することにどれだけの意味があるのか。『健康第一』を掲げて、ガン検診を勧めたり、血圧を下げるメリットを喋々することは、定量的なデータから考えて有意義なことだろうか」
もちろん1つの知見に過ぎませんが、私はほぼ同じ考え方なので、大きく頷きながら読んでいました。
特に「10倍」については、本当にそう思います。
「多い」とか「少ない」とか、「良い」とか「悪い」というのは議論が単純すぎます。
例えば、私の知人でも「お酒はハイボールと焼酎しか飲まない」という人がいます。
理由は想像の通りですが、「糖質が少ないから」です。
私が「赤ワイン」を勧めると「赤ワインは糖質が多いからダメだ」といいます。
赤ワインに糖質が多いわけがないのですが、これなども「本当は少ない」のに、ハイボール等と比較すると「多い」となってしまうわけです。
※当然、砂糖の塊のような粗悪品は別。
もちろん、ハイボール等が好きで飲んでいるのならいいですが、「1杯あたり数グラム」の糖質を制限するために、明らかにカラダに良いポリフェノールを摂取せずにいるのならば、まさに「木を見て森を見ず」です。
各種エビデンスでも「リスクが150%増になる」的な主張があり、一見、驚きますが、たかだか「1.5倍」です。
上記のように元々が「0.05%」なら、150%といっても計算するのも面倒くさいくらいの微差です。
よく「健康リテラシー」といいます。
それは「知識」を与えることではありません。
それだと、私の知人のような「思い込み」を生んでしまうからです。
そうではなく、最終的には上記のような「冷静な判断力」を育成することが重要です。
それが「教養」であり、各自の人生を豊かに導くものだと思います。
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by fitnessbiz-01
| 2018-08-10 17:05